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【高3】人権教育の講演を行いました
5月29日(木)、鉛筆画家として国内外でご活躍中の岡本武司先生をお招きし、「可能性の塊」というテーマでご講演いただきました。先生は36年間にわたり、高校の体育教員を務められたご経験もお持ちです。講演は、難しく考えず、受験や進路とは違う、自分の気になる話を聞く時間としてリラックスして聞いてほしいというご要望から、和やかな雰囲気で始まりました。



先生はまず、物事を一つの見方で捉えがちなことや、人によって見え方が異なることを指摘され、絵が非常に苦手だったにも関わらず、現在は鉛筆画家として絵画制作を手掛け、海外でも展示するまでになったご自身の経験から、挑戦することの大切さを伝えてくださいました。また、教員時代に真剣に向き合われた生徒たちとの印象的なエピソードも紹介されました。
先生が講演を通して最も伝えたかったメッセージは、「君たち自身が可能性の塊である」ということ。将来を具体的にイメージし、ぜひ未来の自分への手紙として書き留めてほしいと提案されました。そして、どんな未来に進むにせよ、今の自分にとっての「正解」が一つだけではないこと、未来の自分からの要望として「今」を一生懸命生きることが最も大切であると力強く語られました。
岡本先生の示唆に富むお話は、生徒の皆さんにとって、自身の可能性について深く考える貴重な機会となりました。