野上日記

所縁・・・ゆかり

こんにちは、Y館長です。
 
週の初め、関東方面では雹や大雨がニュースとなっていましたが、ここ野上ではさしたることもなく、梅雨の晴れ間が続いています。
 
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ワールドカップは、日本には残念或いは無念な結果となったようですが、ナショナルチームが個々人の能力の総和として本来のパワーを発揮するというのは難しいものと、サッカーの門外漢であるYにもそう実感される試合だったように思います。
 
 
先日は、神戸のカルチャースクールで藤飯治平先生に絵を習っておられたお二人(Oさん、Sさんとおっしゃる女性です)が誘い合わせて記念館を訪れてくださいました。
 
十年近く、藤飯治平先生が亡くなる直前まで習っておられたそうで、展示作品を熱心にご覧くださいました。
 
すこしばかりお話をさせていただいたのですが、藤飯治平先生は「絵を巧く描きたい」というより、「絵を描きたいという情熱」を持ったひとに熱心に指導されていたとか・・・
 
また、スクールが終わった後はご一緒に食事をすることもあったと伺って、そんな寛いだ場での藤飯治平先生の素顔が窺われるエピソードなどをお聞かせいただく機会を、これはお二人に限らず、藤飯治平先生と所縁(ゆかり)のある皆さんそれぞれに作りたいものと考えています。
 
所縁(ゆかり)と云えば、4月24日付けの館長日記でご紹介した串本のY・Sさんから、七月中旬に記念館を訪ねてくださるとの嬉しいご連絡をいただきました。
 
記念館のファーストアニバーサリーに相応しいお客様、「治平さんと月やん」のことをいっぱい聴かせていただこうといまから心待ちにしています。
 
ほんとうに月日は早いもの、藤飯治平記念館の開館一周年もすぐそこまで・・・
 
思っていたこと思っていることの数分の一を手掛けるのに精一杯ですが、平成28年秋(予定)の回顧展に向けても、躍動する二年目でありたいものです。
 
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ところで、これまでもたびたび当日記に登場していただいている藤飯治平先生所縁のギャラリー プチフォルム のA社長から新しい展覧会のご案内をいただきました。
 
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佐賀を拠点に活躍されているアーティスト塚本猪一郎さんの、プチフォルムでは恒例となった展覧会・・・・
 
実は、塚本猪一郎先生と仁川学院にも大きな出会いと所縁(ゆかり)があるのですが、それは次回にでも・・・
 
その案内状にA社長が一句、書き添えてくれました・・・
 
蛍獲て少年の指碧なり  誓子
 
 
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