仁川学院小学校

学習活動 記事一覧

2019.02.08 学習活動
はじめのいっぽ(幼小連携行事)

平成31年2月7日(木)、1年生がマリアの園幼稚園の年長組の皆さんを小学校にお迎えして、交流活動を行いました。

小学校の様子を見てもらったり、小学校での学習の一部を体験してもらうことを通して、年少者への接し方や交流する喜びを味わうことをねらいとしています。

1年生は、年長組さんに楽しんでもらうために、生活科の授業の中で様々な準備に取り組んできました。

まずは、歓迎のご対面。グループで担当する年長組さんと「はじめまして。どうぞよろしくお願いします。」のご挨拶をして、交流活動の開始です。

       

今回は、以下の3つの活動を行いました。

その1:図書室で、本の読み聞かせをする

その2:PC(パソコン)ルームで、マウス操作の練習ゲームを上手にできるよう、アシスタント役を務める

その3:1年生の教室で、一緒に小学校の朝の会と帰りの会を体験する

本の読み聞かせでは、これまでの練習の成果を存分に発揮して、丁寧にかつ楽しさを伝えながら読んであげる1年生の姿がたくさん見られました。

    

PCルームでは、担当の子が上手にダブルクリックできるよう、あっちを見たりこっちを見たりと大忙し。手を添えてあげたり、画面を指でたどりながら教えてあげている姿が頼もしかったです。

    

1年生の教室では、一つ一つの行動がお手本となるよう頑張っていました。「起立」「着席」「主の祈り」「アヴェマリアの祈り」、どれも自信たっぷりに堂々と行っていました。教頭先生が弾いてくださったギターの伴奏に合わせて歌った聖歌:「神様といつもいっしょ」は、1年生と年長組さんの声が重なり合って、きれいなハーモニーを奏でていました。

    

あっという間に60分間が終了。別れを惜しみながら、「さようなら。また会えるといいね。」のご挨拶をしました。

お別れをした後の、安堵した表情や満足感あふれる笑顔が印象的でした。お兄さん・お姉さんとして立派に役割を果たした1年生の頑張りに拍手を送りたいです。

 

 

       

2018.11.15 学習活動
11/9(金)第23回未来予想図を行いました

11月9日(金)4・5校時に5・6年生を対象に同窓生特別授業「未来予想図」が行われました。
今回で23目を迎えるこの行事は、仁川学院小学校同窓会設立以来、同窓会と小学校が協力して取り組む最も重要な活動のひとつです。今回も社会の一線で活躍する先輩方が、ご自身の仕事や働くことの価値など様々なことを4年生と5年生の子どもたちに伝えてくださいました。


 4年1組 「内視鏡医という仕事」浜本クリニック 院長 浜本 順博先生(18回生)

 今回は18回生の浜本順博さん(浜本クリニック院長)に授業をしていただきました。まず、自己紹介として小学校時代の写真を見せながらその当時のことを話して下さいました。今でも卒業生同士の交流があることを知った子どもたちは、「自分たちも!」という顔をして昔話を嬉しそうに聞いていました。そしていよいよ「内視鏡医という仕事」という授業が始まりました。胃・小腸・大腸の説明から始まり、実際の内視鏡検査をVTRで見せていただきました。子どもたちにとっては今まで見たことのない映像でしたから、驚くのも当然のことでした。それから内視鏡にも触らせていただきました。まとめとして、最後はポリープの写真をスケッチしました。子どもたちの「難しい」と声を聞いた浜本さんは、自ら黒板にスケッチし、子どもたちからは「上手い!」、「さすが!」という賞賛の言葉が聞かれました。

4年2組 「起業家の役割」株式会社くらし計画 代表取締役 岸本 吉史先生(29回生)

 4年2組では29回生の岸本吉史先生が「起業家の役割」について授業をしてくださいました。授業の中では、子どもたちに実際に事業プランを考えてもらいました。どんな人に向けてどんな商品をつくるのか、それをいくらで販売するのか、そしてどんな人に自分の会社で働いてほしいのかを考え、お互いに発表し合いました。日本のことを知らない人たちのために外国人向けの旅館を経営する、どんな人でもムキムキマッチョになれる薬を販売するなど、とてもユニークなアイデアがたくさんあり、本当に実現したら面白そうだなと思うものばかりでした。
 授業をとおして子どもたちは、起業の難しさを痛感したようでした。ですが、自分のやりたいことを実現させることのおもしろさも感じていたようでした。今回の授業を活かして、誰かの役に立てる事業を開発していってほしいと思います。

 

5年1組 「建築史・都市史研究者の仕事」神戸大学経済経営研究所 小代 薫先生(29回生)

5年1組には、建築士・都市史を研究、一級建築士で神戸大学計算社会科学研究センター/経済経営研究所/特命講師をされいる小代先生にお越しいただきました。神戸の街や外国にある建築物の歴史についてのお話を写真や動画を交えて分かりやすく教えていただき、驚きや新たな発見がたくさんありました。今度、神戸の街に行ったときは、今日教えていただいたことを気にかけながら街を歩いてみたいなと思いました。また、建築関連の本も多数お持ちいただき、普段お目にかかれないものに子どもたちは喜び、 食い入るように読んでいました。小代先生、お忙しい中子どもたちのために授業をしてくださり、本当にありがとうございました。
 

5年2組 「お金の仕事」みずほ銀行四ツ橋支店 支店長 武田治久先生(19回生)

  5年2組では、みずほ銀行四ツ橋支店の支店長、武田 治久先生にお越しいただきました。子ども達が知っているようで知らないお金のことについて「お金の仕事」と銘打ったパワーポイントを使って、お話してくださいました。1時間目は身のまわりのお金に関して、子ども達にわかりやすい事例を挙げてお話してくださいました。振り込め詐欺や電子マネー、クレジットカードの話など、子ども達が大人になっていく中で知っておかなくてはいけない知識を沢山教えていただきました。2時間目は、通帳やお金のレプリカを使って、銀行員の仕事を教えていただきました。みずほ銀行が扱うお金の規模に驚き、銀行員のお金を数える方法をみんなで楽しみながら体験したりと、あっという間に時間が過ぎてしまうほど楽しい授業でした。正しいお金の知識に触れることで、銀行員という職業を知るだけでなく、大人になるために必要な知識まで与えてくれた武田先生に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。