仁川学院中学・
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2023.12.12 東北・北海道研修旅行
【高校】高2 東北・北海道研修旅行(前団)3日目

東北・北海道研修旅行(前団)3日目です。朝起きると、ホテルの周辺は一面雪景色になっていました。普段味わえない北国の変化に、ただただ驚くばかりです。

前団130名、体調不良者もおらず、朝食後、一同はニセコ町へと向かいました。

 

3時間ほどバスに揺られ、ニセコ町に到着しました。

昼食後、①スキー講習、②アドベンチャーパーク、③スノーシュー、④ガラスリッツェンの4つのグループに分かれ、アクティビティー開始です。

①スキー講習

レベルに合わせてグループ分けされており、初心者はスキー板を履くところから、経験者はすぐに滑走に移るなど、各々無理なく練習を進めていました。

②アドベンチャーパーク

高さ5〜13mの樹上で様々な難易度の障害物をクリアしながら、木から木へと移動していく遊びです。高さに加えて、雪模様の中を進むこの遊びは、スリル満点ドキドキのアスレチックでした。

③スノーシュー

蝦夷富士と呼ばれる標高1898mの羊蹄山の麓をスノーシューを履いて、半月湖と呼ばれる湖まで歩きました。半月湖畔に到着すると、インストラクターの方から温かい紅茶とお菓子をいただきました。山登りは大変でしたが、壮大な雪山の景色を眺めながらのティータイムは、疲れが一気に吹き飛ぶものでした。途中で雪遊びをしながら、約2時間弱の雪山ハイキングを満喫することができました。

④ガラスリッツェン

キャンドルとグラスを製作しました。キャンドルはカラフルな砂や貝殻などを使って、個性あふれるカラフルな作品ができていました。グラスは下書きの線を機械で削って柄を付けていました。北海道の地図やゆるキャラを描いている人もいて、良い思い出作りになっていたと思います。

それぞれの活動で疲れもあったかもしれませんが、元気な様子で夕食をいただく姿が印象的でした。

 

明日もニセコで、スキー講習、小樽観光に分かれての活動になります。研修旅行もあと2日、無事に良い思い出が残せますように。

2023.12.11 東北・北海道研修旅行
【高校】高2 東北・北海道研修旅行(前団)2日目

東北・北海道研修旅行(前団)2日目です。今朝の南三陸は、昨日同様天候が良く、海面も朝日が反射しキラキラ輝いていました。

朝食をしっかり摂り、まずは岩手県 平泉「中尊寺」へと向かいます。

 

中尊寺は天台宗の東北大本山で、2011年に世界文化遺産に登録されています。中でも黄金に輝く豪華絢爛な金色堂が有名で、煌びやかな姿と共に平安時代から残る荘厳な雰囲気に自然と惹き込まれました。

 

 

平泉を後にし、盛岡駅から新幹線に乗り、北の大地 北海道へ。これまでの疲れも見せず、車内では明るい笑顔が飛び交っていました。

函館北斗駅を降りると現地の気温は0.3℃。一気に体が縮こまるような寒さです。

函館のメインの目的地は、カトリック元町教会です。この教会は幾度もの焼失を乗り越えて、1923年に再建された日本最古の教会の一つで、高い天井とアーチによって作られている大聖堂の美しい空間は目を見張るものがありました。みことばの祭儀では、祐川神父様が、「赤鼻のトナカイ」の歌詞を紹介され、「弱く見える部分が、実は必要なもの(誰かの役に立つもの)となる。だからあなた自身が気にしているようなことも大事なものとなる。一人ひとり神様から与えられたtalentを持っているのです」というお話をしてくださいました。このお話に励まされた生徒も多かったように思います。

本日最後のプログラムとして、神戸、長崎と並んで「日本三大夜景」の一つに数えられる函館山の夜景を見に行きました。澄んだ空気の中、山頂から見る景色は、どんな宝石にも勝るとも劣らないものでした。

 

明日は、函館からニセコに移動し、スキーなど、様々なアクティビティーを楽しむ予定です。どんな白銀の世界が待っているのか、今から待ち遠しいです。

2023.12.10 東北・北海道研修旅行
【高校】高2 東北・北海道研修旅行(前団)1日目

高校2年生にとって待望の研修旅行が、東北・北海道方面(前団)を皮切りにスタートしました。

伊丹空港での出発式を終え、まずは仙台空港へ向けて出発です。

 

仙台空港に到着後、まずは日本三景の一つ松島へ。現地の天候は13℃ほどと想像以上に暖かく、上着も必要ないぐらいでした。クラス写真の表情も幾分穏やかな気がします。

 

 

昼食は洗心庵さんで御膳を美味しくいただきました。

  

昼食後、東日本大震災で最も被害が大きかったといわれる石巻へ移動。

語り部の方の説明を受けながら、震災遺構「門脇小学校」等の見学を通して、震災当時の状況について実際に目で見て学ぶことができました。

 

「家とは安心のできる場所。それが突然奪われるのが震災」、「明日が来るのは奇跡。今をしっかり共にに生きていこう」といった語り部の方のメッセージは、何気なく日々を過ごしがちな私たちにとって、深く胸に刻まれるものでした。

ホテル到着後、今日の震災学習のまとめとして、振り返りをしました。今日学んだことをしっかり自分の中に吸収し、これからの生き方に繋げて欲しいと思います。

夕食をいただき、入浴で本日は終了です。大きく体調を崩す生徒もおらず、元気に過ごしています。明日は平泉を訪問後、北海道 函館へと向かいます。長旅となりますので、今日はしっかり休み、明日も全員元気に、そして学びの多い一日となりますように。

2023.11.27 学校行事
2年Cαコース 高大連携 模擬講義(神戸女学院大学)4日目

11月17日(金)高校2年生Cαコースは、神戸女学院大学・文学部の山崎 幸治先生にお越しいただき、今年度4回目の模擬講義を受講しました。

前半はスリランカ国内における内戦の背景について教えていただきました。以前ニュースで聞いたことがある言葉がたくさん出てきましたが、ニュースで流れなくなると人の関心は薄まっていきます。それでも問題が解決したわけではなく、続いているということを再確認することができました。今では、以前ほどウクライナのニュースを見ることは少なくなり、イスラエルのニュースをよく目にするようになっています。ニュースとしては放送されていなくても、今も危機的な状況の中で生活を送っている人は沢山います。流される情報を受け取るだけではなく、自ら関心を持ち、調べることがやはり大事だと感じました。

内戦が終わったといっても、それは和解ということではなく、どちらかが屈したから終わっているということも知りました。さらにその対立は、民族間の違い、つまりは宗教の違いから生まれていることも多く、宗教の意義とは何なのかということをカトリックの学校で学ぶ者として考えるきっかけをいただきました。

後半は、より自分事として捉えやすいようにSDGsに関連したお話をしていただきました。SDGsという言葉だけが先行し、知らずに取り組んでいることも実は多く、やはり問題に取り組むためには様々な背景を知ることが大切であると感じました。

最後に山崎先生は、大学で学ぶ学問は答えがない、だからこそ、自分の答えを導くために必要な、考える力を身につけてほしいとおっしゃいました。高校では大学受験に向けて正解のある問題に取り組んでいますが、皆さんが大学で充実した学びを得るために、高校時代に考える力を養っていきたいと強く思いました。

全4回の授業を通して、大学で学ぶということはこういうことなのだということを教えていただいたように思います。受講した生徒の皆さんには、身を乗り出して大学の授業に参加できる学生になってほしいと心から思っています。神戸女学院大学の皆さま、さまざまな側面から私たちを鍛えていただき、ありがとうございました。

                    終了後も質問に答えていただきました。

2023.11.23 中学入試情報
【中学】中学入試プレテスト・第3回入試説明会を実施しました

11月23日(木祝)、令和6年度中学入試プレテストと第3回入試説明会を実施しました。

プレテストには、中学入試まで約2か月に迫った多くの6年生が本校に集まり、実際に行う入試の流れで本番と同じレベルの問題を受験しました。

コルベ講堂前で受付を済ませた後、試験会場である中学校舎へ移動しました。

 

教室前での待機時間から、引き締まった空気が漂っていました。入室後も注意事項を真剣な表情で聴き、試験に備えていました。

そして午前8時半から国語、算数、選択教科(理科・総合)の3教科のテストを実施し、受験生達は一生懸命問題に取り組んでいました。

 

また、プレテストの試験時間中には保護者の方を対象に、コルベ講堂で入試説明会を実施しました。今回、プレテストを受験している6年生の保護者の方だけでなく、4年生、5年生の保護者の方も来られるなど、多くの方に出席して頂きました。

試験が終わり、受験生が保護者の方が待っているコルベ講堂に戻る頃には、緊張から解放され安堵の表情が見受けられました。

 

答案、試験結果等は、11月27日(月)に発送予定です。

 

また、12月9日(土)9:00より、学校見学会およびプレテスト受験者対象の入試直前相談会も実施いたします。

その際、プレテストの結果をお持ちいただいて教科ごとの質問、ご相談もさせていただきます。奮ってご参加ください。

改めまして、本日お越しになられた児童、保護者の皆様、ありがとうございました。

※入試個別相談会には、プレテストを受験されなかった方もご参加いただけます。どうぞお気兼ねなくご来校ください。