仁川学院中学・
高等学校

2019 年 11月 記事一覧

2019.11.18 中学入試情報
【中学】プレテスト・第4回入試説明会を実施しました

11月17日(日)、令和2年度中学入試プレテストと第4回入試説明会を実施しました。

プレテストには中学入試まであと2か月に迫った多くの6年生が本校に集まり、実際に行う入試の流れと同じレベルの問題の、国語、算数、選択教科(理科・総合・適性検査)の3教科を受験しました。

講堂で受付を済ませた後、試験会場である中学校舎へ移動しました。

IMG_2004 DSC_0305

教室前での待機時間から、引き締まった空気が漂っていました。入室後も注意事項を真剣な表情で聴き、試験に備えていました。

そして午前8時半からテストを実施し、受験生達は一生懸命問題に取り組んでいました。

 

また、プレテストの試験時間中には保護者の方を対象に、コルベ講堂で入試説明会を実施しました。今回、プレテストを受験している6年生の保護者の方だけでなく、4年生、5年生の保護者の方も来られるなど、多くの方に出席して頂きました。

試験が終わり、受験生が保護者の方が待っているコルベ講堂に戻る頃には、緊張から解放され安堵の表情が見受けられました。

 

答案、試験結果等は、11月19日(火)に発送予定です。

また、11月30日(土)9:00より、入試個別相談会を実施いたします。その際、プレテストの結果をお持ちいただいて教科ごとの質問、ご相談もさせていただきます。奮ってご参加ください。

改めまして、本日お越しになられた児童、保護者の皆様、ありがとうございました。

 

※入試個別相談会には、プレテストを受験されなかった方もご参加いただけます。どうぞお気兼ねなくご来校ください。

2019.11.08 学校行事
【中学】校外学習に行ってきました(1年)

絶好の行楽日和に恵まれた11月8日(金)、中学1年生の校外学習を京都・嵐山で行いました。

この校外学習は、ちょうど1年後にある研修旅行の予行演習も兼ねて行っています。今回の経験を生かして、来年は遠く離れた長崎での班別自主研修に臨むこととなります。

主な交通手段は、京福電鉄嵐山線、通称「嵐電(らんでん)」。嵐電は洛西エリアの主要な観光地を巡る足として人気があり、一部区間では道路上を車と併走する路面電車としても有名です。長崎市内での移動も路面電車を活用することとなりますので、まさに予行演習としてふさわしいと言えます。

校外学習にあたり、クラスの枠を越えた8の班に分かれて事前学習を行ってきました。 事前学習では、4つのチェックポイントとなる「広隆寺」「龍安寺」「北野天満宮」「車折神社」について、歴史や見所を調べ、時間通りにチェックポイントを回れるように計画を立ててきました。

 

最初のチェックポイントとなる広隆寺を拝観した後は、ゴールの嵐山・渡月橋横の中之島公園を目指し、散策していきました。慣れない場所での活動に班員同士が協力しながらチェックポイントを回っていきます。各ポイントではチェックを受け、事前に班長に配布されていた「校外学習クエスト」を見ながらポイントごとの課題をこなします。

道を間違えるなどのトラブルもあり、なかには時間が足らず予定していたチェックポイントを回れなかった班もありましたが、全班無事ゴールの嵐山・中之島公園にたどり着きました。全てが計画通りとは行きませんでしたが、1年後の長崎研修では今回の経験を生かしてくれることでしょう。

2019.11.07 長崎研修旅行
【中学】57期生・長崎研修旅行 第2日目

前日の長距離の移動にもかかわらず、生徒たちは元気いっぱいに2日目を迎えました。今日も天候に恵まれ、平和と異国情緒の街、長崎を満喫することができました。

  
   

班に分かれた一行は、まず平和会館の追悼空間で、「追悼セレモニー」を実施しました。司会の生徒の厳かな雰囲気での進行のもと、各班の代表が事前学習で作り上げた平和へ思いを綴った「誓い」を朗読しました。

 
  

次に場所を原爆資料館に移して研修をつづけました。ここには誰にも消すことのできない歴史の真実が残されていました。第2次大戦から74年がたち、戦争を生き抜いた方々も高齢となっています。語り継ぐ責任はいずれ戦争を知らない世代に託されます。生徒たちの真剣な表情が印象的でした。第2次大戦から100年が経ったとき、生徒たちは30歳という区切りの年を迎えています。戦争のない、平和な世の中が当たり前であることを祈らずにはいられません。

  
  

資料館を出ると、爆心地を通り平和公園へ。平和の象徴でもある大きな像を前に、再度、祈りを捧げました。先の追悼空間、平和公園ではそれぞれ千羽鶴を奉納しましたが、1000羽の鶴は、夏休みに生徒たちがそれぞれ自宅に持ち帰り心を込めて折ったものです。

 
 
 
 

班別自主研修では、あらかじめ指定したチェックポイントを経由しつつ、思い思いに長崎市内をめぐりました。事前に班で行程を決めていても、いざ現地では迷ってしまったりすることもありましたが、無事に自主研修を終えることができました。

 

宿舎に戻り、夕食の後、この日一日の振り返りを行いました。特別司会者を迎えてのクイズ形式での振り返りもあり、最後の問題まで大いに盛り上がりました。学校を離れての仲間とのかけがえのない時間もあと一日。

 
 
 
 最終日は、ハウステンボスを訪ねます。

2019.11.06 長崎研修旅行
【中学】57期生・長崎研修旅行 第1日目

11月6日(水)午前7時40分。新神戸駅に集合した2年生一行は、出発式を終えると、保護者の方々に見送られて、一路九州へ出発しました。早朝から元気いっぱいの生徒たちですが、事前学習を積み重ね、大きな目的である「コルベ神父の生き方に学ぶ」、「平和への思いを被爆地で再考する」、「長崎の街並みにのこる異国情緒あふれる風景に触れる」そして「仲間との絆を深める」を忘れず、何より健康に過ごしていきたいと思います。

 
 

一般のお客様とも同席となる車内では、それぞれに節度を持って過ごすことができました。九州新幹線「さくら」での長距離の移動に加え、博多駅では在来線との乗り継ぎもありましたが、とてもスムーズに特急「かもめ」に乗車。車内では旅の気分を満喫しながら昼食もとりました。

 

長崎駅に到着後はバスに乗車し、最初の訪問地「聖母の騎士修道院」を訪ねました。ここは仁川学院の建学者であるマキシミリアノ・マリア・コルベ神父がひらいた修道院です。聖堂に入り、心を静め、崎濱宏美神父様のお話から家族について考える時間を持ちました。また、隣接するコルベ記念館では、コルベ神父ゆかりの品々に見入っていました。

 
 
 

次に一行は「遠藤周作文学館」を訪ねました。長崎研修に当たり、生徒たちは国語の授業を通し、全員が遠藤周作氏の「沈黙」を読みました。それだけに、この記念館の内容や、外海を望む雄大な海の景色は、小説の内容をより深くかみしめることができたようでした。

 
 

1日目最後の研修として訪れたのは「ド・ロ神父記念館」でした。潜伏キリシタンの里で貧しさに苦しむ人々を救ったド・ロ神父の足跡に初めて触れた生徒たちは、案内の方やシスターの話に引き込まれたこともあり、深い感動に包まれたようでした。

 
 

その後、2日間の宿泊先である「ホテルニュータンダ」に着き、夕食をいただきました。そして班長連絡会、入浴などを終え、1日目のすべてのスケジュールが予定通り終わりました。

明日は平和セレモニーの後、長崎市内の「班別自主研修」に臨みます。