長崎研修旅行

【中学】57期生・長崎研修旅行 第2日目

2019.11.07

前日の長距離の移動にもかかわらず、生徒たちは元気いっぱいに2日目を迎えました。今日も天候に恵まれ、平和と異国情緒の街、長崎を満喫することができました。

  
   

班に分かれた一行は、まず平和会館の追悼空間で、「追悼セレモニー」を実施しました。司会の生徒の厳かな雰囲気での進行のもと、各班の代表が事前学習で作り上げた平和へ思いを綴った「誓い」を朗読しました。

 
  

次に場所を原爆資料館に移して研修をつづけました。ここには誰にも消すことのできない歴史の真実が残されていました。第2次大戦から74年がたち、戦争を生き抜いた方々も高齢となっています。語り継ぐ責任はいずれ戦争を知らない世代に託されます。生徒たちの真剣な表情が印象的でした。第2次大戦から100年が経ったとき、生徒たちは30歳という区切りの年を迎えています。戦争のない、平和な世の中が当たり前であることを祈らずにはいられません。

  
  

資料館を出ると、爆心地を通り平和公園へ。平和の象徴でもある大きな像を前に、再度、祈りを捧げました。先の追悼空間、平和公園ではそれぞれ千羽鶴を奉納しましたが、1000羽の鶴は、夏休みに生徒たちがそれぞれ自宅に持ち帰り心を込めて折ったものです。

 
 
 
 

班別自主研修では、あらかじめ指定したチェックポイントを経由しつつ、思い思いに長崎市内をめぐりました。事前に班で行程を決めていても、いざ現地では迷ってしまったりすることもありましたが、無事に自主研修を終えることができました。

 

宿舎に戻り、夕食の後、この日一日の振り返りを行いました。特別司会者を迎えてのクイズ形式での振り返りもあり、最後の問題まで大いに盛り上がりました。学校を離れての仲間とのかけがえのない時間もあと一日。

 
 
 
 最終日は、ハウステンボスを訪ねます。