仁川学院中学・
高等学校

学校行事 記事一覧

2018.04.10 学校行事
【高校】新入生≪校内≫オリエンテーションを行いました

2018年4月10日(火)の午前中は、英国数の新入生テストが実施されました。

また、午後からは、校内オリエンテーションということで、「お祈りのオリエンテーション」、明日の琵琶湖グランドホテルで行われる「コミュニケーション・オリエンテーション」の事前指導、そして「学院歌の練習」を行いました。

お祈り指導の前に、まず学年主任から美しい起立・礼・座り方の指導がありました。

次に、宗教科の教員より「お祈りのオリエンテーション」が行われました。多くの人が初詣や恋愛や合格祈願などの各場面で「お祈り」をした経験があり、人はそもそも「祈る存在」であるということ、さらに、キリスト教の祈りの特徴とは、ただ自分の願いを叶えることではなく、「あなた(神様)のお望みになりますように」という意味が込められているという話がありました。最後は全員でお祈りの形を練習しました。

続いて、明日の11日(水)に実施するコミュニケーション・オリエンテーションに関する事前指導がありました。明日の宿泊オリエンテーションで行われるプログラムは、「哲学対話」という手法を用いて、グループで1人、ファシリテーターという話し合いの進行役を決めて、対話のルールに則って1つのテーマについて話し合うものです。大切なことは「問い」を立て、対話を通じて「問い」を深めること…。明日の哲学対話のテーマは「もし、明日世界が滅びるとしたら、何をするべき?」です。どんな話し合いになるのか、今から楽しみです。

最後は、音楽科の教員による「学院歌」の指導がありました。入学して2日目ということで、まだまだ歌詞を見ないと歌えませんが、これからの3年間で、仁川学院に誇りを持ち、堂々と校歌を声高らかに歌えるようになってくれることを願います。また、オリエンテーションの2日目の12日(木)には、クラス対抗の校歌合唱コンクールも行われる予定です。

明日から、オリエンテーションの場所を琵琶湖グランドホテルと比叡山に移し、2泊3日の宿泊オリエンテーションが行われます。クラスメイトとの絆を深めつつ、元気にプログラムをこなしてほしいと思います。明日からの宿泊オリエンテーションの様子のブログも、毎晩アップする予定です。

明日の登校は「8:00」です。生徒の皆さんは、今夜は明日に備えて、早めに休んでください。

2018.04.09 学校行事
【高校】第57回入学式が実施されました。

平成30年4月9日(月)、午前10時から仁川学院高等学校の入学式がコルベ講堂で行われ、高等学校57期の新入生が緊張した面持ちで式に臨みました。今年は桜の開花が早く、もう葉桜になってしまいましたが、今日から新たに仁川学院高等学校の一員となった新入生の胸には、これからはじまる新しい生活にむけて期待の花で満開でした。

少し肌寒い春の日、期待に胸を膨らませて初めて校門をくぐりました。

 

校舎玄関前でのクラス発表

 

数多くの祝電、祝辞

 

各ホームルーム教室で式に先立って担任からの事前説明

 

開式前、緊張のひととき

 

式ではカトリックの形式によるベネディクションが行われました。

 

クラス担任による新入生呼名

 

学校長式辞

学校長からは、『仁川学院の建学の精神でもある「和と善」の具現化にむけて、善を行うためにも皆で和をつくり、生涯の友・こころの友とともに助け合い支え合って様々な変化や困難に立ち向かって欲しい』とのお話がありました。

 

在校生歓迎のことば

 

新入生あいさつ

 

担任・副担任・学年付の紹介

 

学院歌斉唱

 

式終了後、新入生はクラス写真の撮影、そしてそれぞれのホームルーム教室に戻り、クラス担任より明日からの予定やこれから始まる学校生活の心得を聞くなどし、仁川学院生としての第一歩を踏み出しました。

 

2018.03.15 学校行事
【中学】第54回 卒業式を行いました

3月15日(木)、中学校の第54回卒業式がコルベ講堂で行われました。

吹奏楽部による演奏の中、在校生と保護者による盛大な拍手に迎えられて、担任の先導で74名の卒業生が入場してきました。

1 2

ベネディクション、国歌斉唱、学院歌斉唱に続いて、卒業証書授与が行われました。

担任の先生が卒業生一人ひとりの名前を気持ちを込めながら読み上げると、それに応えるような清々しい返事が返ってきました。

3 4

5 6

卒業生代表による答辞では、「みんなで一段一段上がってきた階段、積み重ねてきた経験は、きっと私たちの将来に役立つでしょう。出会えてよかった最高の仲間たち、三年間本当にありがとう」という言葉が印象的でした。

9 8

式の終盤には毎年恒例となっている、音楽科教諭と卒業生の有志が集まって制作した卒業式歌を合唱しました。今年は「ありがとう」をテーマにした「あなたへ」という曲で、今まで迷惑をかけ、お世話になったすべての人に感謝を伝えたいという気持ちが込められていました。

7 10

式終了後は中庭にて、卒業生、教職員、保護者の皆様で記念撮影をしました。また、クラブの先輩・後輩や友達と色紙を渡したり写真を撮ったりと、思い思いの時間を過ごしました。

教室に戻り中学校生活最後のホームルームでは、担任の先生より卒業証書がお祝いの言葉と共に手渡されました。そして、中学校での思い出や高校生になるにあたってのメッセージに耳を傾けていました。

11 IMG_8232

今日で義務教育を終えた皆さんは、一歩ずつ大人への階段を上って行き、自らの意思がますます大事になってきます。一つひとつに責任を感じながら、高校生活を送って欲しいと思います。卒業生の皆さん、保護者の皆様、本日はご卒業おめでとうございました。

13

2018.02.28 学校行事
【高校】第54回 卒業式が行われました

2月28日(水)、コルベ講堂にて、第54回卒業式が行われました。予報では雨も心配されましたが、朝から青空が広がり、温かな気持ちの良い一日となりました。

IMG_7314 IMG_7335

IMG_7339 IMG_7342

吹奏楽部の演奏とともに入場してきた卒業生たちは、少し緊張した様子でしたが、続いての感謝の祭儀(ミサ)へ移るころには凛々しい表情へと変わっていました。仁川学院での最後となるミサ。卒業生たちは典礼文の一言一言を噛みしめていました。

IMG_7362 IMG_7331

IMG_7507 IMG_7541

仁川学院歌斉唱の後は、卒業証書授与へと続きました。担任の先生から氏名が読み上げられると「ハイ」という返事の声がコルベ講堂に響き、卒業するという実感がわいてきた様子でした。

IMG_7353 IMG_7352

IMG_7539 IMG_7549

賞状授与の後は、学校長より式辞がありました。「これからの人生、つらいことや悲しいことも必ずあることでしょう。その時に希望を持って乗り越えられる人でいて下さい。仁川学院で培った仲間との絆を忘れずに、一歩ずつ夢へと進んでいこう。」とのメッセージが送られました。そして校長自らが作った歌「希望2017」が披露されました。

在校生送辞では、「いつも温かく見守り、励ましてくださった先輩方、ありがとうございました。行事で活躍する先輩方の姿を見て、私たちもそのようになりたいと強く思いました。卒業されても学校に遊びに来て、また私たちを励まして下さい。ご卒業されてもご活躍できることを祈っています。」という言葉が送られました。

IMG_7600 IMG_7357

続いて卒業生から、「行事や授業を通して和と善の精神を学びました。真の友人に出会えたこともこの3年間で得た宝物です。また、家族の支えがあったからこそ、今があると実感しています。いつも私たちを尊重し愛してくれて本当にありがとう。思えば、仁川学院という大きな家族に温かく見守られてきました。これから出会う方々にも、和と善を広げて行けるようにしたいです。これからは自分自身の手で作る新しいステージの始まりです。力強く歩んでいきます。」と答辞があり、講堂内が静かな感動で包まれました。

最後に、卒業記念品目録贈呈、卒業式歌斉唱と続き、閉式となりました。

コルベ講堂を退場する卒業生たちの姿は、頼もしく、また、輝いて見えました。アゴラ階段での集合写真撮影の後は、クラブの後輩や教職員、保護者の方々と記念写真の撮影や最後の話に花が咲いていました。

IMG_7370 IMG_7616

IMG_7635 IMG_7375

仁川学院を卒業し、これから新しいステージで活躍する生徒たち。心より応援しています。本日は、誠におめでとうございました。

2018.02.16 学校行事
【中学】園芸 畑の土作りから

前回は、園芸の基礎知識や農具の使い方を学びました。第2回は、畑の土作りです。

仁川学院の畑の土は、まだ栄養のない状態。このままでは野菜は育ちません。そこで、苦土石灰(くどせっかい)と牛糞堆肥(ぎゅうふんたいひ)を投入して、野菜の育つ土を作ります。

「牛糞」――最初はその言葉にとまどいのあった生徒達。でも、実際に触ってみると匂いはまったくありません。「自分たちが食べている野菜は、この牛糞堆肥で育っている」という事実にも気づきました。やがて抵抗がなくなり、どんどん手づかみで土の上にまいていきました。

牛糞手づかみ鍬を振りかざす古賀

畑でピース牛糞をまく

苦土石灰と牛糞堆肥をまいたら、今度はシャベルと鍬を使って土を掘り起こしながら混ぜます。農具の数と畑の敷地には限りがあります。3年生のリーダーが中心となって、みんなが参加できるように、交替しながらの作業。他の人への気遣い・コミュニケーションが重要となります。

掘り起こしたことで、少し黒みを帯びた土になりました。これから微生物が働いて栄養のある土へと変化します。

同時進行で、この園芸プロジェクトの名称を決める話し合いが行われました。ひとりずつアイデアを持ち寄り、班で相談しました。各班が考えた名称をプレゼンテーション。それをうけて、どの名称がいいか投票し、即座に開票。その結果、9つの名称が候補として決定しました。

相談01相談02

プレゼン01プレゼン02

来週、全校生徒の前でこの9つの候補をプレゼンテーションし、最終投票を行います。生徒達で決めた名称が、今後の園芸プロジェクトで使われることになります。

これからも、いろんな教科で培った力を生かして園芸プロジェクトは進んでいきます。