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【中学】3年生カルティベーションコース 大学見学会
中学3年生カルティベーションコース生約50名が1台のバスに乗って学校を出発しました。行き先は……? バスのフロントガラスに見えるのは大きな神社の鳥居のようですが……。バスを降りてからは、長いエスカレータを2つ上り、さらにスロープを上がって紅葉が色づき始めた丘へ進みます。



ここは京都産業大学のキャンパスです。中学3年生のカルティベーションコースで、京都産業大学見学会を行いました。これは仁川学院中学カルティベーションコースの歴史では初めての企画です。



「知識 経験 仲間の全てを、自分でつかみとる4年間」――京都産業大学についての学校紹介から始まりました。こちらの大学はキャンパスはここ1か所のみ。すべての学部が、東京ディズニーランドよりも広い敷地に集結しているのが京都産業大学の魅力です。



学校紹介のあと、学生スタッフによるキャンパスツアーが行われました。教室のイスや机もですら中学校とはまるで違います。また、天文台がありそこには見上げるほど立派な望遠鏡が! 売店では文房具以外にも大学のオリジナルグッズが販売されていて、仲間の誕生日プレゼントを買って渡す微笑ましいシーンもありました。



ダンスサークルが踊るスペース、英語を学びながら交流する部屋、そして広い図書館。どこを見ても中学生は「おーっ」「いいなぁ」「早く大学生になりたい」と感嘆の声を上げました。



昼食は大学内の食堂で。京都産業大学にはなんと8か所も店舗があり、さらには日替わりのキッチンカーやタピオカドリンクの店まであります。ますますキャンパスライフへの憧れが募っていきます。
中学生の段階でなかなか将来の大学まで意識するのは難しいことです。しかし、大学の雰囲気を味わい、大学生と交流できたことは、来年から高校生になる生徒たちにとって大きな刺激と財産になったようです。
せっかく京都に来たのだから、大学見学だけではもったいない! バスで移動して、京都御所へ。
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794年に都が京都へ移り、明治に至るまで天皇は京都にお住まいでした。いにしえの面影を目の当たりにしながら、パンフレットを読み、自分たちのしおりに学んだこと・気づいたことを書き留めていきました。
もう1か所の訪問場所は、二条城です。



徳川家康が築城し、京都での活動の拠点となった場所です。大政奉還はこの二条城で行われ、江戸時代が終焉を告げ、明治時代が始まった大きな歴史が刻まれた地。バスガイドさんの案内に耳を傾けて、ここでもしっかりと学んだことをメモしました。
公立中学校であれば高校受験に向けて学習一本で机に向かっているこの時期ですが、中高一貫の私学だからこそ、高校受験よりもさらに先の大学への展望、そして古典や歴史の舞台を五感で感じる経験ができます。