仁川学院中学・
高等学校

2022 年 2月 記事一覧

2022.02.26 ニュース
【中学】アカデミアコース 探究発表会

「探究」の授業は高校の教育課程に入っていますが、仁川学院のアカデミアコースでは中学校でも探究の授業を導入しています。

1年間を前半と後半の2回に分け、前半は「水」をテーマに武庫川で探究活動をしました。そこで、探究の基本的な知識や方法を身につけました。

後半は、自分たちの興味に基づいてテーマを決めるところから始めました。

その結果、挙がったテーマは次のとおりです。

1.環境に優しい家づくり《建築》

2.食物アレルギー《医療》

3.関西弁 SNSと対面の会話の違い《言語》

4.親友に求めるもの《心理》

5.宿題は必要?《社会》

6.音楽と心理学の関係性《音楽》

班は、1年生から3年生まで、学年を超えた混合班での活動です。上級生がリードしながらも、下級生も積極的に意見を出し合い、今日の発表を迎えました。

 

発表するだけでなく、他の班の発表を見て評価をつけます。また、発表の後は質疑応答が盛んに交わされました。他者を観ることで、自己の改善へとつながります。

探究の授業には教科書がありません。自分たちで課題を発見し、追究していく活動です。日々のいろんな教科の授業で培った知識や考え方を、フル活用して臨みます。

この1年の学びが次年度の探究へとさらに発展してつながっていくことでしょう。

2022.02.25 学校行事
【中学】3学期 仁川の森 最終回

本日の仁川の森は最終回。これまで取り組んできた「株式会社 仁川の森(仮)」の商品プレゼンテーションを行いました。まずは最終確認とリハーサル。自社製品の良さをアピールするために、各部署で何度も台本を考え直し、リハーサルを重ねていました。

  

プレゼンテーションはZoomを使って各教室に配信するリモート形式で行いました。プレゼンテーションを行ったのは社長と各部長たち。回を重ねるごとに頼もしくなった2年生社長の挨拶から始まり、それぞれの部署がアピールポイントを熱く語ってくれました。3年生の部長たちは身振り手振りに笑いも交え、魅力あるプレゼンテーションを見せてくれました。すべてのプレゼンテーションが終わってから、各自で投資したいと思った会社を決めました。全額を1社に投資するのもよし、分割して数社に投資するもよし、自分が心惹かれた会社に投資しました。結果は後日の発表となります。もうしばらくお待ちください。

すべてが終わってからそれぞれの教室に戻り、社長からの挨拶で締めくくりました。2年生は3年生のフォローのある中で班を引っ張る役目をさせてもらい、様々なことを学べたと思います。3年生が最後に伝えてくれたことを次年度へつなげていってもらいたいと思います。そしてまたそれを次の学年に伝えていってもらいたいです。これが縦割り行事の魅力だと思います。また4月から始まる仁川の森を楽しみしていてください。

       

  

2022.02.18 学校行事
【中学】3学期 仁川の森 第4回

本日の仁川の森は、前回に引き続き「株式会社 仁川の森(仮)」と令和3年度最後の畑作業としてスティックセニョールの収穫第2弾と撤去、そして「寒起こし」を行いました。

スティックセニョールは収穫し、最後は根から抜き取って仁川の森自家製たい肥BOXへ。最後まで無駄にせず、ごみを出さない取り組みです。

「寒起こし」とは農閑期の冬場に畑の土に有機物をたっぷり入れ粗く耕し、寒風にさらすことです。病原菌や害虫を死滅させる効果や土の団粒化がすすみ、通気性のよい土になっていくそうです。

「野菜作りの極意は土づくりにあり。」ということで、今年の収穫への感謝と3年生たちは来年度の後輩たちのために、心を込めて土づくりに励んでくれました。

 

「株式会社 仁川の森(仮)」では、来週のプレゼンテーションに向けた最終準備に入りました。その中でもプレゼンテーションに大きな影響をあたえる社名決めを行いました。これまでに決めたコンセプトやキャッチコピーなどをふまえたうえで、印象に残りやすく、だれからも親しまれる社名を考えました。各部署から意見を集めた会社や、社長自らが考えた会社など、どれも愛情たっぷりの社名に決まりました。

さあいよいよ来週は各会社のプレゼンテーションです。どこの会社も頭を悩まし、大切に育ててきた商品企画です。あとは自社商品の良さをどれだけアピールできるか、楽しみにしたいと思います。

2022.02.03 学校行事
高2探究授業「TWICE PLAN(地元企業インターンワーク)校内発表会」を行いました

 昨日2/3(木)5~7時間目に高校2年生カルティベーションβ・αコースの生徒たちによる探究授業の発表会が行われました。このTWICE PLAN(地元企業インターンワーク)は「探究活動」の時間を用いて、4つの企業にご協力いただき、各企業から与えられた課題を1年間かけて解決するというものです。昨日はその集大成として、企業の方の前で自分たちの意見やアイデアを発表しました。

 生徒たちはiPadなどを使いながら、プレゼンテーションや企画書を作成し、協力しながら一つの発表を作りあげることで、ICTを活用しながら協働する大切さを学んでいたようです。発表会では企業の方から意見もいただき、貴重な機会となりました。

『近畿日本ツーリスト関西』のミッションに取り組んだ生徒のコメント

「時間はかかりましたが、高校生でコルベ講堂の広いところで1番人数の多い近畿日本ツーリストのグループとして話せたことはいい経験になりました。緊張もしましたが、伝えたい!という気持ちで言えば抑揚もついて話していて気持ちよかったと感じました。訴えかけるように伝えることが大切と教えていただき、グループのプレゼンを聞いて、マイナーな所や、SDGsと絡めた旅行で楽しむだけでなく、自発的に「持続可能な社会」へ協力できるのがよかったし、学べました。」

『コープこうべ』のミッションに取り組んだ生徒のコメント

「Twice Planを通して学んだことは他者の意見をきくことです。作っている側からすると完璧に仕上がっていても他者から見るとまだまだ改善すべき点があることがわかりました。実際に当日は緊張というより楽しみが勝ちました。約1年間一緒に作り上げた企画を約5分という短い時間で発表するとあっという間だったなと感じました。プレゼン中は企業の方も他のグループのみんなも楽しく私たちのプレゼンを見てくれる姿を見てこの1年間頑張って良かったです。本当に楽しかった時間でした。」

『ホンダカーズ兵庫』のミッションに取り組んだ生徒のコメント

「達成感がすごい。本気でやるのはしんどいし面倒くさいこともあるけど、本気でやらないとこの充実感・達成感はないので何事も本気でやりたい。緊張したけど、やっててよかった。」

『チクマ』のミッションに取り組んだ生徒のコメント

「普段生活していたら気に留めないような問題を課題として出していただいたことで、自分の周りだけでなく社会や地球全体のことを考えるきっかけになったように思います。また、自分で調べるだけとは違って、期限があり結論を出し、そしてそれを相手に伝わるように伝えないといけない。それがすごく難しいことだと実感しました。友達や先生以外の評価や反応をいただけることが滅多にないのでやりがいをより感じました。」