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【中学】コミュニケーション学の様子(授業体験会のお誘い)

2020.09.28

仁川学院中学校では、国語科の授業の中で「コミュニケーション学」を導入しています。

ふだんはアカデミアコース・カルティベーションコースにわかれて授業をしていますが、コミュニケーション学ではコースを混合しグループ活動を行います。

今回は、中学1年生での授業風景をご紹介します。

まずは、与えられた課題に対し、個人で考えます。

次に、グループで話し合い、結論を出します。

ただし、話し合いにはルールがあります。

 1.じゃんけんはダメ!

 2.多数決もダメ!

 3.詳しい人がひとりで仕切るのもダメ!

 4.黙っている人をひとりでも放置するのもダメ!

 5.必ず全員納得して決める!

グループ内でしっかり話し合いながら決めること。それがコミュニケーションです。

制限時間を頭に入れながら話し合い中……。

「なんとなく」ではなく「~だから」という根拠がないと、5人が納得することはできません。

しかし、時間が進につれ、少しずつ発言の数が増え、ゴールが見えてくると、表情や動作が変わっていきます。

正解を見ながら、採点。最後は、振り返りをタブレットに記録して提出します。

 

【生徒の振り返りより】

・もちろん同じ意見もありましたが、自分では思いつかない、まったく違う意見も多く、グループで話し合ったら自分の考え方も変わりました。自分の考えも大事ですが、それを他の人に伝えることが大切だと思いました。

・ひとりで答えを導き出すよりも、グループで「なぜその答えなのか」を考えながら話し合えば、より正解に近づくことができるということを学びました。

 

なお、10月17日実施の授業体験会でも同様の授業を実施します(小学校5・6年生対象)。グループワークは不安かもしれませんが、ふだん授業を受けている中学生がサポートしますので、心配ありません。ぜひご参加ください。