国際交流

2019 イタリア研修旅行 6日目

2019.12.14

『Assisi』

聖フランシスコ修道会の創立者である、聖フランシスコが生まれ、キリスト教の巡礼地としても知られる『アッシジ』の朝は厳かなものでした。暗闇の中を進むバスはまるで現世と聖なる地を隔てるトンネル、僅かな灯りだけを頼りにくねった道を進んで行きました。トンネルを抜けたら中世の雰囲気が色濃く残る町、石畳を踏みしめる靴の音だけが響き渡ります。見る者全てを魅了するようなクリスマスツリーの横に見えてきたのは、雨や風にも屈しない、堂々たる聖フランシスコ大聖堂です。教会内は、聖フランシスコやイエスキリストの壁画が天井まで描かれていました。教会の装飾は、美しさの中にも、フランシスコの清貧の精神が感じられる見事なものでした。「神よ、私をあなたの平和の使いにしてください」平和の祈りにより始まったミサはとても神聖で厳粛なるもので、神に感謝を捧げました。

2組 町田

 

『アッシジでの1日』

6日目をこのイタリア研修旅行のメインと言っても過言ではないと思います。何故なら、世界遺産に登録されているフランチェスコ大聖堂で、みことばの祭儀を行うからです。それは、仁川学院生だけで行われる特別なものでした。また、そこでイタリア語の聖歌『Fratello Sole, Sorella Luna』を合唱しました。学校や移動のバス、前日にも練習していたので、上手く合唱することができ、思い出に残るものとなりました。午後からは各班に別れて、タクシー研修を行いました。旧市街から少し離れた、聖フランシスコや聖キアラゆかりのサンダミアーノ教会やエルモデカルチェリ、サンタキアラ教会を訪れました。また、アッシジの街を班ごとに散策しました。ローマやフィレンツェとはまた違った街並みを見ることができたし、現地の人ともコミュニケーションをとることが出来て、とても良い研修にすることができました。

7組 宮本