仁川学院中学・
高等学校

2024 年 11月 記事一覧

2024.11.27 学校行事
【中3】職場見学・体験会

  11月13日(水)に中学3年生は職場見学・体験会を行いました。今年度はサンテレビジョン、株式会社シンプロ、マリアの園幼稚園、小西酒造株式会社、西宮市瓦木消防署、上ヶ原病院の6つの事業所にお世話になり、それぞれに分かれて実施させていただきました。どこの事業所もお忙しい中,ご無理を言ってご協力いただきました。

 事前学習では、「働く」ことの意義を考えることから始め、これからの「仕事」について考え,話し合いました。

 当日は、普段ではできない貴重な体験をたくさんさせていただき、生徒たちも目を輝かせながら充実した1日を過ごしていました。また「働く」ことの意義などについても、実際に働く方々から聞かせていただけたので、これを自分たちの進路実現につなげてほしいと思っております。

 

【サンテレビジョン】

一人ずつスタジオでニュース原稿を読ませていただきました。

 

 

【株式会社シンプロ】

個人のルームプレートを作らせていただきました。

 

 

【マリアの園幼稚園】

外遊びや絵本の読み聞かせの体験をさせていただきました。

 

 

【小西酒造株式会社】

普段は蔵の中に入れないのですが、今回は特別に入らせていただきました

 

 

【西宮市瓦木消防署】

消防服に着替え,放水の体験をさせていただきました。

 

 

【上ヶ原病院】

看護部と薬剤部の業務の見学をさせていただき,お話を伺いました。

  

 

事後学習では,2学期のHRで考えた「仕事について」と各事業所の紹介をまとめた壁新聞作成します。

2024.11.17 中学入試情報
【中学】中学入試プレテスト・第3回入試説明会を実施しました

11月17日(日)、令和7年度中学入試プレテストと第3回入試説明会を実施しました。少し暑さも感じるような天候でしたが、今年も多数の受験生が本校の入試を先取り体験しました。

 

試験開始までの待機時間は少し緊張気味の子どもたちも多く見受けられましたが、試験が始まると、真剣な表情に切り替わり問題と向き合っていました。

国語では本番同様、リスニング(聞き取り)テストも体験。選択教科では2次試験で出題する「総合問題」も選べるなど、まさに本番そのもののプレテスト。本番入試と違うことは、自分の答案が返ってくること。その結果をもとに、残りの2か月を頑張ってほしいと思います。

プレテストの試験時間中には保護者の方を対象に、コルベ講堂で入試説明会を実施しました。今回、プレテストを受験されていない6年生や他学年の保護者も来られるなど、多くの方に出席して頂きました。

オルガニストによるパイプオルガンの演奏に始まり、本校の教育内容・入試(出願)についての説明を広報担当者から。そして「カトリック校の使命」と題し、神父である本校校長から仁川学院の根幹の講話と、半日盛りだくさんのプログラム。

  

試験が終わり、受験生が保護者の方が待っているコルベ講堂に戻る頃には、緊張から解放され安堵の表情が見受けられました。相談会、校内見学会にも親子で多数ご参加いただきました。

 

答案、試験結果等は、11月19日(火)に発送予定です。

 

また、12月7日(土)9:00より、学校見学会およびプレテスト受験者対象の入試直前相談会も実施いたします。

その際、プレテストの結果をお持ちいただいて教科ごとの質問、ご相談もさせていただきます。奮ってご参加ください。

改めまして、本日お越しになられた受験生、保護者の皆様、ありがとうございました。

※入試個別相談会には、プレテストを受験されなかった方もご参加いただけます。どうぞお気兼ねなくご来校ください。

 

2024.11.13 学校行事
【中1】校外学習を実施しました。
  • 11月13日(水)、63期生中学1年生は校外学習で京都嵐山に行きました。
    秋晴れに恵まれ、澄んだ青空と色付き始めた木々に囲まれた一日となりました。
    この校外学習は、来年の研修旅行に向けた予行練習でもあります。
    班別で訪問先について調べ、自分たちで行程表を計画し、活動を行います。
    また、今年度のチェックポイントは「龍安寺」「広隆寺」「北野天満宮」の3か所です。
    それぞれのチェックポイントで、その場所にちなんだクイズにも挑戦します。

 

 

「龍安寺」は石庭が有名なお寺で、静寂の中で自然と向き合う時間を持つことができました。
石庭の独特な美しさに生徒たちは驚き、石庭を眺めながら、心を落ち着け、感性を研ぎ澄ませていた姿が印象的でした。
また、多数の生徒が何とか石庭の石を15個全部を見ることができる角度を探していました。

 

 

「北野天満宮」は日本三大天神の一つで、学問の神様「菅原道真」を祭った神社です。
梅の花で有名な境内は美しく整えられ、歴史ある建物や装飾品も生徒たちの関心を引いていました。
また、期末考査を2週間前に控えた生徒たちは熱心に参拝し、何とか良い結果を残せるように祈っている姿が見られました。

 

 

「広隆寺」は日本最古の仏像、弥勒菩薩半跏思惟像に出会うことができる場所です。
この仏像の微笑みや美しい表情に生徒たちは感動し、日本の古代の彫刻技術の素晴らしさを学びました。
広隆寺での見学を通じて、古代から続く仏教美術の意義やその背景について理解を深め、文化財保護の重要性も学ぶことができました。

 

 

一日を通して、歴史や文化に触れるだけでなく、仲間と協力し、共に行動する時間を持つことができ、校外学習の意義を感じられました。
嵐山の美しい景色と名所巡りを通して、学びとともに楽しい思い出も作れたことを嬉しく思います。
生徒たちも充実した表情を浮かべながら帰路につき、成長の一端を感じさせる一日でした。

散策中に各班で撮影をした画像は、「フォト&キャッチコピーコンテスト」として、事後学習での京都の魅力を伝えるプレゼンにつなげていきます。
各班どのような発表になるか非常に楽しみです。

 

 

2024.11.12 長崎研修旅行
【中学】長崎研修旅行3日目 ~楽しみ、学び、責任も感じた3日間のしめくくり

11月12日(火)、本日は6:00起床。おうちを離れて3日目、疲労もあるのでしょう、頑張って、起きました。

荷造りを済ませ、朝食です。ビュッフェ形式で、どれを食べようか…しかし、迷っている時間の余裕はない!班ごとに順番に食事を済ませ、部屋も来た時よりも美しくし、退館式はなんと芝生広場で実施しました!この頃には、おめめもぱっちり。朝から日差しも強く、昨夜は必要だったジャケットも不要なくらいの暖かいお天気です。

 

退館式では、生徒代表が宿舎の方にお世話になったお礼を伝えました。

 

本日も昼過ぎまでハウステンボス内で班行動です。ホテルの近くのゲートから入り、クラス写真を撮って解散。退館式までの時間を使って班で再度打ち合わせをして、園内を回る順番などを相談していたこともあり、まずは最初のアトラクションを目指して、一目散でハウステンボス内に散っていきました。

風車や花畑などオランダの街を再現したのがハウステンボス。広い敷地を生かして体をしっかり動かすアトラクションもあれば、近年ではバーチャルリアリティーを使って楽しむアトラクションなどもあり、どこから回ろうかみんな興味津々。でも、端から端まで歩き通すのはなかなか困難。動きを止めて、園内マップを広げなおす様子も多々見られました。

あっという間に集合時間。名残惜しいところですが、バスで長崎空港へ向かいます。最終解散地の神戸空港では全体で集合できる場所がないため、長崎空港で解団式を行いました。3日間、お世話になった添乗員さん、カメラマンさん、看護師さんともお別れです。ごあいさついただき、生徒代表からお礼を伝えました。校長先生からは、「いろいろな経験をしました。間違えたことも、学んだこともあったでしょう。それを次に活かすことが大事。たくさんの友達がいることを思いながら、学校生活をおくっていきましょう。」とお話がありました。

仁川学院中学校の研修旅行は、クラスを超えた班で活動をします。同じ学校にいながらもあまり話したことのない同級生と交流する良い機会でもあり、もうすぐ3年生となり、学校のリーダーとして後輩たちを率いていく、良い練習にもなりました。

研修旅行の感想は人それぞれかもしれません。事前学習から目的を意識し、学ぶことで知識を増やし、責任を持って取り組んできた分だけ、長崎で色鮮やかな特別な景色が見られたのではないでしょうか。今後、生徒たちは、事後学習として、さらに特別な景色に色を付けていきます。

2024.11.12 長崎研修旅行
【中学】長崎研修旅行2日目 ~異国情緒あふれる風景に触れ、仲間との絆を深める

11月11日(月)、研修旅行2日目です。

朝食をとり、身支度を足早に済ませたら、一晩お世話になった、あぐりの丘高原ホテルさんに別れを告げ、班別自主研修の出発場所、長崎駅にバスで向かいます。

9時前、道中混んでいたこともあり、予定より少し遅れで、班別自主研修開始!長崎駅で班単位で解散しました。

 

 

ホテルから出た頃は、まだ黒い雲が出ていましたが、自主研修開始時間には雨も上がりました。日頃の行いかな。陽射しも出て少し暖かくなった長崎市街地を班ごとに考えたルートに沿って、地図を片手に回ります。

生徒たちは、地図といっしょに、しおりも握りしめていました。というのも、事前学習で「見どころシート」を作りました。各訪問場所の見どころをそれぞれが調べて自分の言葉でまとめたものです。班で共有し、しおりに張り付けています。自分たちだけの旅行ガイドです。たくさん調べて、学んで、やってきた分、見える景色は、鮮やかな景色になっているはず。

「和・華・蘭」と称される長崎、満喫しているようでした。

   

14時、班別自主研修終了!すべての班が時間に遅れることなく長崎駅に集合できました。大きなトラブルもなく、お土産もいっぱい買い込み、電車で次の目的地へ向かいます。

ハウステンボスに向かうシーサイドライナーからは、美しい海が見えました。歩き疲れた体が少し元気になったでしょうか。

駅に着いたらそのままハウステンボスに直行!散々歩き、疲れたと思いきや、この景色を見てまた元気になった生徒たちです。17時に入国ゲートで解散すると、夜のハウステンボスを散策します。先週からちょうどクリスマスイルミネーションが始まり、ハウステンボスならではの美しい光の演出で長崎で過ごす仲間との最後の夜は印象的なものとなりました。

(ハウステンボスの中の写真)

20時30分、出国ゲート前集合。さすがに疲れた様子でしたが、この後、本日の宿泊先、ハウステンボス内のホテルロッテルダムさんへ移動し、本日はこれで終了。就寝時間の前には布団に入る班もありました・・・。

研修旅行はいよいよ明日が最終日。ハウステンボスを満喫したら、夕方には神戸空港に帰ります。

2024.11.10 長崎研修旅行
【中学】長崎研修旅行1日目 ~仁川学院の原点をたどり、平和を祈る

11月10日(日)、中学2年生が長崎へ研修旅行に出発しました。

長崎へは、山陽新幹線のぞみ、特急リレーかもめ、西九州新幹線かもめを乗り継ぎます。新幹線は初めてという生徒も。どきどきわくわくからでしょう、新神戸駅の集合場所は、早い時間からにぎわいました。

お見送りの保護者の方もお見えになる中、出発式はお祈りと生徒代表の挨拶から始まりました。そして、研修旅行で学ぶ目的を校長先生から伺いました。

 

博多までの車中では、それぞれに楽しい時間を過ごすことができました。

博多駅からは、特急リレーかもめでの移動。車中で、九州名物が詰まったお弁当をいただきました。

そして、長崎駅に到着。予想はしていたものの、雨降りで、大きなカバンを持ち、傘をさしての移動です。貸切バスに乗って聖母の騎士修道院へ。仁川学院の礎となった地で、神父様からお話を伺いました。「長崎は原爆が落とされた最後の地にしないといけない」――私たちが学んでいくべきことを改めて考えさせられました。

 

  

雨天のため、残念ながら「奇跡の泉」湧くルルドを訪ねることは断念しました。ただ、予定にあったコルベ記念館を訪れ、聖コルベの生きざまを改めて学んだり、教会内の一室にある聖コルベ神父の遺髪を見たりと、充実した時間を過ごすことができました。

その後、場所を追悼平和祈念館に移し、事前学習で作った、「わたしたちの平和宣言」をカードに記したものと千羽鶴を奉納しました。

 

原爆資料館では、事前学習や山口神父様のお話でも触れた悲惨な現実を様々な展示であらためて深く知ることができました。

 

雨の中の行動で、予定していたことができなかったり、変更もありましたが、仁川学院の原点のこと、原爆のこと…みんなしっかり学んだかな…。

事前学習として、2学期に入るとすぐ、原爆について学び、被爆者の方のお話をまとめた動画を見ました。そこから平和とは何だろう、わたしたちにできることは何だろう、と個々やグループで考えを深め、共有してきました。しっかりと知識を持ち、長崎という場所がどういう場所なのか意識して、この街へやってきた生徒たちです。それぞれが感じた何かがあったはず。

 

長い移動と、盛りだくさんの研修で、すこし疲れの表情を見せる生徒もいましたが、宿泊先の、あぐりの丘高原ホテルさんでは、豪華な卓袱(しっぽく)料理をいただき、広いお風呂も満喫しました。お風呂最高です!と、お風呂前でこの文章を作っているわたしに声をかけてくれています。

  

そして、食事、入浴の後は、「眠いよ…」と言いながらも、研修という名の、クイズ大会に興じ、一日目を終えました。

班長もですが、副班長、また室長、訪れる場であいさつやお祈りをみんなの前で行うなど、それぞれに役割があり、準備もしてきました。学びもあり、楽しみもあり、責任もある、そんな研修旅行。明日は、班別自主研修です。6~7名の班で長崎市内を巡ります。

文化、平和、ふれあい―。

まだまだ長崎の旅は始まったばかりです!

2024.11.06 ニュース
【中学】後期「仁川の森」芽が出たかな

実は、3週間前に種まきをした冬野菜の発芽状況がよくありません。気温のせいなのか、雨のせいなのか・・・。思うようにすすまない仁川の森の活動ですが、授業内での活動のみならず、昼休みなどを利用して、まき直しをしたり、発芽のチェックをしたりしてきましたが、現状はこちら・・・。発芽しないものは、野菜を変更し、再度まき直しをしました。

  

先週には、中学グラウンドの畑に植えていた、サツマイモの収穫を行っていました。サツマイモは、過酷な環境でも育ちやすいはずなのですが、例年より少し小さめ。それでも、みんなで苗から育ててきたサツマイモです。折ってしまわないように、優しく手で掘っている姿がとても印象的でした。

  

ところが今週は状況も一転。やはりうまくいかないことが多いのが野菜作りです。みんなであれこれ考えて試行錯誤する体験、そしてうまくいったときの喜びは、どんどん大人になっていく生徒たちの成長の肥料になっていることでしょう。生徒たちも、野菜たちも、すくすく育ちますように。

さて、後期仁川の森の目的の一つである、能登の被災者の方へ支援をするにあたり、種まきの後に、能登、特に令和6年能登半島地震について学びました。本年度の野外活動で、淡路島の北淡震災記念公園を訪れて学んだこと、そして、6年前に大阪府北部地震を経験したことを思い出しながら、真剣に取り組みました。この学びは来週も続きます。

 

野菜作りを通して、能登の被災者の方への支援につなげよう―。わたしたちの思いが無事届けられるように、力を合わせて頑張っていきます。

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