仁川学院中学・
高等学校

2018 年 1月 記事一覧

2018.01.19 学校行事
【中学】人権学習講演会を実施しました

1月19日(金)、6・7校時の仁川タイムの時間に、コルベ講堂で人権学習講演会を実施しました。一昨日の1・17にちなみ、「震災」をテーマに人権を考える機会として、東日本大震災の被災地・福島で活動されている前川直哉先生をお招きして講演をしていただきました。

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講演の中で、阪神淡路大震災でのご自身の経験から、東日本大震災と原発事故の被災地・福島の現状、そして「ふくしま学びのネットワーク」についてお話をされました。時折、本校の生徒に質問をしたり、前川先生がご持参された放射線の線量計で、コルベ講堂の放射線量を生徒が測ったりと、終始和やかな雰囲気で行われました。

阪神淡路大震災では、当時通っていた学校も被災して体育館は避難所になり、予定されていた卒業式も行われずに、前川先生は卒業を迎えることになったそうです。当時の担任の先生は「こういうときこそ勉強をしなさい。ものはつぶれ、建物も壊れてしまった。けれども、君たちが学んだことはどんな災害があっても壊れない。だからこそ学ぶんだ。それが街の復興に繋がる」と言われたそうです。

その言葉を忘れず、前川先生は東日本大震災後福島市に移住して支援活動を続けて来られました。前川先生は「みなさんも福島に関心を持ち、どうか福島とのつながりを広げてください」と話されていました。

今日の講演を通じて、生徒たちは人との関り、学びの大切さを改めて感じていました。そして近い将来起こるかもしれない災害に備えて、それらをどのようにみんなと一緒になって乗り越えていくか、考えを深めて欲しいと思います。

2018.01.10 学校行事
【中学】3学期始業式を行いました

あけましておめでとうございます。

今年もこのブログを通じて、生徒達の活動の様子をできるだけ多くお伝えしたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

1月9日(火)、2018年最初の登校日を迎えました。登校した生徒達は、クリスマスやお正月、そして家族との旅行など冬休み中の出来事を、久しぶりに会った友達と楽しそうに話していました。

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ホームルームで、宿題などの提出が行われ、各担任から3学期の心構えや、新年のスタートが肝心であるという旨の話がありました。

続いてコルベ講堂へ移り、始業式が行われました。先日行われた箱根駅伝の中で、1人ひとりが1秒を削る努力をすることを目標にしていた学校について触れられ、たった1秒と感じるかもしれないですが「少しでも・・・」と思う気持ちが、クラブや勉強でも大切ですという校長先生のお話がありました。

その後、冬休み中の活動の表彰、教務部長、生徒部長の先生のお話へと続きました。

この3学期は短く、気がつくとすぐに過ぎ去ってしまいます。1日1日を大切にし、そして4月から始まる新学年の0学期として、充実した3学期にしていってほしいと思います。

2018.01.09 学校行事
【高校】第3学期始業式を実施しました

1月9日(火)体育館にて第3学期始業式を実施しました。久しぶりに友だちと再会した生徒たちは、笑顔で年末年始の話に花を咲かせていました。

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初めに校長から、「時間を無駄につぶして過ごすのではなく、一瞬一瞬を大切にして有意義な生活を送るように心がけていきましょう。充実した3学期になるように行動していくように。」と話がありました。

続いて、この冬休み中にオーストラリアから短期留学に来ている留学生の紹介がありました。また、来週からオーストラリアにある姉妹校「Padua College」へ1年間留学生と、フランスへ短期留学する生徒から決意表明がありました。新しい環境で慣れないこともあると思いますが、留学でしか得られない何かをつかんで帰ってきてくれることに期待しています。

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次に、昨年の終業式から展示していたガラス絵コンクールの優秀クラスの発表、作品の披露がありました。どのクラスが受賞しても良いほど、制作した生徒たちは皆一生懸命に取り組みました。その後は、冬休みの部活動での優秀者の表彰へと続き、最後は生徒部長の先生より新しい学期へ向けて話があり、気持ちが引き締まりました。

3学期は、短い学期です。1年生は合唱コンクールも控えていますが、1・2年生は次の学年へ向けての準備期間と捉え、勉強面でも努力してほしいと思います。3年生は受験もいよいよ佳境に入ってきます。後悔のないように、「その1秒を削って」受験勉強に励んでください。

すべての人にとって素晴らしい学期となりますように。