野上日記

謹賀新年

 
明けましておめでとうございます、Y館長です。

 

乙未(きのとひつじ)の新春です。
 
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白川静氏渾身の成果である「字通」には、祥・善の字は羊に従うとあります。
 
 
記念館の藤飯治平文庫の一冊、「聖書大事典」を紐解くと・・・
 
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「羊の門」・・・・
 
エルサレムの再建はこの門から始められたとあり、また、イエス様はここで病人を癒やしたとあります。
 
その出典であるヨハネの福音書ではつぎのように語られます。
 
わたしは良い羊飼いである。わたしは自分の羊を知っており、羊もわたしを知っている(10:14) 

それは、父がわたしを知っておられ、わたしが父を知っているのと同じである。わたしは羊のために命を捨てる(10:15)
 
 
古代中国の知恵ともいうべき「干支」では、羊は群れをなす動物であることから家族の安泰を示しいつまでも平和に暮らすことへの祈願が込められているのだとか・・・
 
それらの字義どおり、この一年が「和と善」に満たされた幸多い一年であることを祈りたいと思います。
 
この週末には、そんな新春の喜びを多くの方々とともに寿ぐ機会である仁川学院ニューイヤーコンサートがコルベ講堂で開催されます。
 
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ここ野上で、今年はどのような出会いが待っていてくれるのでしょうか。
 
今年も仁川学院藤飯治平記念館をよろしくお願いします。
 
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