仁川学院中学・
高等学校

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2015.06.11 ニュース
ブックフェア開催しました(ラーニングセンター)

 69日、ラーニングセンターで図書委員会主催のブックフェアを開催しました。

ブックフェアとは「図書の見はからい本の展示会」です。自分たちで選んだ本がラーニングセンターの図書館に入ると聞いて、中高生が続々と来館しました。

気に入った本があれば、しおりを挟んでいきます。本にはさまれたしおりは、図書委員が選書する目安にします。生徒たちは、本をじっくり品定めしながら回りました。

 来場した皆さんが選んだ本はとても多く、残念ながらすべて買うことができません。そこで図書委員が人気の本の中から、これぞという本を選びました。これらの本はもうすぐラーニングセンターの図書館に入ります。楽しみにしていてくださいね。

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 来場者アンケートには、「たくさんある本の中からチョイスするのが楽しかった。」「いろんなジャンルの本があってよかったです。」「思ったよりたくさんの種類があったのでとっても迷いました。」「いろんな本が見られたので来年も楽しみです!」という、嬉しい声をたくさんいただきました。

 また、今回は高校2年生の図書委員がフェアを運営してくれました。「いろんな人が来てくれてうれしかった。手際よくできてよかった。」「思っていたよりも人が来てくれたのでやりがいがありました。」と、図書委員にとっても充実したイベントになったようです。

   来場してくれた皆さん、ありがとうございました。来年も楽しみにしていてくださいね。

2015.06.11 学校行事
【高校】高3特進コース 学習合宿を実施しました

高校3年生特進コースの学習合宿を行いました。今年で第10回目を迎えた学習合宿。初日は『ユメタン』の編者である木村達哉先生に講演をしていただきました。英語の勉強のコツやおおすすめ勉強法,問題集などおもしろおかしくお話をしていただきました。お話のなかで,「実力は授業ではつかない。自分で勉強している時間に力になるのだ」,「合格したら周囲のお陰。失敗したら自分の責任」と言われ,結局勉強をするのもしないのも自分次第ということを言われました。また「量は質に転化する」という言葉を紹介され,様々な方面から生徒に言葉を投げかけてくださいました。13:00から17:00までというかなりハードな講座でしたが,休憩時間も休まれることなく,ただひたすら生徒にサインを書いてくださっていました。

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自習の時間です。こんな大勢の人数で自習をすることは初めて。仲間の勉強する姿を見て,自分は何を感じたのだろう…。自習時間は静まり返り,真剣そのもの。この習慣を日常生活に戻っても続けてほしいと思いました。「継続は力なり」です。わからない所は徹底して先生に聞きました。あれ?これは何の質問をしたんだろう?

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2泊3日は勉強の合宿でした。身体を動かすのは朝の体操だけ。篠山の朝は少し肌寒かったです。目は覚めましたか?今日も勉強頑張りましょう!

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最終日には班別にわかれて決意表明のスピーチをしました。「まだまだ受験生としてはスタート段階ですが,この合宿を再スタートにして頑張ります」,「自らを変えることのできる合宿でした。第一志望校に合格するように頑張ります」,「来年の春には京都大学のキャンパスに立っています」という大目標も飛び出しました。

頑張れ!52期生!

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2015.05.26 学校行事
【中学】野外活動3日目

5月27日(火)、野外活動3日目(最終日)です。

今日の天気も雲一つ無い晴天でした。身辺整理を済ませ、朝のつどいに集まってくる生徒たちは、時間に遅れることなくほとんどが5分前行動をしていましました。この3日間、ほぼすべての集合でこれができていました。「時間に遅れない」。当たり前のことかもしれませんが、集団行動の中で全員が周りに迷惑を掛けないようにすることは大変で難しいことです。

 

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朝のつどい、朝食のあとは、清掃・退所点検です。3日間お世話になった宿泊棟の部屋、廊下、トイレなどを感謝の気持ちを込めながら清掃して、最後に交流の家の方に確認をしていただきました。

午前中は、この野外活動での最後の研修となる「野島断層保存館」です。退所式を行い、交流の家の方々に挨拶をしたあとは、バスに乗り込み北淡震災記念公園に移動しました。

 

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今の生徒たちにとっては生まれる前の出来事ですが、ちょうど20年前の1995年1月17日、淡路島の北部を震源とする、マグニチュード7.3の地震、阪神・淡路大震災が発生しました。それまで地震が起こらないと言われてきた関西で、死者6434人という未曾有の被害をもたらした直下型の大地震です。そのときに1m以上隆起して現れた断層面をそのままの状態で保存しているのが、北淡震災記念公園にある野島断層保存館です。こちらでは、実際にずれた断層のほか、震度7の揺れを体感できる設備や、断層の上に建っていて実際に生活していた住宅を当時と同じ状態で見ることができます。

 

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また、当時この野島断層近くに住んでいて被災した、語り部の向井さんにご自身の経験を「阪神・淡路大震災で学んだこと」というテーマで、お話して頂きました。向井さんは倒壊した家の下敷きとなりましたが、わずかな空間ができた中で何とか助かることができたそうです。しかし、向井さんと同じ地区の家で同じように下敷きになって6名の方々が命を落としたそうです。九死に一生を得た方の口から発せられる生々しい言葉に、生徒達はメモを取りながら聞き入っていました。

 

昼食をとった後バスに乗り込み、帰路につきました。

 

今回の野外活動で特に3年生はリーダーシップを発揮してよく頑張っていました。この経験を学校生活でも発揮し、今後行われる様々な行事を通じて中学校全体を引っ張って行って欲しいと思います。

また、1・2年生は来年に向けて先輩の背中をよく目に焼き付けておき、最高学年になったときに、今年の3年生以上の活躍ができる野外活動にしていって欲しいと思います。

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