仁川学院中学・
高等学校

2020 年 7月 記事一覧

2020.07.11 中学入試情報
【中学】第1回入試説明会を実施しました。

7月11日(土)、第1回目となる令和3年度の入試説明会を実施しました。

 

新型コロナウィルスの脅威に加え、連日の大雨により、直前まで開催が危ぶまれていました。残念ながら、当日の7時20分頃に西宮市に警報が発表されたため、アカデミアコースの授業は急きょ中止となり、生徒の様子をご覧いただくことはできませんでしたが、悪天候の中でも多くの方々が来校してくださり、無事に説明会を開催することができました。

説明会は3部構成で、第1部で概要説明、第2部で授業・校内見学、第3部で入試概要説明を行いました。

児童の皆さんはAとBの二つのグループに分かれて、それぞれiPadを使った「数学」の体験授業を受けていただきました。

体験授業の中では2~3人の班をつくって自己紹介をし、協力して問題を解き、授業が終わるころには仲良さそうに話す姿も見受けられました。実際の中学校での授業の雰囲気を感じていただけたと思います。

最後に、副校長の本田から「本校の生徒は、得意・不得意はありながらも、懸命に努力し、その個性をしっかりと伸ばしています。そんな生徒の姿を、本日の説明会では見ていただくことができませんでしたが、8月29日(土)のオープンスクールは、本校生徒が主体となって動く行事ですので、みなさまふるってご参加ください」と挨拶をいたしました。

最後になりましたが、本日お越しいただいた皆様、誠にありがとうございました。

2020.07.09 ニュース
【中学】雨ニモマケズ 仁川の森で野菜の収穫

7月2日、中学1年生が一足先に仁川の森で野菜を収穫しました(→仁川の森 収穫初体験!)。

それから1週間経った畑では、新たに食べ頃を迎えたたくさんの実が、中学2年生と3年生を待ち受けていました。

警報で休校になるような悪天候が続き、この日も朝から雨。しかし、収穫の時間帯だけ不思議と雨がやみ、収穫体験ができました。

「1年生と一緒にやりたかったなぁ……」

先輩たちから心のつぶやきが思わず漏れてきます。

本来ならば3学年混合で活動するのが、園芸プロジェクト「仁川の森」の醍醐味。ですが、コロナ禍で密を避けるために、畑に入る人数を減らさざるを得ません。そのため、学年ごとでの収穫となりました。

さすが経験者。ハサミの入れ方が様になっています。収穫物の大きさ比べという、仁川の森の見慣れた光景が戻ってきました。

トマト・ナス・パプリカの3種類を、それぞれ決められた担当者が収穫。お互いに収穫した野菜を交換することで、どの野菜も持ち帰れます。獲れたてのトマトを食べる3年生の姿も。完熟のもぎたてトマトに「甘い!!」という歓声と笑顔が。

1学期のテーマは、「夏野菜を育てる。食べる。旬を感じる。」

巷には、1年中同じ野菜が並び「季節感」をほとんど感じない現代人の生活。しかし、野菜には、本来「旬」があります。夏野菜を食べることで季節を感じられたのではないでしょうか。

2020.07.03 ニュース
【中学】仁川の森 収穫初体験!

学校が再開したら、園芸プロジェクト「仁川の森」を生徒に体験してほしい……。そう願いながら、休校期間中に教員が野菜の苗を植えました。

人間を惑わせた新型コロナウイルスといえど、自然の世界にはまったく影響しません。順調に育った野菜が収穫期を迎えています。

学校再開後も、全学年で同じ時間帯に活動する「仁川の森」は、三密が避けられず、実施を見送っています。

今回は、少人数のグループに分割して、収穫体験だけでもしようと企画しました。

まずは、1年生から。……ですが、そもそも「仁川の森」がどんな活動なのかすら知らない1年生たち。

そこで、国語科「コミュニケーション学」の授業の一環として、アカデミアコースの3年生がプロモーションビデオを作成しました。

これまでの苦労、収穫の喜び、仁川の森の活動で学べること。制作したビデオを、昼食時に1年生の教室で上映しました。

収穫体験の畑では、ビデオに登場した3年生が、1年生をお出迎え。

 

1年生はようやくクラブの本入部が始まったところなので、先輩と交流するのはほぼ初体験に等しい状態です。3年生にとっても、野外活動やダンスフェスティバルなど、学年混合班で活動する行事が相次いで中止になったため、リーダーシップを発揮する機会がなかなかありませんでした。

どのサイズの野菜が収穫に適しているのか。ハサミの使い方も含めて、先輩として、経験に基づいてアドバイスします。3年生も1年生も、満足感あふれる笑顔と声。

教室に戻った1年生は、タブレットに今日の振り返りを記録。「仁川の森」の意義、収穫の喜び、先輩との関わり方など、短時間ながら多くのことを学んだようです。

できることから少しずつ。来週は、2年生・3年生の収穫体験を予定しています。