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【高3Cβ】京都産業大学との高大連携講座(最終発表)

2025.07.04
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高校3年生のカルティベーションβコースには、学期ごとに自由に選択できる「カルティタイム」という授業があります。その開講科目の一つが、京都産業大学の法学部、外国語学部、国際関係学部と連携した高大連携講座『世界のホントの見方』です。

各学部で教鞭を執られている先生方が本校にご来校くださり、それぞれのご専門による視点から、国際問題について授業をしてくださいます。生徒たちは、講義と議論とを頻繁に往来しつつ、自ら選択した国際テーマに関するプレゼンテーションにむけて準備をします。

その集大成として、6月27日(金)に京都産業大学を訪問し、教授や大学生の前でプレゼンテーションを行いました。4月にカルティタイムが開始して以来、この日のために準備を重ねてきた3年生たち。皆、緊張の面持ちです。

発表の後は、質疑応答です。発表者は、同級生だけでなく、大学教授、大学生からも質問をいただきました。自分の考えをしっかりとまとめて回答する姿は、たいへん頼もしいものでした。

生徒たちは、多角的視点にたつ質問をたくさん浴びることで、「自分なり」という回答の狭さを思い知ることとなりました。大学進学を目指す彼らにとって、これ以上の学びはないはずです。また、先生方は最後に、一人ひとりに向けて丁寧かつ具体的なアドバイスをくださいました。学校内という、いつもの慣れた環境では、経験し得ない貴重な機会でした。大学での学問に対する関心もますます高まり、将来の進路選択にも良い影響を与えてくれたはずです。

今後もこのような高大連携の取り組みを継続し、生徒たちの視野を広げ、学習意欲を高める教育活動を展開していきたいと思います。