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【高2 Cα・Cβ】探究発表会を行いました
7月14日(月)、高校2年生のCα・Cβコースでは、地域探究プログラムによるポスター発表会が開催されました。
Cα・Cβコースは、2年次の探究の授業において、「身近な地域の課題を”自分ゴト”として考え、発信し、持続可能な発展に導く」ことを目指し、1学期を通して3つの自治体(西宮市・宝塚市・尼崎市)の地域探究ワークに取り組んできました。
(地域探究についてはこちらのページをご覧ください)
今日は、その集大成としての一日。生徒は9つの会場に分かれ、班ごとに発表を行いました。持ち時間は質疑応答も含めて1回10分間、参加者全員が一人ずつ登壇するスタイルです。
審査員の方々が入室されると、会場には緊張感が走りました。発表者は工夫を凝らしたポスターの前で、身振り手振りを交えながら、時には参加者に問いかけながら、熱の入った発表を行いました。発表後も、質問や意見の飛び交う活気ある雰囲気でした。















ポスター発表終了後は、参加者全員がコルベ講堂に集まり、講評と表彰が行われました。
☆西宮賞 8組2班・7組2班
☆宝塚賞 4組8班・6組8班
☆尼崎賞 6組5班・6組6班
☆ポスターデザイン賞 6組3班・2組8班・5組5班
講評の中で、株式会社ケシオンの方が「良いアイディアは懸念事項をも覆す」と言われたことが印象的でした。また、JTBの方からは、「現状の課題をどう打破していくかという考え方は、探究の授業に限らず部活動や今後の社会活動に生かされることだ」と言っていただきました。高校生の柔軟で自由な発想が社会で求められているのだというメッセージは、生徒たちの心に強く残ったことでしょう。
これまでの探究の授業では、必ずしも楽しいことばかりではありませんでした。初めて向き合う課題に解決策がなかなか見いだせず、苦労している様子も見られました。しかし、積極的に行動し、仲間と共に協力し話し合った結果、今日のポスター発表を無事終えることができ、大きな達成感を得られたことと思います。
2学期以降は、地域探究プログラムで身につけた思考力や表現力、様々な問題を自分ゴトとして考える想像力を糧に、企業探究に取り組んでくれることを期待します。
これまでご協力頂きました自治体・企業の皆さま、温かくお見守り下さった保護者の皆さま、誠にありがとうございました。





