仁川学院中学・
高等学校

学校行事 記事一覧

2015.07.09 学校行事
【中学】仁川タイム「前期選択講座」を実施しました

金曜日6,7校時は、本校の総合的な学習の時間、「仁川タイム」です。

そのうち、6月12、19、26日と7月3日の4回にわたって「前期選択講座」を実施しました。

この選択講座は、教科の枠や教科書の学習領域を越え、生徒の「知的好奇心」を育てることを目的として、毎年、前期と後期の2回行っています。そしてクラスや学年の枠を取り払い、希望する講座を受講することができます。

今年度は、次のような全11種類の講座が開講されました。

ビブリオバトル       スペイン語

博多弁講座         自分さがしの旅

将棋を楽しもう       理論物理学入門

鋳造体験          すてきなカフェタイム

チャレンジ卓球       Dance×3

バレーボール基礎講座

 

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本校では野外活動や運動会など、主要な行事においても積極的に縦割りの活動を導入しています。今回の選択講座でも、学年・クラスの枠を越えて同じ講座に興味を持った生徒が集まっています。この講座を通じて、他学年との交流を深めていきながら、学びあい、助け合う姿勢を身につけ、理想的な学習活動を進めていってほしいと思います。

 

2015.06.11 学校行事
【高校】高3特進コース 学習合宿を実施しました

高校3年生特進コースの学習合宿を行いました。今年で第10回目を迎えた学習合宿。初日は『ユメタン』の編者である木村達哉先生に講演をしていただきました。英語の勉強のコツやおおすすめ勉強法,問題集などおもしろおかしくお話をしていただきました。お話のなかで,「実力は授業ではつかない。自分で勉強している時間に力になるのだ」,「合格したら周囲のお陰。失敗したら自分の責任」と言われ,結局勉強をするのもしないのも自分次第ということを言われました。また「量は質に転化する」という言葉を紹介され,様々な方面から生徒に言葉を投げかけてくださいました。13:00から17:00までというかなりハードな講座でしたが,休憩時間も休まれることなく,ただひたすら生徒にサインを書いてくださっていました。

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自習の時間です。こんな大勢の人数で自習をすることは初めて。仲間の勉強する姿を見て,自分は何を感じたのだろう…。自習時間は静まり返り,真剣そのもの。この習慣を日常生活に戻っても続けてほしいと思いました。「継続は力なり」です。わからない所は徹底して先生に聞きました。あれ?これは何の質問をしたんだろう?

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2泊3日は勉強の合宿でした。身体を動かすのは朝の体操だけ。篠山の朝は少し肌寒かったです。目は覚めましたか?今日も勉強頑張りましょう!

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最終日には班別にわかれて決意表明のスピーチをしました。「まだまだ受験生としてはスタート段階ですが,この合宿を再スタートにして頑張ります」,「自らを変えることのできる合宿でした。第一志望校に合格するように頑張ります」,「来年の春には京都大学のキャンパスに立っています」という大目標も飛び出しました。

頑張れ!52期生!

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2015.05.26 学校行事
【中学】野外活動3日目

5月27日(火)、野外活動3日目(最終日)です。

今日の天気も雲一つ無い晴天でした。身辺整理を済ませ、朝のつどいに集まってくる生徒たちは、時間に遅れることなくほとんどが5分前行動をしていましました。この3日間、ほぼすべての集合でこれができていました。「時間に遅れない」。当たり前のことかもしれませんが、集団行動の中で全員が周りに迷惑を掛けないようにすることは大変で難しいことです。

 

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朝のつどい、朝食のあとは、清掃・退所点検です。3日間お世話になった宿泊棟の部屋、廊下、トイレなどを感謝の気持ちを込めながら清掃して、最後に交流の家の方に確認をしていただきました。

午前中は、この野外活動での最後の研修となる「野島断層保存館」です。退所式を行い、交流の家の方々に挨拶をしたあとは、バスに乗り込み北淡震災記念公園に移動しました。

 

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今の生徒たちにとっては生まれる前の出来事ですが、ちょうど20年前の1995年1月17日、淡路島の北部を震源とする、マグニチュード7.3の地震、阪神・淡路大震災が発生しました。それまで地震が起こらないと言われてきた関西で、死者6434人という未曾有の被害をもたらした直下型の大地震です。そのときに1m以上隆起して現れた断層面をそのままの状態で保存しているのが、北淡震災記念公園にある野島断層保存館です。こちらでは、実際にずれた断層のほか、震度7の揺れを体感できる設備や、断層の上に建っていて実際に生活していた住宅を当時と同じ状態で見ることができます。

 

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また、当時この野島断層近くに住んでいて被災した、語り部の向井さんにご自身の経験を「阪神・淡路大震災で学んだこと」というテーマで、お話して頂きました。向井さんは倒壊した家の下敷きとなりましたが、わずかな空間ができた中で何とか助かることができたそうです。しかし、向井さんと同じ地区の家で同じように下敷きになって6名の方々が命を落としたそうです。九死に一生を得た方の口から発せられる生々しい言葉に、生徒達はメモを取りながら聞き入っていました。

 

昼食をとった後バスに乗り込み、帰路につきました。

 

今回の野外活動で特に3年生はリーダーシップを発揮してよく頑張っていました。この経験を学校生活でも発揮し、今後行われる様々な行事を通じて中学校全体を引っ張って行って欲しいと思います。

また、1・2年生は来年に向けて先輩の背中をよく目に焼き付けておき、最高学年になったときに、今年の3年生以上の活躍ができる野外活動にしていって欲しいと思います。

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