5月31日（土）本日のアカデミアコースの探究では、「問いの芽を育てる」をテーマに授業を行いました。授業は、株式会社Winttle様のご協力のもと、楽しく、そして少し考えさせられるような工夫がたくさん詰まった内容で進められました。

授業のはじめは、「Global Voiceギャラリーウォーク」からスタートしました。「Global Voice」と呼ばれる世界中の同世代が考えた“問い”を集めたカードを見て回り、気になった一枚のカードを手に取ります。そしてなぜその一枚が気になったのかをグループで話し合いました。

授業の後半では、与えられた絵文字から、その感情になった場面を想像し、それを“課題”に変え、さらに“問い”に変えていくワークに挑戦しました。例えば「悲しみ」の絵文字からは「バス停でIC残高ゼロ」という場面が想像できます。そこから「通学中の中学生が残高不足でバスに乗れず遅刻してしまう」という課題に変えることができます。そこから「どうすれば残高ゼロでもバスに乗れる仕組みを作り遅刻をなくせるか？」という問いに変えることができます。

最後は、自分で作った「Seed Card」をもとに、これからどんなふうに探究を深めていくかを考える時間となりました。今回は最低2枚のカードを完成させ、その中から１つ選び、そこであげた課題について調べてみるのが宿題です。

学年をこえて一緒に考え、感じ、学び合う。そんな温かい雰囲気の中で進んだ今回の探究の時間。これからも、生徒たちが「自分らしい問い」と出会い、自分の世界を広げていけるよう、取り組んでまいります。

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6月9日（日）にオープンスクールを開催します。授業は、社会、理科、家庭科（調理実習）、仁川の森（総合学習・園芸）から1つを選んでいただきます。在校生もたくさん参加し、授業のサポートをしますので、仁川学院中学校の授業と生徒の雰囲気を知っていただく絶好の機会です。ぜひご来校ください。オープンスクールは予約制です。予約はこちらから。