仁川学院中学・
高等学校

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2024.07.27 NEW
【高校】2年生大学学部・分野別説明会が行われました

 7月16日、高校2年生を対象に大学 学部・分野別説明会が行われました。1時間目は、立命館大学理事補佐 本郷 真紹 様より、「大学での〝学び〟と将来の展望」についてお話しいただきました。大学で求められていること、大学の授業についてなど、これからの学校生活でどのような成長が求められているのかについて教えていただきました。

そのあと、各教室に分かれて「大学 学部・分野別説明会」が行われました。今年度は23校の大学教授・講師の先生方にご来校いただき、24の模擬講義が開かれました。生徒は前半と後半に分かれて2種類の模擬講義を自由に選択し、各大学の教授や講師の先生方の授業を受けることができます。

文系からは、総合社会学、経済学、経営学、国際教養学、芸術&建築学など13学部の模擬講義を用意していただきました。文理系からは心理、総合情報、看護、医療栄養など7学部の模擬講義、理系からは薬学、工学、生命環境学など4学部の模擬講義を用意していただきました。

進路選択に向けて、新しい視野を広げるため、興味のある講義から選択している生徒もみられました。これまでに自分なりに調べることで進路選択が絞られてきている生徒は、より深く追求することを目的に、授業を選択していました。

 

高校2年生は、より良い進路選択のために本格的に動き始めています。それぞれの進路選択に向けて充実した時間を送ることができました。分野別説明会をきっかけに、将来の視野が広がり、夏休み中のオープンキャンパスの準備に向け良いスタートを切れたように思います。

ご来校いただいた先生方に感謝申し上げます。

ありがとうございました。

2024.07.23 ニュース
【中学】夏休みの最初は講座と自習から

梅雨明けとほぼ時を同じくして5週間の夏休みが始まった仁川学院。

あれ? 夏休みなのに教室から「起立」の声が聞こえてきましたが……?

夏休みスタートの1週間は、夏期講座です。カルティベーションコースの生徒たちが、苦手を克服すべく熱心に頭を働かせています。

また、Learning Spaceで自習する生徒の姿がありました。

夏休みの宿題を順調に進めていきます。本来、宿題は家でするものですが、ゲームやインターネットなど誘惑をシャットアウトできる学校を選ぶのも有効な手段。

45分が2コマと、55分1コマ、3コマで合計145分(2時間25分)の自習ですが、学校なら集中が途切れる心配はありません。また、教科の授業担当者もいますので、質問もOK。

タブレットで理科の自由研究のテーマを模索する生徒、原稿用紙を広げて人権作文を書く生徒など、内容もいろいろです。

イヤホンをしてタブレットに向かっているメンバーは、スタディサプリの講義動画を視聴中。仁川学院中学校では全生徒がスタディサプリに登録し、日々の授業の予習や復習、長期課題として活用しています。

ついつい気を緩めてだらけてしまいがちな夏休みですが、ふだんと同じように登校することで生活リズムを崩さないようにすることも、夏休み最初の1週間の目標です。

2024.07.21 高校入試情報
【高校】第1回オープンハイスクールを行いました

7月21日に令和6年度 第1回オープンハイスクールを行いました。

仁川学院のオープンハイスクールは、受験を控える中学生のみなさんに向けて、生徒会や有志の生徒スタッフが中心となって実施しています。また、聖歌合唱部の歓迎演奏や本校教員による授業体験、生徒スタッフによる校内見学も行われます。今年度も多くの生徒がスタッフとして参加し、案内や学校紹介など、さまざまな場面で自分たちで考えて声掛けをする様子が見られました。

 

はじめに、コルベ講堂内のオープニングセレモニーからスタートしました。生徒会長や校長先生からのあいさつと、聖歌合唱部による歓迎演奏が行われました。その後、生徒による学校紹介を行い、仁川学院の行事やコースの特徴が紹介されました。

 

コルベ講堂内での説明後は、希望者を対象に体験授業を行いました。5教科を中心とした体験授業とともに、本校の高校入試のための対策講座も実施しました。本校で普段から行っている授業の体験をしていただき、高校での授業のイメージができたのではないかと思います。

 

 

  

また、生徒会と有志の生徒スタッフによる校内ツアーも行われました。普段から使用している教室や体育館、武道場、温水プールなどを順番に回りながら学校生活の様子と部活動について、生徒が主体となり伝えてくれました。校内ツアーの他に、教員と生徒スタッフによる質問コーナーも行われました。受験生からのさまざまな質問に対して生徒が実際に感じていることを話してくれました。

 

厳しい暑さの中ではありましたが、たくさんの中学生の皆さんにお越しいただきました。今回のオープンハイスクールで、少しでも仁川学院の雰囲気を感じていただければ幸いです。

参加された皆様、本日は暑い中ご来校いただき、ありがとうございました。

2024.07.19 学校行事
【高校】1学期終業式を実施しました。

7月19日、令和6年度の1学期終業式を行いました。

高等学校はオンライン配信のもと各クラスで終業式を実施しました。

校長先生からは、「高3は受験に向け、高1高2は自分のペースでの学習やクラブ活動など、夏休みを充実して過ごしてほしい。」という話がありました。

次に、アメリカ留学に行く生徒2名の紹介があり、彼らは「多様な価値観や文化に触れたい」という抱負を語っていました。ぜひ、有意義な留学生活を送りつつ、さまざまなものを吸収してきてください。

その後、勉学や部活動で優秀な成績をおさめた生徒の表彰をおこないました。古文単語テスト、漢字テストの成績優秀者、つづいて、剣道部、女子バレーボール部、軽音楽部、水泳部、卓球部において、大会で優秀な成績をおさめた生徒を表彰しました。おめでとうございます!引き続き、日ごろの学習や部活動に精進してほしいと思います。

さらに、教務部長と生徒部長から話がありました。教務部長からは、「『自分の進路を真剣に考える夏』、『学習時間を具体的に決め、実行する夏』、『挨拶を日々意識して生活する夏』という3つを実践して過ごしてほしい」。生徒部長から「誘惑が多く気が緩みやすい夏休みにおける規則正しい生活を送ってください。」という話がありました。

終業式後、夏休みに入るにあたり、生徒部研修として「痴漢犯罪防犯講座」を実施しました。

 

ある日突然、自分自身が遭ってしまうかもしれない。周りの人が遭ったいう話を聴くかもしれない。何らか当事者になった時にどのように対処すべきか。それを知っているか否かでは雲泥の差です。判断基準の一つは、相手が「偶然・揺れ・寝たふり」を装って触れてきても、3回繰り返されたらアウトです。また、「気が強そうに見せる」「周りの数人でよいので助けを求める」などの具体的な方法を伝えました。声をあげることが難しい人も、「痴漢抑止バッジ」を身につけておくだけでも効果は絶大です。みんなで毅然と痴漢に立ち向かいましょう!

その後は各クラスで通知表の配布などがありました。1学期の学習成果を確認できたかと思います。1学期の成績が良かった生徒も振るわなかった生徒も1学期の状況をふまえ、2学期以降も励んでください。

 

明日からいよいよ夏休みです。休みが長い分、気が緩んでしまいやすいかと思います。今日の先生方の話をふまえ、自分のペースで学習やクラブ活動に全力を尽くしてください。くれぐれも体調には気をつけて、元気な姿でまた2学期にお会いしましょう。充実した夏休みになるよう願っています。

2024.07.18 ニュース
【中学】カルティタイム “See the Future!” ~教えて!先輩!~

今年はテーマ「See the Future!」で進めているカルティタイム。この日は、前日の事業所訪問の内容と感想をみんなで共有した後、本校卒業生の社会人、高校生の話を聞き、未来の自分について考えを深めていきました。

まず、前日訪問した事業所別に集まり、事前学習から書き加えてきたプリントを完成させました。短時間で調べ、まとめたものですが、中身の濃いものができた生徒がたくさん。

 

そして、カルティベーションコースの生徒全員が集まり、発表会を行いました。3年生の代表生徒が事業所ごとに2名前に立ち、写真に合わせて、事業所の取り組みの説明、そして学んできたことを発表しました。打ち合わせ時間は20分足らずでしたが、まとめること、発表することには慣れている生徒たちです。上手に発表する姿がありました。

   

次は、本校卒業生で、今は鉄道会社に勤める香井翔太朗さんのお話を聞きました。生徒の頃のお話から現在のお仕事の話、そして後輩たちに伝えたいことを語っていただきました。お話の後の休憩時間には、香井さんの周りに生徒が集まりました! 素敵な先輩の姿から、たくさんの夢と希望をもらいました。

    

続いて、本校高校生3人の話を聞きました。話をしてくれた高校生は、みんなカルティベーションコース出身の先輩です。1年間の留学に行って帰ってきたばかりの先輩、カルティベーションSコースに進んだ先輩、そして、中学時代から同じ部活動を続けている先輩、また異なる部活動に入部して頑張っている先輩たちそれぞれの経験談や、中学時代に考えていたこと、今思うことから、後輩たちに伝えたいことを話してくれました。

 

カルティベーションタイム3日間が終わりました。最後に「未来の自分カード」を作り、締めくくり。中学生として過ごす現在の自分と、少し未来の高校生、更に未来の社会人として働く自分とをつなげる時間になりました。

 

2024.07.17 ニュース
【中学】アカデミアコース 探究基礎 ポスターセッション

「探究」の授業は、本来は高校のカリキュラムに入っています。しかし、仁川学院では中学校のアカデミアコースでも探究の授業を行っています。

自ら課題を見つけ、仮説を立て、検証する――探究における「課題発見型学習」のサイクルは、アカデミアコースで大切にしているものです。

中学1・2年生は「探究基礎」として、5人のグループを作って進めます。グループは1・2年生混合です。2年生はすでに昨年の経験がありますから、1年生をリードしながら活動ができます。

実験やアンケートを実施し、それを分析。最後は、模造紙1枚のポスターにまとめました。今日は、そのポスターを使っての発表(ポスターセッション)です。

4月のスタートから今日まで要した時間は合計18時間。最初に立てた問いを白紙にして新しい問いを立てたグループ、実験に失敗して放課後にやり直したグループ、まとめたものの先生から指摘を受けて再考を余儀なくされたグループ……。順調にいかず試行錯誤することこそ探究の醍醐味。

 

今日のポスターセッションは中学3年生が聴衆に加わりました。発表は5分間、その後に質疑応答。3年生はさすがの貫禄で、鋭い質問が出されます。それに臆せず返答するたくましい1・2年生の姿も見られました。

2学期からはグループのメンバーチェンジをして新たな探究が始まります。1学期の経験が活かされてさらに奥深い探究となることを期待しています。

【1学期 探究基礎 一覧(共通テーマ「水」)】

  • なぜ飲料水の容器はペットボトルが多いのか。
  • フレーバーウォーターと水ではどちらが好まれるのか。
  • どのような水を使ったら植物がよく育つのか。
  • 犬と人間の健康ジュースは作れるのか。
  • 食べられるものだけで入浴剤を作ることはできるのか。
  • 水の商品に味の違いはあるのか。
  • 水中にどれくらいの微生物がいるか。
  • なぜ疲れていたり喉がかわいていたりした時に水を飲むと「プハー」と言ってしまうのか。
2024.07.17 学校行事
【高校】高2Cα&Cβ 探究発表会を実施しました。

7月17日に高2CαコースとCβコースの探究発表会を実施しました。

高2の両コースは、1学期を通して3つの自治体の地域探究ワークに取り組んできました(地域探究については過去の投稿をご覧ください)。

今回は、その集大成としてポスター発表会を行いました。

1時限目には発表の概要の説明と発表準備がありました。緊張した面持ちで何度も繰り返して練習をする姿が印象的でした。

2時限目と3時限目が発表会でした。生徒らは6つの会場に分かれ、ポスター発表をしました。課題を設定した自治体の職員の方々、探究授業のご協力をお願いしているJTBの職員の方々、ポスター講演でお世話になった株式会社ケシオンの皆様にも会場にお越しいただきました。ポスターや発表に工夫が見られ、各班の色が出ていました。発表だけでなく、聴いている側からも質問が飛び交うなど発表会にふさわしい雰囲気でした。

4時限目には、1学期の探究授業に対する振り返りと表彰式をコルベ講堂にて行いました。振り返りシートに記入した後、表彰式がありました。表彰式では、各自治体賞、JTB賞、ポスター賞が該当班に授与され、賞状が渡されました。来校してくださった職員の方々は「賞に関係なく皆さんの発表は素晴らしかったです」、と口を揃えておっしゃっていました。各自治体と各企業の皆様、お忙しいのにもかかわらず、学期を通してのご協力ありがとうございました。

今学期の探究授業は生徒たちの自信につながったと思います。地域探究で身につけた思考力や表現力、様々な問題を自分ゴトとして考える想像力を糧に、2学期の探究授業(企業探究)も積極的に取り組んでくれることを期待します。

2024.07.16 ニュース
【中学】カルティタイム”See the Future!” KOBE SDGs 探究プログラム

1学期期末考査のテスト返却が終わり、まもなく夏休み。毎年この期間は、カルティベーションコースとアカデミアコースそれぞれが独自の特別授業を行っています。

カルティタイムの今年のテーマは「See the Future!」。3日間の活動で、現在と未来をつなげていきます。

See the Futerの第1弾は……。

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おや? ここはどこでしょう? 動物がいます。なんだか見覚えのある場所……。

そう、ここは神戸どうぶつ王国です。校外学習で「KOBE SDGs 探究プログラム」に参加。1~3年生のカルティベーションコース生127名が、神戸市内の4箇所の事業所にわかれて学びます。

職員さんから説明を聞き、パンフレットを見ながら知識を吸収。その知識を元に、グループで討議することも探究の大切な時間。

最後は園内の視察。いつもは遊びに来る場所ですが、SDGsとどうぶつ王国の関連を学んだ後なので、新たな気づきがたくさん。

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青空に見えるのは船。これはレストランクルーズ船「ルミナス神戸2」です。

レストランで使う食器、余った食材や食べ残しのフードロス……、それに船ですから「海の豊かさを守ろう」というSDGsの項目にピタリとあてはまります。

船内の客席で講義をうけたあとはデッキを通って移動。神戸港が一望できます。

操縦室で乗組員さんから操縦かんや計器、双眼鏡の使い方など船員としての仕事も教わりました。

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こちらは、壁際にボトルがたくさん並んでいます。

日本テクノロジーソリューションは、ペットボトルなどのラベルなどを包装する会社です。

包装ラベルはまさしくSDGsに直結する問題です。世界トップレベルの包装技術を持つ機械も見学。

なんと仁川学院の校章が印字されたラベルのペットボトルまで作ってくださいました! 自ら講義してくださった気さくな社長さんに、生徒代表からお礼の言葉をお伝えしました。 

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最後にご紹介するのは、NTT西日本です。講義とグループワークから。

しかし、電話とSDGsの関連性とは?

おっと、何やらモニターとゲーミングチェアの並ぶ部屋へと移動しましたよ……? 実はNTT西日本神戸支店は、eスポーツの体験施設を備えています。スポーツなら老若男女問わず体を動かすことができ、健康寿命を延ばすことが期待できます。また、新分野の開拓でこれまでなかった雇用を創出でき、世界の貧困の解消にもつながります。

初めてのeスポーツに熱中! 見事勝利を収めてガッツポーズ!

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See the Future 第1弾はいかがでしたか? 中学生として過ごす現在と、社会人として働く未来とをつなげる1日でした。また、これからの時代は、どんな企業であれSDGsの取り組みは切っても切り離せないことです。

カルティベーションコースでは、教科書の学びだけではなく、時にはこのように体験を通して未来を考えるプログラムを行っています。

2024.07.16 学校行事
【中学】鑑賞教室を実施しました

7月12日(金)、コルベ講堂で鑑賞行事を行いました。

本校では毎年様々な劇団やグループなどの本物の舞台芸術を鑑賞しています。今年度は太鼓の鑑賞会を実施しました。

今回お世話になったのは、愛知県春日井市を拠点に活動しておられる転輪太鼓さん。他の楽器と違い、太鼓は1歳の赤ちゃんだって奏でられるもの。だからこそ作品にするのは難しく奥深い、とおっしゃっていたのが、印象に残っています。そんな奥深い太鼓の音色と転輪太鼓さんの思いが、心に沁み、聴き入りました。

 

体験もさせていただきました。各学年10名ずつ、そして教員も立派な和太鼓をたたかせていただいました。

 

 

太鼓の音は、赤ちゃんがお腹で聞いている音と振動数が近いそうです。赤ちゃんがお腹の中で安心していられるのと同じように、太鼓の音に包まれた私たちにも、とても心地よい時間となりました。

アンコールで演奏されたUP BEATという曲では、私たちも手拍子で参加させていただき、一緒に演奏している気分を味わわせてもらいました。最後には盛大な拍手と共に、生徒会役員が花束を贈りました。

鑑賞後の生徒たちの感想からは、「本格的な太鼓の演奏を初めて聴きましたが、体全体を使っての演奏にひきこまれました。」「体験させてもらえて楽しかったです。お話も面白かったです。」など、楽しいひとときだったことが分かる言葉が溢れました。これを機に、また様々な芸術に興味を持って触れて欲しいと思います。

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