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【中学】防災学習をおこないました

2025.01.24
学校行事

1月15日、23日の2日間(4時間)にわたり、防災学習を行いました。

初回15日は、「震災が起きても行動できる人になる」をテーマに、実際に大震災が起こった場合に起こり得るさまざまな場面を想定し、班やグループで意見交換を行いました。また、バケツリレーを実際に体験したり、簡易トイレを作り、よりよくするにはどうしたらよいか、改善点を出し合いました。

15日の授業を終えての感想の一部を紹介します。「もし、大きな地震がきたとして、危険な場所を考えたり、どう行動すればいいのかを考えるとたくさんの工夫の仕方や、とるべき行動があると分かりました。」「日頃から周りの人と地震のことについて話し合うのが未来につながると思いました。」

23日は、阪神淡路大震災の日、仁川学院中学校がどのような状態だったか、当時を知る南先生より、コルベ講堂の様子、職員室や理科室、音楽室の様子などの写真を見せてもらい、周辺の様子、また、先生の経験からの想いをお聴きしました。大切なことは、「もしものときどうするか常に考える」「自分で生き抜く」「ともに生き抜く」と。生徒たちにはしっかりメッセージとして届いたようです。また、講演のあとは、グループで避難経路を実際に動いてみて、危険な場所はないか、改善するべきところはないかなどを話し合い、発表しました。

講演会後の感想の一部です。「地震によって大切なものがたくさんなくなるということを知りました。自分が今生活しているのが当たり前ではないことを心から感じました。」「常にどうするか考えることで、緊急時にも対応できるように日々考えていきたいです。」「震災から2週間もしないうちに学校が再開したことに驚きました。」「辛いときこそみんなで支え合い、復興・復旧していくことが大切なのだと分かった。」「僕は体験していないけれど、阪神淡路大震災のことを後世に伝えようと思った。」「今日家に帰ったら、地震が起きたらどうするか、家族で話し合おうと思います。」

最後に、南先生の言葉です。「教訓を語り継ぐことは命を語り継ぐこと」

2週にわたる防災学習、非常に有意義な時間でした。