仁川学院中学・
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2023.10.20 ニュース
2年Cαコース 高大連携 模擬講義(神戸女学院大学)3日目

10月6日(金)高校2年生Cαコースは、神戸女学院大学を訪問し、今年度3回目の模擬講義を受講しました。

前回は、モーリシャスのタンカー事故について、理系的側面からの講義を受けました。そして今回は、文学部総合文化学科の北川将之先生による、国際関係の視点からの講義を受講しました。

クレオール、グローバルサウス、文化的分業…高校生にとって馴染みのない言葉が出てきます。一つの物事について考えるときには、それに関連する背景的知識が大事で、やはりさまざまなことを「知る」ことが大切だということを感じることができたのではないかと思います。

「インド系・アフリカ系・ヨーロッパ系・華僑と、様々な文化的背景を持った人々が暮らすモーリシャスで、重油流出事故の時には普段あまり交わることのない人々が協力してボランティア活

動を行った。これはなぜか」という質問について考えました。さまざまな意見が出ましたが、最後に北川先生が、「それぞれの立場によって思惑は違うが、利害関係が一致したときに協力関係

が成立する。これが国際関係です」とおっしゃいました。このとき初めて、国際関係について学ぶ「入り口」に迎え入れられたような感覚になりました。大学に行くと、さらにその先の詳しい

ことを学ぶことになります。そんな学問への憧れを一人でも多くの人に持ってもらえたらと思っています。

 

 

2023.10.20 ニュース
2年Cαコース 高大連携 模擬講義(神戸女学院大学)2日目

9月27日(金)高校2年生Cαコースは、合計4回行われる神戸女学院大学・高大連携模擬講義の2回目を、本校で実施しました。

今回は、人間科学部、環境・バイオサイエンス学科の張野宏也先生にお越しいただき、2020年に起きた、モーリシャスでのタンカー事故による汚染について詳しく教えていただきました。

人道支援という観点ではなく、その事故が与える環境への影響について、より専門的な視点でお話しいただきました。

ニュースで流れた時には心配になり、その後の状況を気にしていても、直接自分たちの生活に関係がないものは、その後3年経つと、ほとんどの人は忘れているものです。しかしながら、重油

流出による環境への影響はそうはいきません。今後何十年と調査が必要だそうです。

もっと詳しく知りたいと思い、休み時間には張野先生のところに直接質問に行く生徒もいました。生徒の「学ぶ姿」を見ることができ、嬉しく思いました。

今回は、環境について、理系的側面からの学習となりました。そして3回目は、同じモーリシャスのタンカー事故について、国際関係という視点で講義をしていただきます。

同じ事柄でも見方は視点が変われば全く違った講義になるということを生徒も感じて、幅広い視点で物事を見る目を養ってもらいたいと思っています。

3回目の講義も楽しみにしています。ありがとうございました。

2023.10.14 中学入試情報
【中学】第2回入試説明会・授業体験会を実施しました

10月14日(土)、令和6年度 第2回入学試験説明会・授業体験会を実施しました。

開始直前から雨が降り出しましたが、たくさんの児童、保護者の方にご参加いただきました。

 

今回の説明会は、2部に分けて実施しました。

第1部ではコース制や次年度の入試についての説明のあと、「教員と生徒のクロストーク」と題して、生徒会の生徒が学校生活やクラブ活動について説明しました。

第2部では校内見学と授業体験会。体験授業では、生徒会の生徒も体験授業の補助スタッフとして参加し、和やかな雰囲気で授業が展開されました。   

 

 

その他の場面でも、本校の生徒スタッフが不慣れながらも一生懸命に、誘導や説明をしました。楽しんで、そして責任感を持って活動する生徒の姿を実際に見ていただくことができたかと思います。

 

本日はお足元の悪い中ご参加くださり、ありがとうございました。下記の日程で、説明会・行事を行う予定にしております。

またのご来校を心よりお待ちしております。

 

☆ 今後の説明会・行事のご案内

運動会           10月21日(土)  9:00~13:30頃

プレテスト(要予約)    11月23日(祝)  8:00~12:00

第3回入試説明会(要予約) 11月23日(祝)  9:00~11:00

入試直前相談会(要予約)  12月 9日(土)  9:00~12:00

 

 

2023.10.07 中学入試情報
【中学】国語リスニングの授業(入試説明会・授業体験会のお誘い)

 これはある日の国語の授業風景です。あれ? 教卓の上にはスピーカーがありますが……。

 実はこれ、リスニングの授業をしているところです。リスニングと言われるとすぐに英語と結びつきますが、国語にも「読む」「書く」以外に「話す」「聞く」の分野があります。スピーカーから流れる言葉を全部書き写すことは不可能です。要点をしぼってメモを取る、その練習が大切です。日常生活の「あるあるシーン」を聞き取りますので、メモが取れていれば問いに答えるのは難しくありません。

 次の中学入試から、仁川学院中学校の国語の入試問題で、従来の100字作文にかえてリスニングを出題します。10月14日(土)午後に行われる入試説明会・授業体験会で、小学校6年生対象に国語のリスニングの授業を行います。日ごろからリスニング問題に慣れている中学生も10名程度参加し、6年生の皆さんにアドバイスしますので、ぜひご参加ください(参加申込は、一番下のリンクからどうぞ)。

 授業体験会は国語だけでなく、算数の入試問題を解く授業も行われます。

 

 こちらも教員とともに中学生もサポーターとして授業に加わります。

 授業体験会ではありませんが、中学校舎4階のラウンジにはこんなものが展示されています。

 家庭科の授業で作成した「刺しゅうクロック」です。時計の基盤に、生徒が創意工夫し刺しゅうでアレンジしたものです。限られた時間の中で、丁寧なオリジナル時計が完成しました。入試教科以外でも、仁川学院中学生は力を注いでいます。

【10月14日(土)中学入試説明会・授業体験会についてはこちらをクリック!】

2023.10.03 高校入試情報
【高校入試】入試説明会について

【高校入試説明会の予約について】

申し込みは『仁川学院高校イベント予約専用ページ』から行ってください(この記事の下段にあります)。

 

今年度も以下の日程で、高校入試説明会を実施します。

≪高校入試説明会日程≫

第1回:10月21日(土)10時~12時

第2回:11月 4日(土)10時~12時

第3回:11月11日(土)10時~12時

第4回:12月 2日(土)10時~12時

第5回:12月 9日(土)10時~12時

第6回:12月 9日(土)14時~16時

第7回:12月16日(土)10時~12時

(内容は各回同じです)

【主な内容】

1.歓迎演奏
2.学校長挨拶
3.学校紹介・入試説明
4.校内見学・入試個別相談など
【1~3で約90分、4は希望者対象で約30分を予定】

 

予約なしでの当日参加はできません。必ず下記の手順に従って申し込みを完了してください。

入試説明会は1家族につき2名以内の参加とさせていただきます。
兄弟で複数名申し込まれる場合は、お手数ですが1名ずつお申し込みください。

 

予約開始日:10月3日(火)12時

 

すべて事前申込制となっております。また、すべての回の予約を10月3日(火)12時より受け付けます。

 

予約開始日までに、以下の流れに従って準備しておいてください≫

①『仁川学院高校イベント予約専用ページ』にアクセスして、ユーザーID登録を完了してください。

②申し込みが開始されましたら、登録されたメールアドレスに送信されたメール『本登録完了のお知らせ』から『イベント申込サイト』をクリックし、申し込みを行ってください。

※ スマートフォンやタブレット端末でもご利用いただけます。

 

仁川学院高校イベント予約専用ページへ

(↑をクリックしてください)

 

毎年申し込み開始時間に、本校のホームページにアクセスが集中して繋がりにくくなります。

ユーザーID登録時に送信された『イベント申込サイト』をクリックするか、事前にブックマーク等で保存し、直接イベント予約専用ページにアクセスするようにしてください。

ユーザーID登録は申し込み開始後でも可能ですが、前もって登録を完了しておくと、申し込みをスムーズに行うことができます。

登録されたメールアドレスおよびパスワードは、必ずメモをとって保管しておいてください。

一度登録されましたら、本校受験の際の出願まで、そのIDを使用することができます。

 

皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。

2023.09.16 ニュース
【中学】9月半ばの授業風景

 8月25日から始まった2学期は、3週間が過ぎました。何気ない日々の授業風景をご覧ください。

 まずはカルティベーションコースの国語。ふたり1組で何をしているかというと……。

 他己紹介です。相手に質問して、その人の特徴や性質がよくわかる情報をメモします。質問された人は、自分に関する情報をわかりやすく伝えます。国語の「聞く・話す」の領域です。

 メモした情報を元に、相手のことをみんなに紹介できるよう、スピーチ原稿を作成しました。

 

 こちらは、アカデミアコース日本語の授業。最近、自治体が地元を舞台にしたロールプレイングゲームをリリースし、ゲームを通して町の魅力を知ってもらい地域活性化につながっているという新聞記事を読解。その後、自分の住む地域を舞台にゲームを作ったらどんなストーリーになるかを考え、発表しました。

 自分の住んでいる地域をアピールするために、あの手この手でゲームのストーリーを考えていました。斬新なアイデアが続出し、聞き手の生徒たちも楽しんでいました。

 

    そして、美術。1年生の2学期は、木彫のハンガー制作です。電動のこぎりに歯をつけて、十分注意しながら木材を切ります。

 木材を切るだけでは完成しません。ヤスリで削って丸みをつけます。こうしてハンガーの大枠は完成。

 来週からは彫刻刀でハンガーにデザインをしていきます。

 

 最後は、家庭科の調理実習の風景です。エプロンと三角巾を身につけ、作業前には必ず手洗いをして清潔に保ちながら進めます。

 キュウリの輪切りが1分間で何枚できるか実技テスト。切ったキュウリにツナとコーンとを加えて混ぜます。途中、味見をしてマヨネーズの味付け具合を確認。家から持ってきたお弁当と一緒に食べました。

 もちろん、作って食べたら終わり、ではありません。使った調理器具をきれいに洗うことも大切な実習。洗い残しがないかをチェックし、最後はしっかりと拭き取りました。

 講義や問題演習だけでなく、コミュニケーションや体験を通して学びを深めています。

 来週は、授業と同時進行で、9月23日(土)の学院祭にむけて、準備を進めます。

 

【学院祭 9月23日(土)、中学入試説明会・授業体験会 10月4日(土)《ここをクリック》】

 

 

★★★サンテレビで紹介された仁川学院中学校の様子はYouTubeでご覧ください★★★

有名私立中学受験ナビ 仁川学院《ここをクリック》】

【サンテレビニュース わずか1軒の生産農家 「大市茄子」を中学生が未来へとつなぐ《ここをクリック》】

 

 

 

 

 

 

2023.09.12 学校行事
2年Cαコース 高大連携 模擬講義(神戸女学院大学)1日目

9月8日(金)高校2年生Cαコースは、神戸女学院大学を訪れ、模擬講義を受講しました。このプログラムは今年で2回目です。

高校の授業とは一味違った大学の講義を体験し、大学への憧れを強くしてほしいという思いから、このプログラムを始めました。

昨年も非常に大きな学びを得たこのプログラム、今年はどんな学びがあるのか、楽しみにしながらの訪問となりました。

神戸女学院に到着すると早速大学のお弁当をいただきました。ちょっとしたことですが、大学生活を感じる貴重な時間です。

 

 

昼食後、いよいよ模擬講義スタートです。

昨年に引き続き、神戸女学院大学文学部、英文学科、奥村キャサリン先生の講義を受講しました。

「異文化理解とは 文化的アイデンティティを考える」というタイトルの講義で、先生の母国オーストラリアのお話から、日本に住んでみて気づいた日本社会についてのお話、外国人労働者の抱える問題など、私たちの知らないことをたくさん教えていただきました。

さらに、自分のアイデンティティについて考えるワークもあり、自分自身のことを書きだしましたがなかなか出てきません。自分自身のことをいかに分かっていないかということにも驚きました。他者を理解するために、やはりまず自分自身を知ることが大切です。

少子高齢化、グローバル化が進む日本ではますます国際理解が求められます。そして相手を理解するには、まずは自分自身、そして相手の表面的な部分だけではなく、文化的背景を理解することが大切であると改めて感じることができました。

次回は9月29日(金)人間科学部、環境・バイオサイエンス学科の張野宏也先生にお越しいただき、講義をしていただきます。次回はどんな新たな発見があるのか、今から楽しみです。

2023.09.09 ニュース
【中学】学院祭準備と仁川の森の収穫

 9月23日(土祝)の学院祭に向けて、準備が始まりました。中学校では、1~3年生までの学年・クラス混合班で学院祭を準備します。

 装飾について、生徒会役員がスライドを使いながら説明。

 装飾の製作開始! やり方がわからない後輩には、先輩が丁寧に教えてくれます。

 そのあとは、仁川の森(園芸)の畑で収穫。夏休みの間もしっかりと花を咲かせて実をつけた野菜たち。

 このナスのカードは……? 実は、中学生は学院祭で仁川の森の展示と野菜販売を行います。学院祭まであと2週間。販売用の実を残しておくため、カードのイラストよりも大きな野菜だけを取るように気をつけました。

 収穫だけでなく、タブレットで観察記録を残します。この記録が学院祭の展示の材料となります。

 こちらはゴーヤのトンネル。中から外から、じっくり観察をしながら収穫しました。一般的な千両二号ナス、伝統野菜の大市ナス、ゴーヤ、ピーマンとたくさん採れました。

 持ち帰る収穫物をみんなでわけました。

 9月23日(土)の学院祭は、仁川の森の展示と野菜販売を行います。本校の受験を考えて学校見学される小中学生と保護者の皆様もご入場いただけますので、中学生の学びの成果を目と舌で味わってください。

 

★★★サンテレビで紹介された仁川学院中学校の様子はYouTubeでご覧ください★★★

有名私立中学受験ナビ 仁川学院(ここをクリック)】

【サンテレビニュース わずか1軒の生産農家 「大市茄子」を中学生が未来へとつなぐ】