仁川学院中学・
高等学校

沖縄研修旅行 記事一覧

2019.12.13 沖縄研修旅行
【高校2年】沖縄研修旅行 最終日

6時15分に起床。お土産でかなり増えた荷物を整理して朝食へ。
思えばこの研修旅行中、珍しくて美味しいものばかりを食べさせて頂きました。でも少し、家庭の味が恋しくなってきましたね。今日は最終日。たくさん食べて元気よく一日を楽しみましょう。

お世話になったザ・ビーチタワー沖縄の方々に感謝とお別れを告げ、いよいよお待ちかねの班別タクシー研修に出発です。
4人に1台のタクシーが用意されるという贅沢な企画。タクシーの運転手さんが観光案内をして下さいます。「国際通り」「沖縄ワールド」「残波岬」「波上宮」などなど、それぞれの班がそれぞれの場所へ出発します。「お昼ご飯をどこで食べようか」、「お土産は何にしようかな」、「何を観ようかな」「どんな体験をしようかな」。あらかじめ計画を立てていましたが、期待は膨らむばかりです。これが、この沖縄研修旅行の最後の大きなプログラムです。最後の思い出作りに行ってきます!
  
約5時間のタクシー研修を終えて、全員が那覇空港に集合しました。かなりのお土産を買い込んだようで、鞄は一杯です。思い出も一杯です!
少し早いような気もしますが、那覇空港で解団式をしました。 研修旅行副委員長の善塔さん(3組)の挨拶、そして、5日間お世話になった添乗員さんのご挨拶、最後に団長の若松先生の挨拶がありました。5日間を過ごした沖縄の地に別れを告げて、飛行機は、懐かしい関西へ向けて出発しました。

これから予定通り、大阪伊丹空港に出発します。
沖縄に比べてかなり寒くなっています。風邪をひかないように気をつけて帰りましょう。
今回の沖縄研修旅行のテーマは「碧き海に永遠の平和を祈りつつ」でした。
真っ赤な太陽の下、やっぱり沖縄の海は碧く美しかったです。美味しいものも一杯食べました。感動の連続。めくるめく楽しい時間と空間で、私たちは沖縄の魅力に惹きつけられました。
しかし、その反面、この美しい島で起こった悲しく辛い過去の事実をしっかりと目に焼き付け、私たちは、失われた多くの命に哀悼の意を表し、世界平和を固く誓い合いました。
物事には必ず「光と影」があります。私たちはともすれば「光」の方だけを見がちですが、「影」の部分も見て、はじめて物事の「本質」が見えるような気がします。
「沖縄の光と影」。これからの人生の大きな糧の一つとになってくれることでしょう。

2019.12.12 沖縄研修旅行
【高校2年】沖縄研修旅行 4日目

今回の研修旅行のメインテーマとも言うべき「平和学習」。今日はまさに「祈り」の1日。昨日とは少し違う気持ちで6時に起床し、朝食を食べました。
始めに、浦添城址公園でのフィールドワークです。沖縄で起きた地上戦の歴史を学びます。
公園からは、普天間基地が見えました。大きさと、住宅街との距離に驚きました。


次は、JICA 沖縄国際センターに移動し、沖縄の高校生、大学生、国際協力経験者をナビゲーターとして、平和について話し合います。この日のために、事前学習を重ねてきました。私たちの旅の山場の一つです。
各班に一人ナビゲータをお迎えします。まずは、自己紹介です。


お互いの緊張がほぐれたところで、いよいよグループワークです。生徒は各班をまわって、米軍基地に関する意見を聞いていきます。様々な年齢、立場の方の考えを聞き質問をします。時間が足りなく感じるほど、充実した時間を過ごしました。


ナビゲーターの皆さんとの別れを惜しみながら、次の行程へ。
次は「ガマ」へ行きました。ここは多くの一般の人々が戦火を避けて避難をした自然の洞窟です。ガマによっては数千人の人々が身を寄せたと言われています。
全員、軍手、帽子、レインコートを着用しました。
懐中電灯を手に、ガイドさんの案内に従って進んでいきます。ガマの奥へ行くにつれて、外の光が届かなくなっていきます。滑りやすくなっている足下に注意しながらさらに奧へと進みました。中に到着してから、全員で懐中電灯を消しました。そこには真の闇がありました。こんな闇は、私たちの日常では経験できません。この闇の中で多くの人々が、飢えに苦しみ、恐怖におののきながら数週間も過ごしていたのです。ガイドさんの話によれば、特に小さい子どもは、不幸な最後を迎えたそうです……。

傷ついた人々のうめき声、兵隊たちの怒鳴り声、お腹を空かせた子どもたちの泣き声、そして、子どもを失った親たちのすすり泣きの声……。このガマの闇は、いまでもそれらを肌で感じさせ、戦争の究極の悲劇を語ってくれる無言の証人のなのです。

平和祈念資料館に到着しました。ここでは沢山の資料から、戦争の不条理さ、残酷さを学びました。

 

夜には、戦争を体験された照屋盛行さんに講演をしてただきました。

「悲惨な話だけをするのではなく、これからのことを一緒に考えよう」というお言葉から講演が始まりました。歴史や基地問題について、時には沖縄と兵庫県を比較しながら解説をしていただきました。これまで戦争に関する知識を積み重ねてきましたが、どこか遠い話のままでした。しかし、今日の講演を聞いて、この知識が自分のこれからの未来に繋がっているのだと感じられました。「ぬちどぅたから(命こそ宝)」という照屋さんのお言葉をそれぞれが胸に刻んだ講演でした。
今日は1日よく学びました。こうして毎日美味しく食事が食べられることを幸せに感じます。

明日は、最終日。よく寝て、班別タクシー研修に備えます。

2019.12.11 沖縄研修旅行
【高校2年】沖縄研修旅行 3日目

今日は、沖縄本島に移動しました。

2日間お世話になった ANA インターコンチネンタル石垣リゾートを後にし、石垣空港へ。
石垣空港から那覇空港まで約1時間。意外と離れていることに驚きました。この距離は石垣島から台湾に行くより遠いようです。
「みーふぁいゆー(八重山方言で、ありがとう)」石垣島。

那覇空港に到着。正面には大きく「めんそーれ沖縄」という文字が。「めんそーれ」とは那覇の方言で「いらっしゃい」という意味だそうです。どこか優しくて温かい響きがありますね。いくつかの方言を覚えて帰りたいものです。

まず、おきなわフルーツランドで昼食をとります。「鶏飯(ケーファン)」という、鶏のひつまぶしをいただきました。鶏肉と金糸卵、シマナー(高菜)などを盛り付け、お出汁をかけていただきます。

おなかがいっぱいになったところで、いよいよ美ら海水族館へ。
まずは大きなジンベエザメのモニュメントの前で記念撮影をします。

みんないい笑顔です!
さあ館内へ。こちらの水族館では、沖縄の浅瀬から深海までの様々な生きものたちを見ることができます。最初の水槽では、ナマコやヒトデなどの浅瀬の生き物たちに触れることができます。ナマコの柔らかさに驚きました。

メインの、「黒潮の海」の水槽です。その大きさに圧倒されます。専用シートに座って、マンタやジンベエザメを下から眺めることができ
ます。

希望者は、通常の観覧エリアとは別にバックヤードを見学することができました。普段では見ることができない、水槽の裏側を見ることができました。
今日はザ・ビーチタワー沖縄に宿泊です。目の前にはビーチが広がっています。本日も美味しい夕食を頂きました。デザートは「ブルーシールアイス」です。

沖縄の美しい景色を見られるのもあと二日。ホテルに向かうバスの車窓からは、美しい海や町並み、そして大きな米軍基地が見えました。石垣島ではなかった、英語の看板を掲げたお店もありました。西宮とは違った「日常」が、沖縄にはあります。今こうして楽しく旅行できることを感謝しつつ、明日の平和討論会に備えます。

2019.12.10 沖縄研修旅行
【高校2年】沖縄研修旅行 2日目

石垣島の夜明けは本州より遅いです。起床は6時。外はまだ真っ暗です……。眠い目をこすりながら朝食をとりました。

朝食後はそれぞれの班にわかれて離島研修です。

●離島研修A 西表島カヌー・トレッキング
西表島で1日を過ごしました。カヌーはあまりにも楽しくて、予定より時間を延長していただき、海の近くまで行きました。熱心に漕いだので、終わる頃には後ろ向きに進めるくらい上達していました。カヌーの後にはトレッキングを楽しみました。山頂のあとは、サンガラの滝の裏側から滝壺に飛び込みました。全員ずぶ濡れになりましたが、とても充実した時間を過ごしました。

●離島研修B 西表クルーズ・由布島・竹富島サイクリング
穏やかな「ベタ凪」の海に恵まれ、石垣港から西表島に向かいました。仲間川では、干潮時と重なったおかげで、タコ足の様なマングローブの膝根を背景に正に「ジャングルクルーズ」となりました。その後、水牛車がコトコトゆっくりと私たちを由布島へと運んでくれました。

●離島研修C 竹富島サイクリング・マングローブカヌー
午前中は竹富島でサイクリングをしました。星の砂が有名なカイジ浜や猫がたくさんいるコンボイビーチなどを観光しました。南の島の風がとても心地良かったです。午後は石垣島に戻り宮良川でカヌーを体験しました。最初はうまく乗りこなせず生徒たちは苦戦していましたが、しばらくするとバックやターンなど自在にカヌーを漕いで楽しんでいました。マングローブ林や鍾乳洞など自然の雄大さも感じることができました。

●離島体験D 浜島シュノーケル・竹富島サイクリング
澄んだ海に一同感激!水の冷たさも忘れて夢中で泳ぎました。シュノーケリングが初めての人も多くいましたが、フィンを使って上手に遊泳しました。その後は潮の満ち引きによって姿を変える浜島へ。「幻の島」と呼ばれているそうですよ。この瞬間しか見られない景色を堪能しました。今日のお土産に、綺麗な白い珊瑚を拾いました。

八重山の天気予報は的中率100%だそうです。本日も予報どおり、「晴れ時々曇り、一時雨」の予報でした。どのコースも、ころころ変わる空模様に悩まされながら、目一杯楽しみました。明日は石垣島を離れ、沖縄本島へ向けて出発です。石垣島最後の夜がふけていきます。

2019.12.09 沖縄研修旅行
【高校2年】沖縄研修旅行 1日目

12月9日(月)いよいよ今日から研修旅行が始まります。まだ真っ暗なうちから家を出て、7時15分、関西国際空港に集合。団長の若松先生と研修旅行委員長、竹内くん(9組)からそれぞれ挨拶がありました。その後、近畿日本ツーリストの添乗員さんから説明があり、搭乗券を受け取りました。見送りに来て下さったご家族とはしばらくのお別れ。これから始まる楽しく思い出深い研修旅行。期待に胸を膨らませながら、彼らの乗った飛行機は、一路、沖縄の石垣空港へ向けて飛び立ちました。
 
石垣空港に到着。「何かが違う」と思いました。そう、気候が違います。関西では木枯らしが吹いていますが、こちらはそれほど寒くありません。バスに乗って、そのまま「やいま村」へ。ここは沖縄の伝統的な古民家を移築して作られたテーマパークのような場所です。まずここでお楽しみの昼食です。
 沖縄での初めての食事。みんなドキドキ、わくわく。メニューは、「八重山そば」、「もずく」、「ジューシー」。そして、なんと豚の耳「ミミガー」!初めて食べる人が多く、びっくりしましたが、コリコリとしてなかなか美味しかったです。このように、食文化の違いを味わえるのも旅の醍醐味ですね。夕食も楽しみです。
   

続いては、川平湾でグラスボートに乗りました。舟の底がガラス張りになっていて、海の底がよく見えます。色々な見たこともない魚が泳ぎ、サンゴがとても綺麗でした。こ
このサンゴは紅色ではなく青色。まさに「青い珊瑚礁」!
  
川平湾からはバンナ展望台に移動。ここからは石垣島の絶景が一望できます。私たちが今日から2泊する「ANA インターコンチネンタル石垣リゾート」が見えました!

ANA インターコンチネンタル石垣リゾートに到着しました。すばらしく綺麗で立派なホテルです。お庭の向こうには美しい海が見えました。こんなホテルで宿泊出来るなんて本当に幸せです。夕食は「ビュッフェスタイル」。好きなものを好きなだけ食べることができます。沖縄ならではのゴーヤサラダやパイナップルは最高でした。あまりにも美味しすぎて、ついつい食べ過ぎてしまいました。
 
明日は「離島研修」。「トレッキング」、「クルージング・水牛」、「カヌー」、「シュノーケル」それぞれに別れて、また、先生方とも別れて班ごとで行動します。「トレッキング」は特に体力を使いそうです。今日のようなお天気に恵まれますようにと祈りながら、眠りに就いたことでしょうね。

2017.12.02 沖縄研修旅行
【高校2年】沖縄研修旅行 後団 最終日

沖縄研修旅行もあっという間に最終日となりました。ホテルでの朝食を終え、雨の中でしたが「平和学習」としてKOZAの町に出発しました。

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昼食に美味しいステーキをいただいた後からは、奇跡的に雨も上がり、午後の研修も順調に進みました。

6組 下青木夏海

KOZAの町は日本でありながら、カリフォルニア州に属するフェンスで囲まれた基地と72年間、関わってきた独特の町で、様々な話や歴史を聴くことができました。みんなで平和を祈念した教会研修や、世界遺産「首里城」の鮮やかな朱色の世界など、最後まで沖縄独特の充実した体験ができました。

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3組 木坊子葵

4日間の沖縄研修旅行は本当に貴重な体験ができた4日間でした。特に最終日の、米軍基地の町KOZAで考えさせられた戦争や平和、首里教会での神父様の「平和とは、まずは一人一人が周りの人を思いやることから始まる。」という言葉は印象深いものとなりました。教会研修の最後に全員で声を出して共同祈願をすることができて良かったです。今回の研修旅行で学んだこと、感じたことを今後の学校生活にも活かしていきたいです。また機会があれば是非、沖縄に行きたいです。

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来週からまた学校生活に戻りますが、仁川学院生全員で助け合える生活を過ごしていければ良いですね。

たいみそーちー(お疲れ様)。にふぇーでーびる(ありがとう)!

うちなー(沖縄)!!

2017.12.01 沖縄研修旅行
【高校2年】沖縄研修旅行 後団 3日目

石垣島は、昨夜からあいにくの雨風の天候でした。朝食後ホテルを出発して石垣空港へ。気流の影響で揺れる飛行機で那覇空港に到着。小雨の中、班別のタクシー研修がスタートし、生徒たちは自分たちで作成した計画に沿って行動しました。

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5組 飯尾昂汰

沖縄本島でのタクシー研修は、石垣島を出発した時よりも小雨の中で、計画を立てた場所を回ることができました。石垣島とは全く雰囲気の違う街中でお土産を買ったり観光したりするなど、とても楽しい時間を過ごすことができました。

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1組 竹ひかり

今日のタクシー研修は、自然体験を中心としたこれまでの2日間とは違う体験を満喫できました。そんな楽しい時間の中で特に印象深かったことは、私たちの班を担当してくださったタクシー運転手さんが、移動中に戦争の話をいろいろしてくれたことです。現地の方の〈生の声〉を聴く機会は、いつか失ってしまうかもしれません…。最終日となる明日は、『平和』を中心とした研修になります。改めて唯一の地上戦が行われた地に来ているという自覚を持って、私たちも『平和』について、自分なりの言葉で語ることができるようになりたいです。

2017.11.30 沖縄研修旅行
【高校2年】沖縄研修旅行 後団 2日目

本日は生徒たちの最大の楽しみの一つである離島体験が、5つのコースに分かれて行われました。天候が少し心配されましたが、生徒たちの思いが神様に通じたのか、予報に反する好天候の下、それぞれに貴重な体験をしました。

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3組 小谷野理子

今日の離島体験は、西表島でのジャングルクルーズ、由布島の水牛車、竹富島のサイクリングを体験しました。手つかずのマングローブ林や水牛車で聴く三線の音色は日常生活とは違う時の流れを感じ、とても心地よかったです。竹富島では、自由に自分たちの目的地を巡ることができ、言葉にはできない達成感と充実感を味わいました。

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6組 末岡絢菜

今日はバナナボートやシュノーケリングなど、沖縄ならではの離島体験をすることができました。特にシュノーケリングでは、いろいろな珊瑚や熱帯魚を間近で見ることができ、日本とは思えない夢のような世界に身を置くことができました。遠い石垣島まで来たことで、日本にもこんなに素晴らしい自然があることを心から実感しました。明日はいよいよ沖縄本島に移動します。この二日間とは違う異文化に触れることを楽しみにしています。

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