仁川学院中学・
高等学校

学校行事 記事一覧

2015.10.03 学校行事
【中高】学院祭を実施しました

10月3日(土)、学院祭を実施しました。今年は、「Parco di NIAWA」~最高のひとときを~をテーマとし、イタリアとの繫がりを意識しました。

「Parco」とは、イタリア語で”庭園”という意味があります。今回のこの庭園の意味には、多くの方々に今日まで準備してきたものを見ていただき、最高のひとときを過ごしていただきたいという想いが詰まっています。

 

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今日は、このテーマを盛り上げるかのような快晴。最高の舞台の中、生徒達は、自分たちが楽しむことはもちろん、来場してくださった方々のために、心からのおもてなしを提供しました。

 

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高校1年生も高校生になって初めての学院祭。ステージでクラス一丸となってダンスを披露したり、イタリアのローマにあるコロッセオを題材に迷路を制作しているクラス、ピタゴラスイッチでドミノに挑戦したクラスはお客様から歓声と大きな拍手をもらっていました。

高校2年生の模擬店では、行列が出来るほどの大盛況が見られ、必死で調理を担当する生徒や笑顔で接客している姿が印象的でした。

高校3年生は、イタリア研修旅行の様子をまとめた展示を行いました。多くの来場者の方々に笑顔でわかりやすく解説をし、丁寧に接客している様子はさすが高校3年生でした。

 

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中学1年生も初めての学院祭。トリックアートに挑戦し、たくさんのお客様に楽しんで展示を見ていただくことが出来ました。

中学2年生は、長崎研修旅行にちなんで、平和学習の展示と発表を行いました。事前学習として良い経験が出来たようでした。

中学3年生も模擬店にチャレンジ。各クラスが趣向を凝らした飾り付けやテーマを設け、お客様に楽しんでいただきました。特に小さなお子様に優しく教えてあげている様子は大変微笑ましく温かい気持ちにさせてくれました。

各クラブの展示にも多くの方々が足を運んでくださり、生徒達の今日までの活動の成果をじっくりと鑑賞、体験していただきました。

 

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楽しい時間はあっという間です。エンディングの生徒達の表情からは、思いっきり楽しみ、誰もが主役であった学院祭であったことが伝わってきました。

中高合同で行うからこその、一体感が感じられました。きっと生徒達の成長にとって素晴らしいものになったことでしょう。

今日得たものを、これからの学校生活に活かしていってほしいと思います。

2015.09.23 学校行事
【中学】第40回運動会を実施しました

今年は9月に入ってから天候に恵まれず、思うように運動会の練習が出来ませんでした。

しかし、生徒達の日頃の行いが良いのか、清々しい秋晴れの空の下、本日運動会を実施する事ができました。

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本校の運動会は、1学期に行われた野外活動と同様に、学年・クラスを越えてA~D班の4つの縦割り班を作って得点を競い合います。

3年生の男女2人の班長が中心となり、班員で協力し合いながら優勝を目指しました。

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最後まで目一杯力を振り絞って全力で競技する生徒たち、そしてその姿を見て大きな声で声援を送る生徒たちの姿は、見ている者に感動を与えてくれました。

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また2つの集団演技も、1学期から練習に練習を重ねて努力してきた成果を発揮し、見応えのあるものとなりました。

ダンスリーダーが選曲し振り付けを考えた女子のリズムダンス。

4段の人間円塔など力強さが伝わった男子の組体操。

昨年まではどちらも2・3年生だけでしたが、今年は1年生も演技に参加して全員で作り上げるという挑戦の年でした。ともに見事な演技を見せてくれ、保護者席からは大きな歓声と拍手が沸き起こっていました。

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合計15種目の得点競技の結果、総合順位は以下のようになりました。

 

優勝 D班   2位 B班   3位 C班   4位 A班

 

優勝はD班となりましたが、他の班の生徒も精一杯努力していました。

閉会式での講評にもあったように、一人ひとりの思い出に残る本当にいい運動会になったのではないかと思います。

そしてこの運動会での団結力を学院祭、そして合唱コンクールに繋げてほしいと思います。

2015.07.29 学校行事
【中学】特進Ⅱコース学習合宿(3日目)

合宿最終日は毎年恒例・知恩院の朝のお勤めに参加するところから始まります。前日、夜遅くまで学習していたにも関わらず、4:40起床でお堂に向かいます。私語を慎み、畳の上で静かに聞くお経と木魚。心が洗われる空間。その後、知恩院の方のご案内で、重要文化財の鐘楼を見物。国内最大級の大きさを誇る釣鐘で、あのアインシュタインが音の聞こえ方について実験をしたそうです。

鐘楼 自学自習3日目

 

宿舎に戻ると、朝食前の自学自習が80分。これが合宿中、最後の机に向かう学習時間。睡魔や疲労に負けることなくやり抜きました。

朝食後、いよいよ京都散策に出発。5・6人で形成された班は、1~3年混合です。地図を頼りに、東山の佇まいを味わいます。鹿苑寺金閣や晴明神社、二条城などの名所だけでなく、今年は立命館大学の国際平和ミュージアムも見学。昨日の事前学習で教わったことと重ねながら、じっくり展示物を観て考えを深めていました。

国際平和ミュージアム 京都散策 終了

猛暑に負けず、バスを乗り継いで5時間の散策が終了し、全員無事に知恩院に戻ってきました。「学習」と聞くと、机に向かう座学のイメージが先行しがちですが、フィールドワークを通して五感で味わうことも立派な「学習」。仁川学院の特進Ⅱコースでは、そこにもこだわっています。

いよいよ閉校式。知恩院和順会館の館長からは、「人間は卵からさなぎへ、さなぎから成虫へと成長する昆虫と同じ。節目ごとに変化していくもの。みなさんがどんなふうに変わっていくのか楽しみです」というお言葉をいただきました。

閉講式 本田先生

帰校してアンケートの記入。この3日間の自分をふり返る意味もあります。最後に本田徹也教頭から「最初から『できない』と自分で決めつけない。何でもやってみること。そこから道が開ける」というメッセージをいただきました。この3日間、さまざまな学習の時間を合計すると25時間以上に上ります。これで終わり、ではなく、この経験を良いきっかけにして、夏休みの学びを加速させてほしいと願っています。

2015.07.28 学校行事
【中学】特進Ⅱコース学習合宿(2日目)

学習合宿の2日目は、宿舎から一歩も外に出ない缶詰状態。一日中、脳みそに汗をかき続けます。

起床後、すぐに自学自習。全員の設定集合時刻は6:15。しかし、早くも5時の段階で全体の4分の1にあたる13人の姿が……。その後、30分の間にほとんどの生徒が自学自習のために集い、気力みなぎる朝となりました。

朝の自学自習 英単語チャレンジテスト(ルール)

朝食後は、英単語チャレンジテスト。出題される英単語は事前に指示されています。ルールはご覧の通り。

真剣勝負! 70分間でよりたくさん小テストを受けられた人が勝ち。

英単語チャレンジテスト(考え中) 英単語チャレンジテスト(答え配布)

満点取れたかな?

結果の発表。各学年で最もたくさんのテストを受けられたのは、この方たちです。Congratulations!

英単語チャレンジテスト 優勝

 

明日の京都散策で、立命館大学国際平和ミュージアムを訪れます。それに関連し、太平洋戦争について事前学習。

広島の原爆ドーム。今は残っていないドーム周辺の建物に注目すると、被害の大きさが鮮明にわかります。なぜ原爆が落とされたのか。歴史的背景をしっかり知っておくことが大切。

事前学習(原爆ドーム) 事前学習(記入)

授業を聞き、テキストを参照しながらプリントに書き込みます。終わりに、この授業を受けて考えたことを文章にまとめました。

やはり普段の教室での授業とは違った学びを。先生方も工夫を凝らします。

京都には古典文学にまつわる名所がたくさん。現地を訪れて古典の世界をのぞいてみましょう。大学で学ぶような内容もふんだんに。また、英語の授業では、beautifulやcuteなどの形容詞をジェスチャーで相手に伝えるゲームで大盛り上がり。

京都と古典文学

 

やすらぎの時間はお風呂と食事。今日の夕食は小鍋でアツアツのすき焼き! ご飯もたくさんおかわり。脳に十分な栄養を送らないと。

夕食(ご飯おかわり) 夕食(ピース)

 

夜のチャレンジテストは計算。正解するまで次の問題へ進めません。この70分間、ひたすら計算に没頭。難問も出題されていて、なかなか正解にたどりつけず悔しがる声も。その「悔しい思い」こそ自分を高める原動力になるのです。

計算チャレンジテスト(考え中) 計算チャレンジテスト(採点中)

計算チャレンジテストの優秀者で記念撮影。すばらしい!

計算チャレンジテスト 優秀者

 

昨日と同じく、熱い夜は23時過ぎまで続きます。今日1日で合計5時間の自学自習と3時間の授業、2時間超えの小テスト大会。中学の間に、こんなに学習三昧の1日は、なかなか経験できません。大きく体調を崩す生徒はなく、みんな自分の限界と闘っています。明日はなんと4:40起床。知恩院の朝のお勤めにちょっとだけ参加します。

2015.07.27 学校行事
【高校】高1特進コース学習合宿を実施しました

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1年の合宿目的:「将来につながる質の高い学び」と「夏休みの勉強法を確立し、自主学習の方法を身につける」こと。

終業式後ローゼンバイゲルホールに集合。学年主任の前田先生から「これから求められる人材 ~active learner~ になるために」の話を受け、いよいよ合宿が始まるムードが高まりました。バスで約1時間兵庫県三木市にある「コープ共同学苑」に到着。1-7浜田真名加さんの決意表明がありました。3教科の担当者から「学習の武器」となる「勉強法講義」を、22時過ぎまでみっちり受けました。6組担任の新先生から「この合宿でいくつかの”武器”を手に入れるだろうが、手に入れた武器というのは、手入れが必要である。手入れをしないことには、錆びついたり、使い物にならなくなる。しまいこまずに、見直しをしたり手入れを忘れないように。」と日本刀の話を交えてお話しいただき、1日目を終えました。

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2日目も雨。朝のラジオ体操は中止になりました。今日は3教科の模試対策授業と特別講演会。講演会の講師には、学院顧問 田端智明氏に東京からお越しいただきました。東大卒後警察庁入庁。数多くの事件に携わってこられた田端氏からは「自律と自己コントロールができるかどうかが学習効果に大きく影響する。また、それらができない人は、犯罪にも巻き込まれやすい。目先のことにとらわれず、自分を律して、志高く頑張ってほしい。」とお話をいただきました。その後、兄弟である田端孝之校長と2人で対談形式で、生徒たちからの質問に答えていただきました。先生たちからも質問があり、研修ホールは和やかな笑いが起こりました。

夕食後、特進主任の山本先生の講話がありました。「入学して3カ月たったが、仁川学院特進生として、プライドを持って学校生活を送ってほしい。やる気のオンとオフのスイッチを上手に切り替えをするように。」と励ましを受けて、生徒たちも気持ちが新たになったようでした。夕方からは雨が上がり、ツクツクボウシが鳴き始めました。夜には庭園のウシガエルの、低い鳴き声に生徒たちが驚いていました。

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 快晴。元気にラジオ体操をして3日目が始まりました。疲れが見えているものの、最終日ということもあってラストスパート。生徒たちが自分を奮い立たせて頑張っている姿が印象的です。亀井進路部長から各コースごとに「なぜ学ぶのか?大人になるとは?」鋭い質問を投げかけ、生徒たちも止まることなくペンを走らせます。

 昼食の前に「英単語テスト ファイナル」を受け、採点結果に嬉々としている表情には一つの達成感がありました。閉講式前にクラス別にミーティングを行い、合宿を通して学んだことや、今後どのように過ごしていくか総括をしました。クラス代表者がまとめて研修ホールで発表をします。

 最後に教頭先生が3日間の合宿を終え、「姿勢はその人のわがままを映し出す。しんどいことや思うようにならないことが世の中にはたくさんある。それに向き合う力をつけるのが今という時間である。一生懸命頑張っていれば、自分の夢や目標には必ず出会える。出会えない人はまだ本気になっていないからではないか。本気になって取り組み、今いるこの場所と自分の仲間を大切にしていこう。」と身が引き締まる熱いメッセージをいただきました。15時半に帰校、終礼後、帰路につきました。

 

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2015.07.27 学校行事
【中学】特進Ⅱコース学習合宿(1日目)

事前学習から土日を挟んで、中学校特進Ⅱコース3学年合同の学習合宿が始まりました。バスに揺られること1時間少々。観光客で賑わう知恩院に到着。浄土宗の総本山として堂々と立つ知恩院には、和順会館という宿泊施設があります。特進Ⅱコースが学習合宿で和順会館にお世話になるのは、今年で3年目です。

開講式で鈴木良孝副校長から「自分をつくる3日間。見られていないときに頑張る自分であってほしい。今できれば来年が、そして高校時代が、さらには大学受験が楽になってくる」というお話がありました。

開講式 復習テスト

まずは3教科のテストから。自分の現在の到達度を確認します。己を知ること抜きに前進はありません。

昨年度に引き続き、松井仁先生の現代文特別講座。教材に入る前に、学ぶことの本質についてのお話が80分の講義時間の半分を占めました。曰く、「自分が知らない世界で、意外性を発見し感動する。それが学問につながる。」と。また芥川賞を受賞したピース・又吉直樹について触れ、「作品を読めば、彼が文学の基礎である言語についてよく勉強していることがわかる」と賞賛。それを踏まえ、現代文の読解に大事な言語技術についてご教授がありました。教材は、明治大学の入試問題。中学1年生もいる中で、なかなかハードルの高い教材でしたが、接続関係や助詞をチェックすることで、あれよあれよとポイントが見つけられ、読み進めることができました。松井仁先生も中学生のエネルギーに好感触を得られていました。

松井仁 夕食1

つかの間の一息。楽しい夕食タイム。和順会館のメニューは中学生の胃袋を満たす豪華な内容。

3教科の授業は、普段とは違う授業が展開。夏休みの学習の具体的な方法論、辞書の使い方、難解な数学の復習問題。見事答えまでたどり着いたときには、歓声が上がりました。

初日講義1 初日講義2

夜は自学自習の時間。田端孝之校長先生からは「単に点を取るだけの人になってはいけない。広い視野で物事が判断できるちからをつけよう」と激励のお言葉をいただきました。

校長

“受身の勉強”で終わらない、“主体的な学習”という次元に到達すべく、51名の夜は23時過ぎまで続いていきます。

自学自習1 自学自習2