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【高1】防災講演会を行いました
令和7年1月16日(木)、高校1年生はコルベ講堂で防災講演会を実施しました。
フォックスブルー株式会社 早川氏に、阪神淡路大震災の時の被災した時のお話しをしていただきました。



まずは、神戸の復興の歌『しあわせ運べるように』についてのお話からスタートしました。これは防災の歌ではなく、復興の歌のため、被災者の心のケアを想って出来上がった曲であるとの話がありました。
次に、地震災害においては、『絆』・『共助』に関する内容が取り上げられることが多いことについて、「まずは『自助』が第一である」と言われました。何より、「自分自身が助からないと人を助けることができるはずがなく、自分の身を守る方法を知ることが大切である」と教えていただきました。
また、今回の能登地震で災害派遣として現地に行った医師などが、インタビュー等で想像を超える状態であった等の発言をしていることに対しては、「今まで私たちが阪神大震災や東日本大震災を経験しているのだから、能登地震の被害状況も同じことである」と話しされました。さらに、地震が起きた時のイメージをしっかりと持てるようにと、地震被害当時の写真や、被災者の方々へのインタビューなどを紹介していただきました。


最後に、「今、地震が起きたら何が危ないかと普段から意識することが大切なので、生活の中で危険な場所や物を探してみてほしい。そうすることで、もし、日常生活で地震が起きたら危険になるところを避けることができるので、普段から危機感を持ってほしい」と締めくくられました。
今回の講演は、いつ来るか分からない災害の対策について思いを巡らす機会となり、生徒にとって防災や減災について真剣に向き合う時間となったと思います。何かあっても落ち着いて行動することができるように、今後の生活でも意識してほしいと思います。