仁川学院中学・
高等学校

2023 年 1月 記事一覧

2023.01.21 ニュース
【中学】模試と英検 学習の成果を!

【模試】

 仁川学院中学校では、ベネッセの学力推移調査という模試を受験しています。

 

 中1入学後からどのように学力が伸びていくのか、定点観測するためです。4月、9月、2月の年3回、受験します。

 

 冬休みの宿題は、模試対策を兼ねています。試験開始前の自習に宿題を持ってきている生徒が多数いました。

 試験中は問題冊子と答案用紙に集中。頭をフル回転させています。

 模試の試験時間は45分で指定されていますが、仁川学院の授業時間は55分。残った10分は次の教科の自習です。

 タブレットを活用して自習する生徒が多いのですが、中には紙と鉛筆にこだわって学習する生徒、紙とタブレットそれぞれの長所を生かし併用する生徒もいます。自分に合った学習スタイルが身についています。

 

【英語検定】

 普段の土曜日は、アカデミアコースのみ授業を行っていますが、この日は英検受験のため、ほとんどの中学生が登校しました。

 検定開始ギリギリまで最後の確認を……。一人で集中する生徒、仲間と確認し合う生徒、方法はさまざまです。

 冬休みの宿題で、英検対策の問題集が配られていました。それ以外にも自分で教材を購入して学習した生徒もいます。

 仁川学院中学校では、英検の目標級を決めています(1年生が5級、2年生が4級、3年生が3級)。もちろん、目標よりも上位の級を受ける生徒もたくさんいます。

 模試も英検も、日ごろの学習の成果を発揮する機会です。好結果が出ることを期待しています。

2023.01.20 学校行事
【中学】講演会 阪神淡路大震災 語り続け、備える

 仁川学院中学校は、人権学習の一環として、毎年1月17日の前後に、H.R.で震災について考えを深める取り組みをしています。

 今年度は、読売テレビのアナウンサーとして阪神淡路大震災の現場で報道に携わった、三浦隆志さんをお招きしました。

 阪神淡路大震災の地震の揺れは15秒。そのわずかな時間が6000人以上の命を奪いました。

 携帯電話を10人に1人しか持っていなかった時代。停電していたこともあり、正確な情報がなかなか入ってきませんでした。アナウンサーとしてリポートのため神戸に到着した三浦さんは、想像を遙かに超えたあまりの惨状に思わず「もう、これは神戸ではありません」ともらしました。

 災害報道の役割は、現場の状況を正確に伝えることで的確な支援活動へとつなげること、この災害の原因を知ることにより次へ備えること、記録を後世に残すこと、復旧や復興に向けたプロセスの監視役、そして、テレビや配信を観ていただく方への安心と勇気を与えることだ、と話されました。

 また、災害報道で忘れてはいけないこととして、「壊れた家は決してがれきではありません。住んでいた人にとっては大切な宝物です」「自分の家族だったら……」と何度も繰り返されました。

 

 今日の講演で三浦さんは全校生に思いを伝えました。その思いをバトンのように次代へとつないでいってほしいというのが三浦さんの願いです。

 来週と再来週の2回のホームルームで、災害に関する学習を行います。三浦さんの願いをしっかり心に留めて取り組んでほしいと思います。

 最後に、講演後に書いた生徒の感想を紹介します。

「この地震は今私たちが暮らしている近くで起こったと聞いて驚きました。地震の跡がないので、こんなにも近くの出来事とは思いませんでした。私はまだ大きな地震を経験していないのでわからないことがいっぱいあります。けれど、今日で少しは地震について学べました。もしかしたらもっと大きな地震がくるかもと考えると、すごく怖いです。そのときに備えてハザードマップを見たり非常食を用意したりすると、少しでも役に立つのかなと思いました。三浦アナウンサーが言ったように、地震について知らない人に少しでも伝えて、わかってもらうことは大事です」

2023.01.19 学校行事
【高1】進路ガイダンスを行いました

本日高校1年生を対象に進路ガイダンスを行いました。1年生は2学期に文理選択や2年生での希望コースの選択を行い、3学期からは本格的に希望進路実現のために動き出します。そのため、今回は株式会社リクルートの沖元さんにご来校いただき、進路決定の方法や進路に対する考え方などを講演していただきました。

 

講演の中で、「大学進学が目標ではなく、その先の学びや職業まで見据えて進路決定ができるようになってほしい」という話があり、目の前のことだけでなく、その先のことまで知ることの大切さに気付いたように感じられました。

また、「1つのことについて自分からの視点だけでなく他者の視点から考えられるようになると、自分の興味関心から何を学びたいのか具体的にわかってくる」という話から、自分自身についてしっかり考えることの重要性を学びました。

沖元さんの講演の後、学年主任の竹田先生から「2023年は高校生活の核を作る年にしてほしい」という話があり、生徒たちも気が引き締まったように感じました。今回の講演をしっかり自分に落とし込んで考え、今後の進路選択や希望進路実現に向けて確実に前に進められるように導いていきたいと思います。

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