仁川学院中学・
高等学校

東北・北海道研修旅行 記事一覧

2023.12.16 東北・北海道研修旅行
【高校】高2東北・北海道研修旅行(後団)5日目

東北・北海道研修旅行(後団)最終日となりました。今日はニセコから札幌に移動し、自由研修を行う日です。体調不良のため別行動となった生徒もいましたが、大きな事故もなく、全員で最終日を迎えることができました。

朝食後、5日間サポートしてくださった添乗員さんや看護師さんに生徒の代表者からお礼の言葉を伝え、最終日の行程に進みました。

 

札幌では札幌タワーの前で集合写真を撮り、その後は班に分かれての自由研修をしました。3時間程の自由研修では、北海道の海鮮やラーメンを食べに行く班、観光を中心に楽しむ班、お土産などの買い物を楽しむ班など、それぞれの目的に分かれて散策していました。自由散策後の生徒の表情は晴れ晴れとしており、最後まで北海道を満喫していたように感じられます。

  

 

札幌での行程の終盤では雪が降ってきたため、その影響もあり少しフライトは遅れましたが、全員無事に伊丹空港に帰ってきました。帰りの機内でも東北・北海道での思い出を振り返る生徒が多く、充実した研修旅行になったようです。

伊丹空港に到着後は、担任から今後の連絡をして解散しました。

研修旅行中は注意されることもありましたが、注意された生徒が翌日には困っているクラスメイトを率先して助けるという場面もあり、生徒一人ひとりが今回の研修旅行で様々な面で成長したように感じられます。

この学年は、中学時代からコロナウイルスの影響で行事の中止や規模の縮小に遭い、大人数での宿泊行事をなかなか体験できずに来ました。今回の研修旅行が仁川学院での高校生活のいい思い出となり、またたくさんの学びがあるものになれば幸いです。

帰宅後は、まずはこの研修旅行の疲れを癒し、イタリア組と合流して元気な姿で来週集まることを楽しみにしています。

2023.12.15 東北・北海道研修旅行
【高校】高2東北・北海道研修旅行(後団)4日目

東北・北海道研修旅行(後団)4日目となりました。今日はスキーと小樽観光に分かれての活動でした。

スキーについては2日目の生徒と今日からの生徒がいましたが、午前中のレッスンが終わる頃にはみんなしっかり滑走できるようになっていました。天候も良く、昨日は見えなかった羊蹄山の頂上まで見ることができ、蝦夷富士を見ながらスキーをしました。

 

昼食時には疲れが出るかなと思いきや、「午後も楽しみ。早く滑りに行きたい。」という声がたくさん聞こえ、ニセコでのスキーに魅了されていました。閉校式の後も、時間が許す限りフリー滑走や雪合戦を楽しんでいました。

 

 

 

 

小樽観光では、班ごとに事前に計画した行程で自由散策をしました。レトロな港町の風景や海鮮、オルゴール館、スイーツなど、小樽ならではのものを堪能していました。地元の方によくしていただき、お勧めのカフェを教わる交流もありました。また、小樽の名店では大行列で、30分待って1分で食べるなどしつつも、美味しいものの感動が味わえたようです。バスに乗り込む際には大きな袋を抱えている生徒も多くいて、思い出とともにたくさんのお土産を持って帰ることになりそうです。

スキーを終えましたが怪我などの大きな事故もなく、無事に過ごせました。また、様々な場面でまわりの人を思いやる行動が見られました。この気持ちを大事にして、最終日の札幌自由研修まで有意義な時間にしてほしいと思います。

2023.12.14 東北・北海道研修旅行
【高校】高2東北・北海道研修旅行(後団)3日目

東北・北海道研修旅行(後団)3日目です。今日は午前中に3時間かけて、函館からニセコまで移動しました。パウダースノーで有名なニセコで、本日からスノーアクティビティを体験します。

ニセコの気温は-5度。函館よりもさらに気温が下がっていますが、一面の雪景色に生徒の熱量は高くなっていました。ニセコに到着したら、腹ごしらえを済ませてアクティビティの準備をします。今日はスキー、アドベンチャーパーク、スノーシュー、ガラスリッツェン・キャンドル製作に分かれて活動をしました。

 

スキーは全員集合して開校式をした後、班に分かれてレッスンを開始しました。入念に準備体操をしてから経験に応じたレッスンを受けました。初めての生徒もたくさんいましたが、2時間のレッスンで斜面をしっかり滑り降りることができるようになっていました。

 

 

 

アドベンチャーパークでは、木の上に作られたアスレチックをインストラクターの方と一緒に進んで行きました。雪景色の中でのアスレチックは想像よりもハードみたいでしたが、コースをクリアした達成感は素晴らしいものでした。

 

スノーシューは、蝦夷富士とも呼ばれる羊蹄山の麓から、雪道を2時間程度歩いて、様々な絶景を堪能しました。半月湖畔では温かい紅茶とお菓子をいただき、疲れた体を癒して帰ってきました。雪国ならではの遊びを満喫し、楽しいハイキングとなりました。

 

 

ガラスリッツェン・キャンドル制作では、3時間かけて2つの作品を作りました。最初は、色砂をガラス瓶に入れ、貝殻やビー玉などを入れたところに蝋を流し入れ、好きなキャンドルを作りました。色砂を混ぜたり、地層のようにグラデーションをつけたりと、小さなグラスの中に、それぞれの小宇宙が出現しました。

次に、ガラスリッツェンです。下絵をもとにガラスの表面を機械で削って作るものでした。皆、お気に入りのアニメや、オリジナルキャラクターを嬉々として描き、慣れないツールに苦心しながらも、なかなか素敵なグラスが仕上がりました。

下絵の段階では和気あいあいとおしゃべりしながらだったのが、本気で作品に向き合い始めると、誰も一言も口にせず、ただただ丁寧に取り組む姿が印象的でした。研修旅行での特別な手作りの思い出として、ぜひ大切にしてほしいです。

 

 

明日はスキー2日目と小樽観光に分かれての活動になります。予想以上に今日は疲れたと思いますので、しっかり体を休めて、明日もケガのないように活動してほしいと思います。

2023.12.14 東北・北海道研修旅行
【高校】高2 東北・北海道研修旅行(前団)5日目

東北・北海道研修旅行(前団)も早いもので最終日となりました。今朝のニセコは吹雪くこともなく、静寂な雪の世界が目の前に綺麗に広がっていました。

前団では、これまで数名の怪我はありましたが、離団する人や大きな体調不良者もなく、順調に行程を進めています。

朝食後、これまでサポートをしてくださっていた添乗員・看護師の方々から温かいお言葉をいただき、代表者がこれまでの感謝を込めてお礼を伝えました。

 

アクティビティーを中心に過ごしたニセコ町を後にし、一同は札幌へと向かいました。

札幌到着後、各班に分かれて自由散策をしました。約3時間の散策でしたが、食に走る班、お土産に走る班、観光に走る班など、それぞれの楽しみ方で道都 札幌の街歩きを満喫していました。

   

散策後は、新千歳空港へ移動し、伊丹空港へと向かいました。楽しい旅行も終盤に差しかかり、一抹の寂しさを覚える人も見受けられました。

伊丹空港に到着後、各クラスごとに来週の予定を確認し、解散をしました。

研修旅行中、集合時間や部屋での過ごし方のことで、注意されることもありましたが、随所で成長を感じる場面もありました。

ある生徒は2日目の朝に遅刻し、注意を受けましたが、その後の集合は一番に来るなど、失敗を素直に受け止め、行動を改善する姿が見られました。

また、旅行中怪我をした生徒や体調不良の生徒を気遣うクラスメイトの姿を見ると、これまで同じクラスで過ごす中で時間をかけて築いてきた連帯意識を感じました。

研修旅行後は、イタリア組と合流しますが、お互いの学んだことをぜひ共有してほしいと思います。

この研修旅行が、数年後高校生活を振り返った時に、思い出して笑顔になるようなものとなっていることを祈っています。

2023.12.13 東北・北海道研修旅行
【高校】高2 東北・北海道研修旅行(前団)4日目

東北・北海道研修旅行(前団)4日目です。今日は一日ニセコで活動をしました。例年この頃のニセコは50〜100cmの積雪があるそうですが、現在は10cmほどしかありません。その影響か運休しているリフトもあり、滑走コースも制限されていましたが、どの班も楽しそうに滑っていました。

 

昨日初めてスキーをしたという人も、2回目になるとかなり上達し、転ばずに丁寧に滑ることができていました。

午後の講習後、閉講式があり、まだ続けてスキーをしたい人は、各々時間ギリギリまで自由滑走を楽しんでいました。それ以外の人は、ホテル前で雪だるまを作ったり、雪合戦をしたり、雪国ならではの遊びに興じていました。

 

「小樽観光」組は、現地到着後、事前に計画していた行程に合わせて自由散策をしました。小樽は、かつての港湾都市の面影をもつレトロな雰囲気を基調とし、海鮮、オルゴール、ガラス細工などで有名な街です。異国情緒あふれる小樽で、目だけではなく、耳や舌など五感をフルに使って存分に満喫することができました。

  

今日は午前午後と1日スキー講習をしていたため、疲れもかなりあるかと思います。明日は札幌自由散策もありますので、最終日に向けて、しっかり休息をとってもらいたいと思います。

2023.12.13 東北・北海道研修旅行
【高校】高2東北・北海道研修旅行(後団)2日目

東北・北海道研修旅行(後団)2日目です。昨日は夜にホテルに到着したため外の景色は見えませんでしたが、日の出とともにキラキラと輝く海が見え、朝から感動の声がたくさん上がりました。

 

朝食を摂って準備をしたら、世界遺産の平泉中尊寺に向かいます。

平泉ではガイドの方の解説を聞きながら、清衡公や松尾芭蕉の軌跡を辿りました。句を読もうと頑張っている生徒もおり、実りのある文学散歩となりました。

 

 

 

その後、盛岡まで移動して、東北新幹線はやぶさで函館に向かいました。北海道に到着すると、東北とは打って変わって一面雪景色となっていました。

 

函館に到着後、カトリック元町教会で研修旅行の目的のひとつである、みことばの祭儀を行いました。

みことばの祭儀の中で、祐川神父様から、「今回の研修旅行でみんなと過ごす中で、今まで知らなかった自分の欠点に気付き、またそれが他の誰かの役に立つと感じられるセンスを身につけてほしいです。」というお話をしていただきました。自分の弱いと思う部分も誰かのためになることを信じて、今後の生活を過ごしてほしいです。

 

その後、本日最後の行程である、函館の夜景見学に行きました。世界三大夜景とも言われる函館の夜景は写真以上の輝きがあり、生徒達の感動する様子がたくさん見られました。

 

今日は移動の多い1日でしたが、全員元気に1日過ごしてくれました。明日からはニセコでのアクティビティです。しっかり体を休めて明日も元気に活動しましょう。

 

2023.12.12 東北・北海道研修旅行
【高校】高2東北・北海道研修旅行(後団)1日目

本日から、東北・北海道方面の後団の研修旅行が始まりました。

伊丹空港で全員集合して、2便に分かれて仙台空港に向かいました。飛行機から富士山を見ることができ、仙台では直前まで降っていた雨がぴたりと止み、幸先のいい旅の始まりとなりました。

 

仙台に到着後は、日本三景のひとつである松島に向かいました。五大堂の前でクラス写真を撮り、昼食をとりました。

 

 

 

昼食は松島の瑞巌寺のすぐ横にある洗心庵でいただきました。城の形をしたお重で出てきて、見た目も味も大満足でした。

 

昼食後は、石巻南浜津波復興祈念公園で震災学習をしました。事前学習でも東日本大震災について調べていましたが、実際に現地で見て、被災した人からの話を聞くと、調べただけでは感じられないものがありました。防災・減災のために今から何をすべきか、生徒一人ひとりが真剣に考える様子が伺えました。

 

 

その後、南三陸ホテル観洋に移動しました。ホテルに到着後は、石巻で学んだことの振り返りをしました。今回被災地に訪れて学んだことを今後に活かせるように、みんな真剣に取り組んでいました。

 

その後、夕食をとり、入浴して今日の行程は終了です。

 

体調を崩すこともなく、全員元気に1日目を終えることができました。明日は岩手県の平泉、北海道の函館と長旅になります。旅の疲れが出ないように、しっかり休んで明日に備えます。

明日も楽しく元気に、そして新しい学びがあることを期待しています。

2023.12.12 東北・北海道研修旅行
【高校】高2 東北・北海道研修旅行(前団)3日目

東北・北海道研修旅行(前団)3日目です。朝起きると、ホテルの周辺は一面雪景色になっていました。普段味わえない北国の変化に、ただただ驚くばかりです。

前団130名、体調不良者もおらず、朝食後、一同はニセコ町へと向かいました。

 

3時間ほどバスに揺られ、ニセコ町に到着しました。

昼食後、①スキー講習、②アドベンチャーパーク、③スノーシュー、④ガラスリッツェンの4つのグループに分かれ、アクティビティー開始です。

①スキー講習

レベルに合わせてグループ分けされており、初心者はスキー板を履くところから、経験者はすぐに滑走に移るなど、各々無理なく練習を進めていました。

②アドベンチャーパーク

高さ5〜13mの樹上で様々な難易度の障害物をクリアしながら、木から木へと移動していく遊びです。高さに加えて、雪模様の中を進むこの遊びは、スリル満点ドキドキのアスレチックでした。

③スノーシュー

蝦夷富士と呼ばれる標高1898mの羊蹄山の麓をスノーシューを履いて、半月湖と呼ばれる湖まで歩きました。半月湖畔に到着すると、インストラクターの方から温かい紅茶とお菓子をいただきました。山登りは大変でしたが、壮大な雪山の景色を眺めながらのティータイムは、疲れが一気に吹き飛ぶものでした。途中で雪遊びをしながら、約2時間弱の雪山ハイキングを満喫することができました。

④ガラスリッツェン

キャンドルとグラスを製作しました。キャンドルはカラフルな砂や貝殻などを使って、個性あふれるカラフルな作品ができていました。グラスは下書きの線を機械で削って柄を付けていました。北海道の地図やゆるキャラを描いている人もいて、良い思い出作りになっていたと思います。

それぞれの活動で疲れもあったかもしれませんが、元気な様子で夕食をいただく姿が印象的でした。

 

明日もニセコで、スキー講習、小樽観光に分かれての活動になります。研修旅行もあと2日、無事に良い思い出が残せますように。

2023.12.11 東北・北海道研修旅行
【高校】高2 東北・北海道研修旅行(前団)2日目

東北・北海道研修旅行(前団)2日目です。今朝の南三陸は、昨日同様天候が良く、海面も朝日が反射しキラキラ輝いていました。

朝食をしっかり摂り、まずは岩手県 平泉「中尊寺」へと向かいます。

 

中尊寺は天台宗の東北大本山で、2011年に世界文化遺産に登録されています。中でも黄金に輝く豪華絢爛な金色堂が有名で、煌びやかな姿と共に平安時代から残る荘厳な雰囲気に自然と惹き込まれました。

 

 

平泉を後にし、盛岡駅から新幹線に乗り、北の大地 北海道へ。これまでの疲れも見せず、車内では明るい笑顔が飛び交っていました。

函館北斗駅を降りると現地の気温は0.3℃。一気に体が縮こまるような寒さです。

函館のメインの目的地は、カトリック元町教会です。この教会は幾度もの焼失を乗り越えて、1923年に再建された日本最古の教会の一つで、高い天井とアーチによって作られている大聖堂の美しい空間は目を見張るものがありました。みことばの祭儀では、祐川神父様が、「赤鼻のトナカイ」の歌詞を紹介され、「弱く見える部分が、実は必要なもの(誰かの役に立つもの)となる。だからあなた自身が気にしているようなことも大事なものとなる。一人ひとり神様から与えられたtalentを持っているのです」というお話をしてくださいました。このお話に励まされた生徒も多かったように思います。

本日最後のプログラムとして、神戸、長崎と並んで「日本三大夜景」の一つに数えられる函館山の夜景を見に行きました。澄んだ空気の中、山頂から見る景色は、どんな宝石にも勝るとも劣らないものでした。

 

明日は、函館からニセコに移動し、スキーなど、様々なアクティビティーを楽しむ予定です。どんな白銀の世界が待っているのか、今から待ち遠しいです。

2023.12.10 東北・北海道研修旅行
【高校】高2 東北・北海道研修旅行(前団)1日目

高校2年生にとって待望の研修旅行が、東北・北海道方面(前団)を皮切りにスタートしました。

伊丹空港での出発式を終え、まずは仙台空港へ向けて出発です。

 

仙台空港に到着後、まずは日本三景の一つ松島へ。現地の天候は13℃ほどと想像以上に暖かく、上着も必要ないぐらいでした。クラス写真の表情も幾分穏やかな気がします。

 

 

昼食は洗心庵さんで御膳を美味しくいただきました。

  

昼食後、東日本大震災で最も被害が大きかったといわれる石巻へ移動。

語り部の方の説明を受けながら、震災遺構「門脇小学校」等の見学を通して、震災当時の状況について実際に目で見て学ぶことができました。

 

「家とは安心のできる場所。それが突然奪われるのが震災」、「明日が来るのは奇跡。今をしっかり共にに生きていこう」といった語り部の方のメッセージは、何気なく日々を過ごしがちな私たちにとって、深く胸に刻まれるものでした。

ホテル到着後、今日の震災学習のまとめとして、振り返りをしました。今日学んだことをしっかり自分の中に吸収し、これからの生き方に繋げて欲しいと思います。

夕食をいただき、入浴で本日は終了です。大きく体調を崩す生徒もおらず、元気に過ごしています。明日は平泉を訪問後、北海道 函館へと向かいます。長旅となりますので、今日はしっかり休み、明日も全員元気に、そして学びの多い一日となりますように。

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