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【高校】2年生Aコース 大学訪問を行いました

2025.06.03
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6月2日(月)、高校2年生Aコースの生徒たちが、同志社大学と京都大学を訪問しました。

【同志社大学(今出川校地)】

まず同志社大学の学生食堂で昼食をとり、大学生気分を味わいました。その後、アカデミックセミナーに参加し、「相手に伝わる文章の書き方」について学びました。今後、レポート作成や発表など、文章で表現する機会はますます増えていきます。セミナーで得た知識や技術を存分に活かしてくれることを期待しています。

アカデミックセミナー終了後には、大学説明会が開かれました。創設者である新島襄の精神、歴史あるキャンパスの魅力、各学部の特色など、多岐にわたる情報を得ることができました。最後は、在学生の案内で今出川キャンパスツアーに参加し、重要文化財に指定されている建造物を間近に見学しました。生徒たちは現役大学生との交流を通じて、実際の大学生活の一端に触れることができたようです。

【京都大学(吉田キャンパス)】

同志社大学を後にし、今出川通りを東へ20~30分ほど歩き、京都大学へ向かいました。京都大学では、本校の卒業生である長谷川さんと近藤さんが駆けつけてくださり、生徒たちから事前に寄せられた質問に丁寧に答えてくれました。先輩方の実体験に基づく話は、大学生活のイメージを具体的にしたり、受験への心構えや学習方法について貴重なアドバイスとなったりしたようで、「勉強頑張ろう!」と決意を新たにする生徒の姿も見られました。

卒業生との交流会の後には、法学部の先生と学生の方々によるゼミに特別に参加させていただき、「ダークパターンとその規制の是非」というテーマで議論を交わしました。短い時間ながらも、現役大学生のサポートを受け、消費者と企業の権利、規制の線引きの難しさ、行政の役割などについて活発に意見を交わす生徒たちの姿は、非常に頼もしく映りました。

関西を代表する二つの大学を一日で見学し、学生や教職員の方々の様子、実際の授業(ゼミ)の雰囲気、歴史と特色あるキャンパスの空気を肌で感じられたことは、生徒たちにとって非常に貴重な経験となったことでしょう。この訪問が、生徒一人ひとりの進路選択を深く考える上での大きな糧となることを願っています。

最後になりましたが、お忙しい中ご対応いただきました同志社大学ならびに京都大学の関係者の皆様に、この場を借りて心より感謝申し上げます。