仁川学院中学・
高等学校

学校行事 記事一覧

2022.12.16 学校行事
【中学】クリスマスウィークを実施しました

12月15日(木)より、クリスマスウィークが始まりました。

クリスマスとは神の御子イエス・キリストの降誕を記念する日で、神が人間に示された愛を皆で喜び、そして分かち合うときです。

本年度のクリスマスウィークのテーマは「クリスマスの祈り~いのちは人間を照らす光であった~」です。

2022年はロシアのウクライナへの侵攻が起こり、現在も続いています。母国を離れ、家族とも離れて生活する人が100万人以上いると言われています。このように自分のことばかりでなく、周りや他者に目を向け、共に喜ぶために積極的に自分のできることを実行していくことを目指しました。

 

初日には、オープニングセレモニー、ロザリオ制作、クリーン大作戦、街頭募金を行いました。

オープニングは各教室をzoomでつなぎ、このクリスマスウィークの意義を説明しました。他者への思いやりの気持ちを持って取り組むことの大切さを理解しました。

オープニング後は、学年ごとに分かれての活動です。

中1の最初の活動は、ロザリオ作成です。ロザリオとはカトリック教会において祈りの際に用いる数珠状の祈りの用具です。グループで教え合い、楽しみながら作成しました。

続いてクリーン大作戦です。いつも使わせていただいている校舎や通学路に、感謝の気持ちを込めて清掃を行いました。それぞれができる小さなことの積み重ねが、大きなことに繋がると体感することができました。

中2・3の街頭募金は、ウクライナで避難している子どもたちの支援のために、西宮北口駅や宝塚駅などで募金を呼びかけました。多くの方の温かい気持ちを受け取ることで、募金を呼び掛けた生徒たちの心も温まりました。

 

2日目には、1年間の振り返り、まごころカード作成、クリスマスミサ、祝会と続きました。

1年間を振り返って、自分は家族や友人、先生など様々な人に支えられていることを思い返し、自分を支えてくれている大切な人へ感謝の気持ちを言葉で表しました。その後、ポップアップカードと呼ばれる、2つ折りになったカードを開くと絵が飛び出すように見えるカードを作り、そこにメッセージを書き込みました。

クリスマスミサは仁川教会で行われました。ミサの厳粛な雰囲気の中、みんなでキリストの降誕をお祝いしました。ミサの中では、各クラスで集めた献金も代表者が納めていきました。

 

続いてクリスマス祝会です。ここまで、いろんな方々のことを考えながら活動してきましたが、一番身近な友達とクリスマスの喜びを分かち合いました。各学年ごとにラウンジでゲーム、ビンゴ大会をするなど、大いに盛り上がり楽しい時間を過ごしました。

 

 

クリスマスまであと1週間です。このクリスマスウィークで行ってきた、「周りの人のことを思い、行動する」の精神を学校の中だけでなく、いろんな場面で実践していって欲しいと思います。

2022.12.06 学校行事
【中学】生徒会選挙・立会演説会を行いました

次期生徒会の会長・副会長を選出する季節になりました。

11月上旬に立候補者申請があってから約1か月間の選挙運動期間を経て、本日コルベ講堂で生徒会選挙立会演説会が行われました。立候補者が少なくて信任投票になる年もありますが、今年は生徒会長候補4名、男子副会長候補2名、女子副会長候補2名の計8名という大激戦となりました。

 

各候補者はポスターを作ったりタスキをつけて、朝礼前に校舎の前で挨拶運動をおこなったりと、真剣そのもの。今日の演説も推薦者、候補者とも学校の将来を見据えて自分の意見をしっかりと述べ、とても充実した演説が続きました。

立会演説会の後は投票です。コルベ講堂の後方に設置した記入ブースで記名して、投票箱に投票を行いました。

これからの仁川を担う代表を決める選挙ですので、一人ひとりが真剣に考えて名前を記入していました。

 

放課後に3年生から選ばれた選挙管理委員が、開票作業を行いました。

 

投票の結果は、明日発表予定です。選ばれた候補者達は今月末に行われる任命式で任命されます。また、1月には他の役員も決定して、新旧役員交代式を経て新生徒会執行部として活動を開始します。生徒会が中心となって全校生徒が協力しながら、これからの仁川学院をより良くしていってほしいと思います。

 

2022.11.12 学校行事
【中学】アドバンスト探究 発表会

 仁川学院中学校のアカデミアコースには「探究」の授業があります。昨年までは3学年合同で実施していましたが、今年度は1・2年生を「探究基礎」、3年生を「アドバンスト探究」と位置づけました。

 これまで培った手法を生かし、自分の興味・関心に関連する書籍を読み、探究する課題を見つけ、仮説を立て、アンケートをとり、様々な観点から分析して探究を進めています。

 今日はその中間発表会です。しかも、高校2年生の探究発表会と合同で開催しました。

 本番直前の最終リハーサル。このときにはまだ聴衆はいません。

 発表時間が近づくと、中学生や高校生、さらには保護者の皆さんも集まってきました。一気に緊張感が高まります。

 アンケートは結論に近づけるための大切なデータです。わかりやすくするためにグラフや表にまとめ、分析しました。

 台本をただ読むだけでなく、身振り手振りのジェスチャーを加えたり、聴衆の表情を見ながら言葉を付け足したり。

 発表の後は、質疑応答の時間。その中から今後を考える貴重なお話もありました。

 今回の中間報告を踏まえて、中学3年生は、これから論文にまとめていきます。

 中学1・2年生は、中学3年生と高校2年生の発表を見て、自分たちの将来像を描けたようです。

 

2022.11.04 学校行事
【中学】校外学習を実施しました(1年)

 絶好の行楽日和に恵まれた11月4日(金)。中学1年生の校外学習を京都嵯峨野地区、嵐山周辺で行いました。新型コロナウイルス蔓延防止策としての移動規制緩和に伴い、外国人観光客や一般客。そして学校行事での学生団体も多く、賑わいを取り戻した京都の地で、秋を満喫してきました。

  

この校外学習では、古都・京都の散策を通し歴史や文化財への興味を深めるほか、事前・事後の学習を通し、班別活動で「協働」「協力」といった、将来必要なスキルを身につけるトレーニングを行います。また、次年度の研修旅行の予行演習も兼ねており、ちょうど一年 後、生徒たちは遠く離れた長崎の地で、班別自主研修に臨むこととなります。

  

 

現地集合、現地解散となる校外学習。生徒たちは各家庭からまず阪急電車桂駅を目指します。徒歩で嵐山公園中之島地区に集合すると、さっそく班に分かれ活動開始です。ここから先は、京福電鉄嵐山線、通称「嵐電(らんでん)」をつかいながら、あらかじめ計画したルートをたどっていきます。長崎市内での移動も路面電車を活用することとなりますので、まさに予行演習としてふさわしいと言えます。

 

  

さて、携帯電話・スマートフォンが当たり前の世の中となり、道案内も自分の端末で済ませられる現代ではありますが、今回は観光マップを用い、あえて不便を体感させながらの移動です。国宝「弥勒菩薩像」を安置する「広隆寺」、「石庭」で有名な「龍安寺」の2つのチェックポイント以外は、班で訪問先を決定。それらの歴史や見学のポイントなども調べ、昼食も含めて時間通りに回れるように計画を立ててきました。

      

 

慣れない場所での活動ですが、班員同士が声を掛け合ったり、気配りをしながら散策する様子が各所で見受けられました。チェックポイントの教員を見つけると、たどり着いた安心感からか思わず手を振り、笑顔を見せる子もいました。

 

 

計画通りに活動できた班だけでなく、時間が足りず訪問先を減らした班や、集合に間に合わない班もありましたが、最終的には全班無事に、出発点でもあった嵐山・中之島公園にたどり着きました。

   

散策中に各班で撮影をした画像は、「フォト&キャッチコピーコンテスト」として、事後学習での京都の魅力を伝えるプレゼンにつなげていきます。中学生目線でどのようなフォトジェニックな作品に仕上げるか、楽しみにしていたいと思います。

 

 

   

2022.11.04 学校行事
【中学】職業講演会を実施しました

11月4日(金)、中学3年生を対象に「職業講演会」を実施しました。

キャリア教育の一環としてコロナ前は「職場見学・体験会」として、ご協力いただける事業所に生徒が伺っていました。そこで直に社員の方々が働く様子を見たり、体験しながら仕事内容を教えていただくことで、より早い段階から生徒たちに将来の進路を意識させています。

しかし本年度は新型コロナの感染予防の観点から、大勢で事業所にお伺いするのを控え、事業所から講師の方にご来校いただき、実際の仕事内容や仕事をするうえで意識していることなどを、スライドや写真などを用いながらお話していただきました。

実施にあたっては、生徒たちが事前に希望書類を提出し、数週間にわたる事前学習をすすめていきました。今回は、7つの事業所にご協力いただき、生徒は7か所に分かれてそれぞれの事業所の講演を聴きました。

講演では、普段見ることのできない仕事の裏側や、苦労した経験や仕事のやりがいなどを教えていただき、働くことの厳しさや大変さを知る良い機会になったようでした。

次週のHRでは事後学習として、今回お話していただいた内容をまとめた壁新聞を作成します。できあがった壁新聞はラウンジに張り出し、講演を聴けなかった事業所についても理解を深めていけるようにします。

 

今回の講演をもとに、高校進学やその先の生き方についても考えを深めていってほしいと思います。

ご協力いただいた事業所の皆様、お忙しい中、大変貴重な時間をつくっていただきまして、誠にありがとうございました。

 

≪ご協力いただいた事業所一覧≫

☆マリアの園幼稚園

☆西宮市消防局瓦木消防署

☆トヨタカローラ神戸

☆株式会社JTB

☆ミズノ株式会社

☆社会福祉法人 晋栄福祉会 宝塚ちどり

☆鉄道事業者

2022.10.22 学校行事
【中学】運動会を実施しました

10月22日(土)運動会が実施しました。

 

コロナ禍で3度目の運動会となりました。今年の運動会も感染対策を十分に行いながら実施することとなりました。

生徒、保護者の方ともに座席の間隔をあけ、競技中以外はマスクを着用、バトンなど用具を共有する際は班の色の軍手を着用しました。また、従来は入場門で種目ごとに1度招集をして入場していましたが、生徒席から直接トラック内に集合するようにして、密になる時間を減らしました。そして残念ではありますが、準備期間のかかる本校独自の応援合戦やリズムダンスなどの種目を減らして、午前中のみの実施としました。

天候も早朝は雲がかかり少し肌寒い気温でしたが、日中は気持ちの良い快晴のなかで競技を行うことができました。

本校の運動会は、学年・クラスを越えてA~C班の3つの縦割り班を作って得点を競い合います。3年生の男女2人の班長が中心となり、班員で協力し合いながら優勝を目指しました。

開会式で校長先生からは、「運動会は最終的に順位が決まりますが、競技の勝ち負けよりも、班全体が協力する・力を合わせることを姿勢を見せて頑張ってください」という言葉とともに、令和4年度の運動会が開幕しました。

 一人ひとりが最後まで力を振り絞り、全力を尽くしている姿は凜々しく見えました。またリレーで転倒したりバトンを落としたりして大差がついても、他の班の生徒たちが応援している様子は清々しい気持ちにさせてくれました。そしてたくさんの声援や拍手のおかげで、予行演習よりも生き生きした表情で、力を発揮していました。

競技の結果、総合順位は以下のようになりました。

優勝 C班   2位 A班   3位 B班

優勝班には父母の会から賞品目録が手渡され、後日C班全員に記念品が渡されます。

例年よりも、短縮されての実施となりましたが、生徒たちの表情からは達成感が感じられました。これからも一つ一つの目標に向かって、お互いに力を合わせながら成長していってほしいと思います。