仁川学院中学・
高等学校

2018 年 6月 記事一覧

2018.06.29 学校行事
【中学】仁川タイム 園芸の考察シート作成と期末考査前の自学自習

毎週金曜日の6・7校時は、「仁川タイム」という総合学習の時間です。学校行事の事前・事後学習や、園芸プロジェクト「仁川の森」の活動など、教科の枠を超えた、まさしく「総合」の学びをしています。

6月29日の仁川タイム。まず6校時は、園芸プロジェクト「仁川の森」の考察シートを完成させる時間です。ラディッシュの成長過程を毎週スケッチし、他の班の畝と見比べて、なぜ生育状況に違いが出るのか、その原因を考察しました。

毎回、書き溜めたものを、模造紙にまとめます。まとめたものは、10月6日(土)の学院祭で展示発表。ですから、「いろんな人に見てもらう」ことを意識するのが重要。これまでの書き込みを手直ししたり、色ペンなどを使って目立つものにしたり……。自分の考えを、いかに上手に表現するか。各自、相談しながら工夫しました。


7校時は、自学・自習の時間。「仁川の森」の班で取り組みます。この班は、1~3年まで混合の5・6人で編制されています。学習で戸惑っている下級生に、上級生が積極的に教える姿が、あちこちで見られました。これぞ学年混合班の醍醐味。

また、直接学習の内容を教え合わなくても、上級生が自学・自習に取り組む姿は、下級生のお手本です。上級生も下級生に見られているという、いい意味での緊張感を持って自学・自習ができました。来週月曜日からの期末考査に、全学年の生徒がいい形で向かえそうです。

1学期間、野菜作りを中心に過ごしてきたこの班は、今日で解散。最後に、リーダーが班員に一言あいさつをし、拍手で終わりました。

2学期も「仁川の森」プロジェクトは続きます。同様の野菜作りだけでなく、新しく編制する班で、少し違ったことにも挑戦しようと企画中です。新しい仲間と関わりながら、1つの目標に向かっていくこと。このコンセプトが、仁川学院中学校の総合学習、そして学校行事の柱です。

2018.06.21 学校行事
【中学】ダンスフェスティバルがおこなわれました

6月21日(木)、中学校のダンスフェスティバルが行われました。4月から3年生をリーダーとした縦割りの班で様々な活動に取り組み、園芸プロジェクトと並行してダンス練習を重ねてきました。選曲や振付、班のキャッチコピーなども生徒たちで考え、それをダンスに取り入れてきました。少ない練習期間でしたがなかなかうまくいかないこと、班がバラバラになりそうなこともありました。しかし班員同士がお互いに声を掛け合ったり、班長が後輩たちにダンス指導をしたりしながら、ようやく本番を迎えました。

司会の生徒たちは決められた原稿ではなく、その場の雰囲気でコメントをして場を盛り上げていました。言葉に詰まることもありましたが、会場の応援でとても温かい雰囲気になりました。

それぞれの班は特徴を生かしたダンスを発表しました。初めは緊張もありましたが、音響や本格的な照明のおかげで後半はノリノリで踊ることができました。最後はお約束の先生ダンスでした。内容はともかく、一番大きなの声援が飛んでいました。

金賞はF班でした。校長先生から表彰状を受け取り、班員全員で記念写真を撮りました。

結果にかかわらず、4月からのこの活動で生徒たちはそれぞれによく成長したと思います。周りに気を配ること、仲間を思いやること、自分を活かすことなど、大切な多くの学びがありました。それらをこれからの生活でも、ますます発揮してほしいと思います。

2018.06.19 ニュース
【中学】人権学習~いじめについて考えました~

中学校では、先週の6月12日(火)と今日19日(火)の2回に渡り、全学年、ホームルームの時間に人権学習を行いました。

・これって、いじめ?

・いじめられる人の気持ちをとことん考えてみよう!

・いじめからどうやって抜け出せばいい?

・いじめが起こりにくいクラスって、どんなクラスかな?

上記のようなテーマで、話し合いを行いました。

そもそも、「いじめ」とはどういう状態なのかを認識しておくことが大切です。それができていないと、いじめが起こっているのかどうかもわかりません。また、自分はいじめているつもりはないのに、相手はいじめられていると捉えていることもあり得ます。

そして、何よりもいじめの起こらない雰囲気を作ることが大切。その雰囲気を作るために、どんなクラスが理想的なのか、意見を交換して考えました。

いじめというテーマに、みんなで真剣に向き合い、考えを出し合っています。

グループで出た意見をまとめ、他のグループの人と共有できるように書き出します。

「自分たちには関係ないから大丈夫」などと過信せず、自分の周りでも起こりえる事態として、考えることが目標。

この2回の学習が、普段の学校生活へとつながってほしいと願います。

2018.06.19 中学入試情報
【中学入試】オープンスクールの申し込み受付を開始しました

◆中学入試をお考えの保護者の皆様、小学生のみなさんへ◆

 

今年も,小学生のみなさんを対象としたオープンスクールを開催いたします。このイベントは,仁川学院中学校の雰囲気をよく知っていただき,みなさんの進学先を決める参考にしていただくために実施するものです。校舎内の見学はもちろんのこと,授業体験やクラブ見学,さらには本校の生徒達による特別企画などを準備して,みなさんのことをお待ちしています。

小学生のみなさん,ドンドン参加してくださいね。

 

 

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(このページの末尾にも申し込みフォームへのリンクがあります)


※画像は過去のオープンスクールの様子です。

 

◇2018年度オープンスクール・当日の流れ◇

実施日:第1回 平成30年7月28日(土)

      第2回 平成30年8月26日(日)

 

8:30 受付開始(コルベ講堂前)

9:00 開会(コルベ講堂)

 

開会行事では,吹奏楽部による歓迎演奏や生徒による学校紹介などを予定しています。

その後,会場を中学校に移し,本校の特色授業の中から,3つの体験授業を受けていただきます。また,それぞれの授業の合間の時間を使い,生徒の引率で校内ツアーを実施。部活動の様子はもちろん,校内を生徒がガイドしながら案内してくれます。

 

★体験授業の教科について

◯第1回 国語・算数・理科

◯第2回 英語・算数・理科

 

12:00 終了予定

 

※体験授業はそれぞれ15~20分程度の内容。4年生からでも楽しんでいただける内容を考えております。授業には先輩たちも参加してくれます。

※個別相談ブースも設置致します。

※上履きは不要です。

※当日は学院レストランもご利用いただけます。

 

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オープンスクールのご案内は下記からダウンロードできます。

(クリックで画像を表示します)



お問い合わせ

仁川学院中学校 0798-51-3410(入試担当)

2018.06.16 学校行事
【中学】Ⅱコース生が、夢ナビライブに参加しました

毎年、インテックス大阪で開かれている「夢ナビライブ」というイベントがあります。

これは、いろんな大学の先生方が1カ所に集まり、実際の大学の講義を見せてくださったり、大学の学問分野について個別相談に応じてくださったりするイベントです。

これまで、本校では高校生が参加したことはありましたが、今年度は初の試みとして、中学校のⅡコース生全学年の生徒が参加しました。

事前学習を念入りに……。パンフレットを見ながら、どの講座を受講するのかインターネットで申し込みました。心引かれる講義がたくさんあり、絞り込むのに悩んでいる生徒もいました。大学の先生に質問する内容もあらかじめ考えました。そして、館内の地図を確認して、当日の動きをイメージ。

当日は、阪急梅田駅に集合。地下鉄を乗り継いで、インテックス大阪へ。遠くは島根県からも高校生がやって来る大イベント。受付で大混雑。会場の広さと、参加者の多さに圧倒されながらも、事前に立てた計画どおりに回っていきます。

残念ながら、館内は撮影禁止なので写真はありません。1コマ30分の講義のほかに、3分ごとに大学の先生が交替しながら自分の研究分野をプレゼンするライブ、そして様々な学問分野にわかれた個別相談ブース。おもに、この3つを回りました。

大学受験を意識し始めた高校1・2年生対象の内容。中学生にとっては、講義を難しく感じて当然。また、大学の先生に直接質問するのも緊張したことでしょう。ですが、中学1~3年生まで、それぞれに得たものがあったようです。

終了後のアンケートから、中学生の声をご紹介します。

「最初は生きたくなかったが、行ってみると意外と『なるほど』と思ったり、『確かに』と思うことが多く、楽しかった。来年も絶対に行きたいと思った」(中1)

「知識を実践的に使うことの意味が理解できた。先生との距離感が近く、おもしろかった」(中2)

「自分のやりたい学部が見つかってよかった。この夢ナビライブで、夢がきっちり固まった」(中3)

8割の生徒が「学びたい学問が見つかった」と答えています。

将来の夢や大学受験というのはまだ先で、なかなか実感がつかみにくいものです。しかし、この夢ナビライブの参加で、どんな学問があるのか、大学で何を学ぶのか、一端を知ることができたのは、中学生にとっても大きな刺激となったようです。今後の学びへ意欲がかき立てられたと思います。

 

2018.06.15 学校行事
【中学】園芸プロジェクト「仁川の森」小松菜・チンゲンサイ収穫祭!

ラディッシュの収穫から2週間。今週は、葉物野菜の小松菜・チンゲンサイの収穫祭です。

昨日の天気予報では、ちょうど収穫祭をする時間帯に傘マーク。晴耕雨読の園芸プロジェクトですから、雨が降っては収穫ができません。

野菜は生き物、収穫の適期を逃してしまうと、せっかく育てたのにおいしくなくなります。人間は、野菜の管理はできますが、自然はコントロールできません。そのもどかしさを感じるのも学びの一つでしょうか。

念ずれば通じる――一夜明けると予報が変わり、雨は朝のうちに上がりました。畑もドロドロにならず、いいコンディションでの収穫祭です。

「小松菜は折れやすいので丁寧に」という事前指導を受け、優しくはさみを入れます。

ラディッシュの収穫では、各班の畝で獲れた一番大きなものの重さを量りました。今回は、各班の畝で獲れた小松菜・チンゲンサイすべての、総重量を量って競います。1つの班の畝は、約2mくらいの長さ。そこから、合計1800gも収穫できた班がありました。種のまき方、間引きの仕方、追肥の量など、適切な管理ができたこその成果。「小松菜・チンゲンサイ名人」として、表彰されました。

収穫した小松菜・チンゲンサイは、新聞紙にくるんで持って帰ります。保管は、葉が上で、茎が下の、縦向き。畑に植わっているときと同じ状態にすると、野菜のストレスがかからず、おいしさが保たれるという説明を受けました。

収穫が終わった畑は放置せず、手入れをします。収穫できたことへの感謝の思いを込めて、みんなで土をならしました。

これから畑は夏休みをいただきます。2学期には、少し栽培が難しい野菜や、花の植栽(アレンジメント)にも挑戦する予定です。

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