学校行事

【中学】中学1年生 第2回 人権HR

2019.06.11

6月11日(火)の7時間目、先週に引き続き、中学1年生は学年で人権学習に取り組みました。LHRの進行は、教育実習生が務めました。

テーマはズバリ、「こんなとき、どうする?」

人間関係において、トラブルは無いに越したことはありませんが、全く問題なく生きていくことは困難です。学校や家、様々な場面でトラブルは起こり得ます。そんな時、自分はどのような行動をとり、解決していけば良いのかを考えてもらいました。

今回は、「仲の良かった友達と、とある誤解がケンカに発展。誤解が自然に解けるのを待っている間に、自分の悪い噂が出回ってしまい、周囲の人たちとも関係が悪くなってしまった。」という場面を想定します。

 

個々で「自分ならどうするか」案をだしてもらい、班で共有。そして、「その案を実行した結果、どのような結果になるか」を考えて話し合います。班でまとめた意見は教室全体で共有します。多くは「誰かに相談する」というものでしたが、中には「ケンカになっても徹底的に時間をかけて話し合う」や「悪口で言われていた内容を、言われないように努力してなおし、言っていた人たちを見返す」など、前向きな意見も見られました。

 

最後は、本校の卒業生でもある教育実習生からまとめの言葉がありました。中学1年生当時、今回の題材と同じような事態に陥った、辛い体験を涙ながらに話してくれました。生徒たちも、体験談を直に聞くことで、現実味が持てたようです。真剣な表情で話しを聞いていました。これから3年間の中学校生活を共にする仲間たちです。衝突することもあると思いますが、お互いに歩み寄れる人間関係を築いていってほしいと思います。