仁川学院中学・
高等学校

2016 年 2月 記事一覧

2016.02.29 学校行事
【高校】第52回 卒業式を実施しました

2月29日(月)、第52回卒業式を実施しました。朝からあいにくの小雨でどうなることかと思いましたが、式が始まるころには雨も止み、無事に卒業生を送ることが出来ました。

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多くの保護者の方々や在校生、教職員たちによる温かい拍手で迎えらた卒業生たちは、まず感謝の祭儀に与りました。

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学校長は、「グローバル化が進むにつれ、競争主義の社会になってきています。君たちにはその波にもまれながらも、和と善の心を持って助け合っていって欲しいと願っています。君たちは、助けられる人ではなく、見えにくいながらも温かい心で手を差し伸べられる側になっていってください。そうなるためには競争にも勝っていかなければなりません。君たちの人生は君たち自身が責任を持って生きて行かなければなりません。卒業までにたくさんの事を伝えてきました。今後もそのことを忘れることなく、時々振り返ってください。心から君たちの未来が光り輝くものであるように、いつまでも見守っています。」とのメッセージを卒業生達に送りました。

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続いて、在校生代表の言葉では、「先輩達のように自分たちも後輩から慕われ、見本となるようになります。」との言葉が送られました。卒業生代表からは、「自立とは自分で考え行動できる人間であることと思っていたけれど、イタリア研修旅行で自立とはお互いに足りないところを支え合い助け合っていくこと、と神父様から教えられ、まさに学院祭やクラスでの行事の時にそのことを実感しました。人との関わりの中で、自分とは何かを考えていかなければならない。」と答辞があり、高校3年間での成長を感じさせてくれました。

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最後に、家族への感謝の気持ちを述べ卒業式歌を斉唱し、閉式となりました。涙を流しながら退場していく姿に、彼ら彼女らの3年の「歩み」を思わずにはいられませんでした。この「歩み」が素晴らしい「思い出」となることを祈ります。

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アゴラステージでの集合写真撮影の後は、後輩達が花束や色紙を持ってお祝いに駆けつけてくれ、華やかな雰囲気に包まれました。最後に、各教室でホームルームを行いました。

 

本日卒業した卒業生の皆さん。本当におめでとうございます。仁川学院教職員一同は、今後の皆さんの新しい場所でのご活躍を祈り、心より応援しています。

2016.02.23 学校行事
【中学】黙想会を実施しました

例年、中学3年生は高校入試後の時期に、自分の心と静かに対話し、高校生へ向けて自分を見つめ直すために、クラスごとに「黙想会」を行っています。

今年は2月15日、16日、22日に、宝塚にあるショファイユ幼きイエズス修道会にお世話になって行いました。

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少し緊張した雰囲気の中で、真剣に校長先生の講話をうかがう姿からは、学校とはまた少し違った生徒たちの表情をかいま見れました。

午前中は、同じものでも、見方によって感じ方が全く異なるという「パラダイム転換」について学びました。パラダム転換という概念を学んだことによって、自分の思い込みや、当たり前だと思っていた出来事は実は当たり前ではないということに改めて気付かされました。また、「自分とは何か」ということについて改めて考え、生徒達にとって一番身近な話題である「友人とはなにか」ということについて校長先生から色々と心動かされるような講義を受けました。校長先生からの胸に響くメッセージを生徒達は関心をもって聞いていました。

午後からは、中学校生活の締めくくりとして、「ミサ」を行いました。厳かな雰囲気の中、3年間を振り返りながら思いを込めて聖歌を斉唱し、校長先生から一人一人祝福を受けました。

翌日には、黙想会で学んだことを、より深め、みんなで共有するために「黙想会の振り返り」を行いました。お互いに気付いたことや、疑問に思うことをグループで話し合って共有し、実りの多い時間を過ごしました。

2016.02.08 学校行事
【高校】卒業生が訪問しました

2月4日(木)立春。関西の私立大学に通う本校の卒業生たちが高校1年生、2年生の特進Ⅰコースの生徒に受験体験と大学生活についての話をしてくれました。先輩達はまず、自己紹介をし、仁川学院時代の思い出や大学生活について話をしてくれました。関西大学の外国語学部に通う先輩は、「高3の1年間は、今までで一番勉強しました。それくらいしないと合格は勝ち取れない!国公立大学に合格したけれども、留学の制度が整っている関西大学を選びました。先月インドネシアから帰国したところです。」と…。この春から関西学院大学へ進学する先輩は、「クラブをしている人は、精一杯クラブをして、引退したら完全に勉強に切り替えることが大切です。」と…。

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先輩達は在学時代の自分の成績を持参して、仁川の先生とのエピソードを盛り込みながら、楽しくそして、受験については厳しく話をしてくれました。そのたびに、生徒の顔は緩んだり、緊張したり…。立春に合格体験記を聞いた特進Ⅰコースの生徒たち。1年後、2年後に君たちが迎える春にも花が咲くように、先輩に続いて目標の志望校合格に向けて頑張って欲しいと思います。