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【高2アカデミアコース】学習合宿
7月26日(土)~7月28日(月)の2泊3日、西脇ロイヤルホテルにて高校2年アカデミアコースの学習合宿を行いました。本合宿は、勉強以外の予定を排して長時間学習に取り組む気力と体力を養うこと、また自分のペースで効率的に学習できる力を身につけることを目的として実施いたしました。
1日目
午前10時前に大型バスでホテルに到着し、入所式後すぐに学習を開始しました。私語一切厳禁の静寂な環境の中で、生徒たちは速やかに学習合宿モードへと切り替わりました。



昼食後は数学・国語・英語の授業を連続して実施。学習合宿用の特別カリキュラムと課題に、生徒たちは真剣に取り組んでいました。60分間の自習時間を経て荷物を部屋に移動し、夕食をいただきました。






夜間は私服に着替えてから本格的な自習タイムに入りました。同時に、旧帝大や国公立医学部レベルを志望する生徒を対象とした「最難関大学講座」を初めて実施しました。この講座は、最上位レベルの大学を目指すには高校2年の夏から一段上の意識と取り組みが必要であるという考えのもと、今年度新設したものです。講座を受講した生徒たちは大いに刺激を受けたようで、その後教員のもとへ質問や相談に訪れる生徒が多数見られ、実施した意義を感じることができました。約200分という長時間の自習でしたが、生徒たちは適度な休憩を取りながら集中して学習に取り組んでいました。






2日目
午前6時30分から60分間の自習で2日目をスタートしました。前夜遅くまで学習していたにもかかわらず、朝早くから真剣に勉強に向かう姿勢から、確実に学習習慣が身についていることを実感できました。



朝食後は数学、自習、国語と続きました。午後からは佐々木先生が合流し、英語指導の体制がより充実しました。しかし、さすがに疲労が蓄積してきたようで、英語の授業中に居眠りをする生徒が数名見られたため、急遽30分の自由時間を設けました。






国語の授業75分と自習165分を終え、待望の夕食と入浴の時間となりました。最後の160分間では、まず9組が英語の授業を約20分実施し、その後希望者を対象に佐々木先生による「最難関大英語講座」を行いました。約60分にわたり神戸大学・大阪大学・京都大学の問題を分かりやすく、そして熱意をもって解説していただきました。生徒たちは神戸大学と比較して大阪大学の日本語訳問題の難易度が格段に高くなることを実感できたようです。適度な休憩を取りながら、最後まで集中して学習を継続することができました。



3日目
学習合宿最終日も自習からスタートしました。やや疲労の蓄積が見受けられましたが、自習後の朝食を経て、数学・国語・英語の授業を実施しました。






昼食後は合宿最後の自習時間となりました。100分間、一人ひとりが静かに学習に取り組む姿勢が見られ、わずか3日間という短期間でしたが、確実な成長を感じることができました。






今回の学習合宿を通じて、生徒たちは長時間学習への耐性と集中力を身につけることができました。また、最難関大学を目指す生徒には特別講座を通じてより高い目標意識を持つ機会を提供できました。この経験が今後の学習活動に活かされることを期待しています。