学校行事

【中学】カルティベーションウィーク2日目~自分の将来を考えよう~

2023.07.22

 カルティベーションウィーク2日目は、面接練習からスタート。なぜ面接練習? 大学受験のため?

 いいえ、大学受験のさらに先、就職活動を想定したもの。しかも先生方からのレクチャーは一切ありません。班の仲間で、良い面接とは何か、面接でどんなことを聞かれるのか、聞かれたことにどう答えれば良いのかを考えて、ロールプレイをしました。題して「私を採用してください!」

 そして、代表者は最終面接へ。面接官役は、酸いも甘いも嗅ぎ分けた熟練の先生4名。地元のスーパーマーケットの採用面接を想定し、台本なしの鋭い質問が飛びます。

 それでもさすがは代表者、機転を利かせながら堂々と受け答えをしました。良い面接について先生が一方的に教えるのではなく、自分たちで考えたからこそ、しっかりと自分のものにすることができました。

 最後のプログラムは、大学生を招いての講演会。日ごろ放課後のLearning Spaceでお世話になっている学習メンターさんを講師として、夏休みの計画の立て方講座を開講しました。

 また、在校する高校1年生・2年生の先輩に、中学で取り組んだことや高校での生活について、事前にインタビューした動画を見ました。そして、もうひとりの講師は、仁川学院中学・高等学校の卒業生で現在大学4回生の藤岡未有さんです。

 仁川学院高校でどのコースを選んだのか、そして文系・理系を含めた大学の学部の選び方、そして大学生活まで。挫折の体験からそれをどう克服したかも語ってくれました。「高校でも大学でも、中学で習う基礎が役立つので、今の学習を大事にしてほしい。そして、偏差値だけではなく自分の本当にやりたいことを重視して大学を選んでほしい」と熱いメッセージをもらいました。

 これで、2日間のプログラムは終了。1学期の最後にこれまでの学びを深め、将来について考える良い機会となりました。

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 生徒の振り返りの一部を紹介します。

◆たくさんの人と関われたことがすごく印象に残りました。特に1日目は自分の推しについて説明し、他の人の推しにも共感することができました。

◆仁川の賢者では難しい問題がたくさんありましたが、先輩方と楽しく考えることができ、すごく楽しかったです。また、先生方との関係も深まりました。

◆自分は勉強しようと思っても何をしたらいいかわからなくて結局やらずにいるので、先輩に勉強の仕方をプレゼンしてもらったのがありがたかった。先輩が教えてくれたことを参考にしたい。

◆今後絶対に面接は受けることになるだろうから、将来の自分にとってとても役立つように思え、このような経験ができて良かった。

◆夏休みの計画がないままダラダラ過ごすより、計画を立てて実行した方が充実した毎日を過ごせると思った。

◆卒業生のお話がすごく印象に残りました。今、自分自身が進路で悩んでいたので実際の体験談を聞けてとても良かったです。