仁川学院小学校

学校行事 記事一覧

2020.01.16 学校行事
祈りの日

 

今年で阪神淡路大震災が起きてから25年経つことになります。本校では、毎年、震災の日に合わせて「祈りの日」を設定し、コルベ講堂にて追悼の集会とミサを行っています。

震災を体験した教員からのお話がありました。

 

今年は、生西教諭からのお話でした。震災が起きた日に見た光景について、命の尊さについてのお話でした。また、子どもたちは、現代美術家である大野良平さんが「街と人の心の再生」を願って、石を積み上げ製作されたオブジェ『記憶の中の「生」』の写真と共にお話を聞きました。児童は真剣に話を聞いていました。

 

 

 

 

 

 

その後、追悼ミサがありました。ミサの説教の中で、大水校長先生から「このような大きな災害が私たちの身近で起こったということを忘れないためにも、伝え広めて欲しい」というメッセージがありました。

 

 

 

 

 

 

そして、本校在学中にこの震災で亡くなった女子児童が大好きだった「ちいさいひつじが」をBGMに、全校生でキャンドルをコルベ講堂中央にある祭壇へ奉納しました。その時のキャンドルは明るく美しく、命の輝きを表しているようでした。

 

 

 

 

 

 

 

震災を風化させてはいけないということ、当時まだ生まれていなかった児童一人ひとりの心の中に、震災を経験した人々が学び得たものが少しでも残ってほしいと思います。また、自分自身の命の尊さ、そしてそれと同じように友達や周りにいる人、生きている全ての人の命が大切であるということを忘れず、日々過ごしてほしいと願っています。

2019.11.18 学校行事
11/8(金)第25回未来予想図を行いました

11月8日(金)5・6校時に4・5年生を対象に同窓生特別授業「未来予想図」が行われました。
仁川学院小学校同窓会設立以来、同窓会と小学校が協力して取り組む最も重要なこの行事も今回で25回目を迎えました。今回も社会の一線で活躍する先輩方が、ご自身の仕事や働くことの価値など様々なことを4年生と5年生の子どもたちに伝えてくださいました。

4年1組 「みんなの知らないワッフルの世界」ワッフルプラス オーナーシェフ 藤沢 康貴先生(29回生)

ワッフルの種類から始まって、ワッフルの歴史やワッフルの名前の由来、一言でワッフルとはいっても、とても奥深いものがあるということを知ることができた2時間でした。ご自身が勉強のために行かれたヨーロッパの話にも興味津々。授業の後半には、教室で家庭用の道具を使ってワッフルを焼いて見せてくださり、教室が甘いワッフルの匂いに包まれました。終始楽しい雰囲気で、お菓子作りに興味を持った子どもたちも少なくないようです。いただいたワッフルのレシピをうれしそうに持って帰った子どもたちでした。

 

 

4年2組 「日本舞踊に関わるお仕事」日本舞踊藤間流 師範 藤間 豊宏先生(8回生)

「ニホンブヨウって知ってる人?」という問い掛けから始まった授業は、終始やさしく穏やかな先生のお話に引き込まれて、子どもたちは日本舞踊に夢中になっていきました。江戸時代から先輩が伝えてきた芸を受け継ぎ守っていく大切なお仕事を担っておられること、苦しいこともあったけれど、その中に楽しい所を見つけていくようにするとがんばれたことなど、貴重なお言葉をいただきました。後半は仁川学院歌に即興で振り付けして踊って見せてくださった後、子どもたちにたっぷりと踊りのお稽古をつけていただいて大盛り上がり。炭坑節まで教わって大満足で授業が終わりました。

 

 

5年1組 「歯医者(矯正専門医)の仕事」中西矯正歯科 院長 中西 秀郎先生(28回生)

「皆さんは好きな仕事やなりたい職業についてどう考えていますか。『自分のこれからの道』をどんなイメージで思っていますか。明るい未来を描くのは自分自身です。どうか希望をつなぐ夢を、いつでも何度でも広げていってください。」中西先生が授業の最後にみんなに向けて伝えてくださったメッセージです。先輩として仁川学院で過ごされた経験と歯科医としての仕事を通して、後輩たちに贈っていただいたエールに、志高く目を輝かせた子どもたちでした。

 

 

5年2組 「お寺の仕事~走る副住職の掛け算チャレンジ ~」高野山真言宗 深山飯盛寺 副住職 杉本 成範先生(29回生)

「お寺ってどんなことをしているんだろう・・・?」。そんな素朴な疑問に対していろいろなエピソードを交えてお話してくださったり、なかなかお目にかかれない仏具も紹介してくれたり、「へぇ~」とうなずく場面がたくさん見られました。授業の後半では、みんなが親しみやすいお寺をつくるために、「誰が×何を×どうする」という掛け算を駆使してたくさんの案を考えました。楽しいだけでなく、子どもたちがこれから生きていくうえで大切なメッセージもいただき、とても充実した時間を過ごすことができました。

 

2019.09.30 学校行事
街頭募金活動(北九州豪雨被災地支援)を行いました。

9月30日(月)令和元年8月北九州豪雨の被災地域及び被災者支援のために、有志児童が街頭募金活動を行いました。

1,2年生は仁川駅周辺、3、4,5年生は西野北口駅周辺で街頭募金活動を行いました。

仁川駅前では、1,2年生が元気よく掛け声を出しながら街頭募金を行いました。

募金を入れてくれた人の中には自分たちと同世代の小学生もいてくれたり、たくさんの方々のご厚意をいただきました。

3、4,5年生は、西宮北口駅で3か所に分かれて街頭募金活動を行いました。

募金箱を持つ役割や声出しリーダーの役割、お礼の絵手紙を渡す役割、募金の横断幕を持つ役割に分かれて、元気よく呼びかけを行いながら活動を行いました。

たくさんの方にご協力をいただいたり、『元気よく頑張ってるね』等のお声がけをいただいたりと、こどもたちにとっても貴重な体験となったのではないでしょうか。子どもたちにはこの活動を通じて、困っている人の力になれることがわかり、自分たちの呼びかけに応えて募金をしてくれる町の人の姿を見ることで社会とのつながりを実感する機会になることを願っています。

みなさまのご厚意を、北九州豪雨被災地域の支援に充てさせていただきたいと思います。大変ありがとうございました。