仁川学院中学・
高等学校

2023 年 4月 記事一覧

2023.04.14 学校行事
【高校】新入生オリエンテーション3日目(最終日)の様子

*新入生オリエンテーション合宿も,いよいよ最終日を迎えました。今朝は少し肌寒い曇天模様ですが,生徒たちも体調を大きく崩すことなく,無事過ごしています。

今日の朝の心の時間は『絵描き歌』から始まりました。生徒も教員も絵描き歌に苦戦して…同じ絵描き歌のはずなのに,一つとして同じ絵がありません。絵描き歌を通して,目標を設定することの大切さを感じる時間となりました。

朝食の後は,生徒部オリエンテーションとして『仁川学院生』らしいふるまいに関して,なぜそのようにするのかを考えていきました。挨拶をすること,時間を守ること,服装を整えること,普段からできることが当たり前とされていることですが,なぜそのようなことをしなければならないのかについては,あまり考えたことがなかったかもしれません。このような挙措を身につけることで,円滑な人間関係を築き,信頼関係を結ぶことができるようになります。大人になる準備期間としての高校時代に,自発的に身につけてほしい,普段から意識できる人になってほしいと願います。

生徒部オリエンテーションのあとは,午後のクラス目標発表に向けて最後のHRです。

ただクラス目標を発表するだけではなく,その目標を決めるまでの経緯,クラスで取り組んだ内容も発表する,この3日間の取り組みの集大成です。

それぞれのクラスで,最後まで真剣に意見を出し合う様子が見られました。

昼食の後は,まず”仁川学院検定”です。入学してからちょうど一週間たちました。これまでのオリエンテーションで学んだことから出題されました。

テストというと,成績のことが気になりがちですが,点数を取ることがこのテストの目的ではありません。これから3年間仁川学院で充実した時間を過ごす上で知っておいてほしいことが出題されました。これを,仁川学院を知るきっかけにしてほしいと思います。

緊張したテストの後は,各クラスのクラス目標発表です。

各クラスの担任の先生方の熱のこもったジャンケン大会で発表順が決められた後,それぞれのクラスが発表を行いました。

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この3日間でクラスHRを過ごした時間は4時間半。たくさんの時間をクラスメイトと過ごし,お互いを知るための活動から始まり,それぞれのクラスがどうありたいのか,目標をまとめ上げました。

2泊3日の新入生オリエンテーション合宿は今日で終了します。しかし,高校生としての生活はまだ始まったばかり…。今回のオリエンテーションで培ったことを今後の高校生活で活かし,感謝の気持ちを忘れず,他者を思いやる行動を積極的に行い,有意義でかけがえのない3年間を過ごしてくれることを願っています。

次の登校は,4月17日(月)8:15です。オリエンテーション合宿の疲れを十分に取り,元気な姿で登校してくれることを願っています。

保護者の皆様,合宿に際してご理解とご協力をいただき,ありがとうございました。今後ともよろしくお願いいたします。

2023.04.14 ニュース
【中学】新年度最初のホームルーム活動

 令和5年度が始まりました。新入生が加わり、在校生も学年が1つ上がりました。新年度スタートのホームルーム活動をご覧ください。

 中学校には、学級委員長、学級委員長のほかに、文芸委員会、生活環境委員会、宗教委員会、保健体育委員会の4つの自治委員会があります。各クラスから委員が選ばれます。1年生はもちろん初めてなので、それぞれの委員会がどんな役割を果たしているのかレクチャーを受けました。 また、先生方の誘導で校内ツアー。職員室の入り方講座も開かれました。

 「新入生に収穫の喜びを伝えたい」と、昨年の3年生が中心になって植えたタマネギ。その思い通り、新入生を歓迎するかのように収穫期を迎えました。もちろん、2・3年生もタマネギを収穫。

 「タマネギの上にある緑の部分も食べられるんですか?」そう、普通のネギと同じように食べることができます。スーパーで見かけるタマネギは下の白い部分だけ。これも自分たちの手で育てたからこその気づき。ホンモノに触れることの大切さを実感しました。

 6月にあるダンスフェスティバルは、1~3年生までの混合班で取り組む活動です。2週間後、いよいよ練習開始。

 

 その前に、まずは3年生が教えられる状態にするべく、打ち合わせと練習を始めています。新しい1年が動き始めました。

 

2023.04.14 学校行事
【高校】新入生オリエンテーション2日目の様子

新入生オリエンテーション2日目は,比叡山延暦寺での修行体験です。

前日の雨模様とは打って変わって,三塔巡拝日和の快晴の朝を迎えました。

朝は中尾先生の『朝の心の時間』で始まりました。

”ありがとう”の語源は”有り難し”=当たり前ではないといいことから,誰かに何かをしてもらうのは当たり前ではない,今日も誰かの助けがあって生きていることに感謝をして

”ありがとう”をちゃんと言える人になりましょうというお話からスタートしました。
 

美味しい朝食のあとは,比叡山延暦寺での修行体験です。

バスに乗って曲がりくねった山道を進んでいくと,延暦寺会館に到着しました。

延暦寺会館の前で整列し,お坊さんを待つ間,誰一人として話すことなく,鳥のさえずりだけが聞こえる,そんな空間で,生徒たちが緊張した面持ちでこれから始まる修行体験に備える姿が印象的でした。

まず入り口で開講式を行いました。

「千年続く修行の道を,皆さんに体験してもらいます。一生懸命やってください。」とのお言葉をいただき,全員が一段と背筋が伸び,引き締まった表情になっていました。

比叡山延暦寺での講話では,これから始まる修行体験について,一つひとつどんな意味があって,どういったところに気を付けて取り組むべきかをお話してくださいました。

特に,食事作法については,『食事をいただくということは命をいただくということ』ということを中心に,どのような作法で有り難い命をいただくのかお教えくださいました。

 

 

写真撮影の後は,いよいよ昼食です。先ほど習った作法を守っての食事を体験しました。

 

食事後は,三塔巡拝に出発しました。お坊さんが回峰行で使う道を無言で歩く修行体験は生徒たちにとって,自らと向き合い,自分の度量を知る良い機会となったようです。

 

 

約2時間の三塔巡拝ののち,琵琶湖グランドホテルに帰ってきてから,今日の貴重な体験について振り返りました。生徒たちの心にはどんな教えが響いたのでしょうか。

入浴・夕食後は各クラスに分かれてHRを行いました。クラスメイトと今日の振り返りを行ったり,クラス目標を決めたり,それぞれのクラスで思い思いの時間を過ごしました。

本日最後のプログラムである中村先生の『夜の心の時間』では,修行体験をさせていただいた延暦寺会館の皆さんが伝えたかった思いについて考えました。

食事作法も三塔巡拝も,一般の人からすればとても厳しいものでしたが,それぞれに意味のあるものでした。

今日出会った比叡山延暦寺の方々は,1000年以上大事にされてきたその文化を知り,敬い,尊んで,胸に刻んでほしいという思いで,厳しく教えてくださったのだと振り返りました。

延暦寺だけではなく,世界にはさまざまな文化をもつ人々がいて,世の中が成り立っています。

お互いに分かり合うために,話し合うことはもちろん,学校での勉強をしっかりして,互いの価値観や考えを理解し合える度量を育てるきっかけにしてほしいと思います。

慣れない体験で体調を崩し気味の生徒もいますが,総じて合宿の2日目を無事に終えることが出来ました。

明日は,オリエンテーション最終日です。この合宿期間ではたくさんHRの時間を設け,クラスメイトと話し合いを重ね,どんなクラスにしたいか考えてきました。その集大成としてのクラス目標発表を行います。

HRや今日の修行体験を経て,生徒たちの心にどんな思いが生まれたのでしょうか。明日の発表を楽しみにしたいと思います。

2023.04.13 学校行事
【中学】新入生オリエンテーション2日目

4月13日(木)、新入生オリエンテーション合宿2日目です。

眠たい目をこすりながら、生徒たちは講堂に集まってきました。「朝の集い」では、教頭先生から目覚めのよい起き方や、眠たいときの頭の起こし方をゲームを用いてお話してもらいました。

朝食の後は、自分の夢、10年後の自分、5年後の自分をイメージして、「中学生として頑張りたいこと」をテーマに作文を書きました。「スポーツ選手」「医者」など、自分の将来の夢のために、今週から始まった学校生活でやろうと思うこと、日々の積み重ねとして努力することを考えていきました。

 

 

昨日に引き続き学力推移調査として、国語、数学、英語の試験を実施し、真剣に取り組んでいました。

  

昼食を終えたら施設の外に出てハイキングです。山道を抜け、1時間半ほどかけて施設の周りを一周します。爽やかな春の陽気の中、クラスメートとの会話も弾み、軽快な足取りで予定より早く施設に到着しました。

  

 

運動した後は、校長先生による講話です。本校はカトリックのミッションスクール。カトリックの司祭である校長先生より、大切にして欲しい心、気持ちについてお話していただきました。

 

そして入浴と夕食の時間と続きます。配膳の準備も手際よく、食前食後のお祈りも手馴れてきた様子です。夜はメインの研修、「キャンドルサービス」です。火を灯したロウソクを生徒が囲って集まります。厳かな空間の中で揺れる火を眺めながら、自分の内面と対話し、神様に祈りを捧げます。

 

様々な場面で、中学生にふさわしい成長が感じられる一方、慣れから出てくる凡ミスも散見されるようになってきました。しっかりと周りの人のことを考えて、最終日も今後の学校生活に繋がる、実りある1日にしてほしいと思います。

   

2023.04.13 学校行事
【高校】新入生オリエンテーション1日目の様子

高校1年生の『新入生オリエンテーション合宿』が,本日から2泊3日のプログラムで始まりました。1泊目,2泊目ともに琵琶湖グランドホテルに宿泊します。

初日の今日は,琵琶湖グランドホテルにて,高校生活を送るうえでの軸となるさまざまな学びを行いました。

入所式に続いて行われたのは『仁川学院シンポジウム』です。学年団の先生の自己紹介にはじまり,学校の構造やクラブ活動など,これからの学校生活に関することをクイズを交えながら学びました。

午後からは『宗教科オリエンテーション』として学院の7つの“仁川学院訓”についてお話がありました。1つひとつの学院訓に込められた意味と,主に学校生活のどのような場面で意識するかについてお話しいただきました。

学院訓について勉強した後は,学院歌の練習を行いました。学院歌を歌うのは入学して初めてでしたが,少しずつ練習し,最後には1番は歌詞を見ないで歌えた生徒もいました。

その後は,各クラスに分かれてHRを行いました。クラスづくりの始まりに,自己紹介やレクリエーション等を通じて生徒間の親睦も深まったことでしょう。

 

入浴・夕食後は,明日の延暦寺での修行体験に備えて事前学習を行いました。延暦寺の歴史,なぜ延暦寺を訪問するかについて学び,明日の修行体験に向けて心づくりを行いました。日頃は経験できない修行体験は厳しいかもしれませんが,一つひとつを前向きにとらえ,自分とじっくり向き合う時間にしようと確認をしました。

その後再び各クラスに分かれてHRでクラスメイトとの親睦を深めたのち,本日最後のプログラムである中村先生の『夜の心の時間』を行いました。薄明りの中,心静かに皆で祈り,聖歌を聞き,日頃行う”主の祈り”や”アヴェ・マリアの祈り”について今一度読み方や意味,由来を確認し,全員でゆっくりと声を合わせて唱えました。入学して間もない生徒の皆さんの心にも,温かいメッセージが届いたことでしょう。

現地は昼から雨模様でしたが,今日は室内でのプログラムであったため,予定通りに行われました。少し風邪症状で体調を崩し気味の生徒もいますが,総じて合宿の1日目を無事に終えることが出来ました。明日はいよいよ比叡山延暦寺での修行体験です。学びの多い一日となりますように。

2023.04.12 学校行事
【中1】新入生オリエンテーション1日目

4月12日(水)、仁川学院中学校62期生のオリエンテーションがいよいよ始まりました。今日は入学して3日目です。昨日、一昨日は緊張で強張っていた生徒たちの表情も徐々に和らいできています。

このオリエンテーションの目標は大きく3つあります。

1つ目は、「仁川学院の精神を学ぶ」。お祈りを覚え、キリスト教について認識を深めます。

2つ目は、「中学校生活を知る」。「自分で考えて学ぶ勉強」とは何かを考え、その大切さを学びます。また、校内・校外での生活態度を考えてもらいます。

3つ目は、「仲間づくりのきっかけをつかむ」。クラスはもちろん、学年全員と会話をして親睦を深めます。そして、与えられた自分の役割に責任を持って取り組み、自分の言動はどうあるべきか、友達や仲間を大切にすることはどういうことかを考えます。

 

さて、そんな2泊3日目の取り組みの1つ目は窯元「やまの」での立杭(たちくい)焼き・手びねり体験です。

こちらでは、一人1つ、作品を作りました。工房の方が分かりやすく説明してくださり、実演では鮮やかな手業に「おぉ〜」という声と拍手が飛び交いました。柔らかい土は練りやすい反面、形を作るのが難しく、生徒たちは悪戦苦闘している様子でした。約1時間の作業で完成した作品は、乾燥→高台作り→素焼き→釉薬→焼成の工程を経て、約1ヶ月後に学校に届けられます。

 

午前の作業の後はお昼ご飯。そして再びバスに乗って40分。今日から泊まる「やしろ会館」に到着、入所式では教頭先生からオリエンテーションの目的についてお話をいただき、生徒代表が施設の方に挨拶しました。

ここから先は教務部、生徒部からの授業の受けかたや学校のルール説明、宗教科からの説明と続き、オリエンテーションは本格的にスタートしていきます。

 

午後の部の最後はアイスブレイキング。アイスブレイクとは参加者の不安や緊張を氷にたとえ、その「氷をこわす、溶かす」という意味があります。つまり、初対面同士の1年生が親睦を深めるためのコミュニケーションゲーム。ゲームは全部で3つ。その内1つは声を出してはならず、ジェスチャーだけで意思疎通を図り、課題を達成するというものでした。上手くやりとりが出来ない子がいると、気がついた子がサポートに入ったりなど、自然と”助け合う”行動が見られるようになります。ゲームが終わった頃には部屋の中は笑い声で溢れ、夕食時には賑やかな空間が出来上がっていました。アイスブレイキングは大成功!

 

入浴と夕食の後は学習実態調査です。中学校入学時点での、家庭での学習の取り組み方や時間などを記録しました。これからも定期的に同じ調査を行い、自分を見つめ直す機会としていきます。

 

1日の振り返り、NIGAWA LIFEを記入したら今日の活動は終了です。疲れた様子も見えましたが、明日はハイキングもある2日目です。ぐっすり休んで頑張ってもらいたいです。

 

         

2023.04.10 学校行事
【中学】令和5年度 始業式・入学式を行いました

4月10日(月)、令和5年度の始業式と入学式を行いました。

清々しい春の陽気の中、新2・3年生たちは気持ちを新たに登校してきました。登校してきた新2・3年生達は職員室前に貼られた新学年のクラス分けの用紙を確認し、新しい学年の教室へ向かいました。そこでは久しぶりに顔を合わせる友達と、「新しい担任の先生、授業担当の先生は誰だろう」というような話題で盛り上がっていました。

 
コルベ講堂で行われた始業式では、まず校長先生から新しいクラスメートと新しい担任の先生で協力して、みんなでより良い学校を作っていきましょうというお話を頂き、続いて新任の先生の紹介、そして担任の先生の発表が行われました。

始業式に続いて、入学式が同じくコルベ講堂で行われました。

仁川学院の新しい仲間達は、今日から始まる新しい学校生活に期待に胸を膨らませながら登校してきました。
各自クラスを確認し、コルベ講堂前に集合。いよいよ、在校生と保護者が待っているコルベ講堂に入堂です。


吹奏楽部員の演奏の中、担任の先生を先導にコルベ講堂へ仁川学院中学校第62期生が入堂しました。みことばの祭儀の後の新入生氏名発表では、元気の良い大きな返事が返ってきました。
 
 
校長先生からは、「今日が中学生としての第一歩です。勉強、クラブなど精一杯努力して、1日も早く仁川学院中学校の一員となっていってほしいと思います」という話がありました。
また、新入生代表の挨拶では、「学習だけではなく、学校行事やクラブ活動にも積極的に参加していこうと思います。そして、先輩との交流が一番楽しみでもあり緊張もしていますが、早くたくさんの人と協力し、助け合うことができる関係を築きたいと思います」と決意が述べられました。


入学式の後はクラス毎に写真を撮ったあと、教室で初めてのホームルームを行いました。仁川学院で過ごす6年間の心構えや諸連絡の他に、担任の自己紹介と、新入生に向けてのメッセージが送られました。

 

新入生は明後日より、加東市方面へ2泊3日のオリエンテーションに出発します。キリスト教カトリックについて、学校生活を送るうえでの心得などを学びながら、クラス・学年の親睦を活動を通じて深めていきます。

 

 

2023.04.10 学校行事
【高校】1学期始業式を行いました。

本日、高校2年生・3年生は体育館で1学期始業式を行いました。

生徒全員が集合時間より早くに集合し、期待と少し緊張した表情の中で静かに始められました。

校長先生より「みなさんは神の祝福の中で歩んでおり、クラス・学年・そして1年生から3年生まで協力して素晴らしい学校になるよう、努力してがんばってください。」とお話がありました。

 

続いて、今年度より新しく来られた先生方の紹介があり、お一人ずつ生徒たちへ挨拶がありました。生徒のみなさんも、温かい拍手でお迎えしていました。また春休み中、優秀な成績を修めた部活動やTWICEプラン全国大会で入賞したチームの表彰がありました。

 

最後に生徒部長から「マナーの向上、そして『普通』のレベルを自分たちの中で上げ、クラスや学年・学校のために考えて行動してください。」とお話がありました。

 

始業式終了後、高2は楽しみにしていたクラス分けの発表が旧担任の先生からあり、新たなる気持ちいっぱいの笑顔で、新しい担任の先生とクラスへ向かっていました。

明日より授業がスタートします。今日のお天気のような、フレッシュな気持ちを忘れずに、日々を大切に過ごしていきましょう。

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