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令和7年度 地域インターンシップ体験 参加報告

2025.08.28
学校行事

昨年度に引き続き、仁川学院生のための「地域インターンシップ体験(職業体験&探究プログラム)」を7~8月にかけて実施し、総勢44名の生徒が参加いたしました。

今年度は、「不二電気工事株式会社」「株式会社JTB」「株式会社ホンダモビリティ近畿」「株式会社アルトナー」「日笠工業株式会社」「ディーズ広告事務所」「兵庫県庁」「株式会社ベネッセスタイルケア」「株式会社シュゼットホールディングス」「株式会社チクマ」「生活協同組合コープこうべ」「株式会社ウェルアップ」「伊丹市役所」と合計13もの企業・自治体にご協力いただくことができました。

「地域インターンシップ体験」は、本校生徒に向けてご準備くださっているプログラムです。特に、今年は「体験する」だけでなく、高校生ならではの発想を「提案する」プログラム、体験を通じて学んだことを「発表する」プログラムなどをご実施くださったおかげで、生徒たちは皆価値ある時間を過ごすことができたようです。

今回の体験を通して、今の自分には何が足りないのかに気づき、社会で必要な力は何かを感じ、将来の進路のことを今まで以上に考えるようになってくれた生徒はたいへん多く、企業・自治体の方々への御礼状にも彼らの思いがたくさん詰まっていたように感じます。

《参加した生徒の感想》

〇実際3日間会社に行かせてもらい、普段の授業では絶対に聞けないような貴重な話を聞けて、たくさんの驚きと感動があった。たくさん質問をする機会をいただけて、違う仕事を行なっている方から色々な話を聞くことができた。自分から積極的に発言したり、コミュニケーションを取ったりすることは苦手だけど、その機会を多く設けてくださったことで、苦手意識が減り、主体性が身についたと思うし、より学びが深まって、普通より充実した3日間を過ごすことができたと思う。学校で学ぶ勉強ではなく、社会の生き方や、大人との接し方など、社員さんの働いている様子や、お話から学ぶこともできたのが本当に良かった。

〇このインターンシップで身についた、人前に立っても落ち着いて話す事ができるという所を、大学での面接や就職活動に活かしていきたいと思います。実際にお話を聞いて、将来のことについて質問した時に、この仕事に就いている自分を想像して好きになれるのかを考えると良いという考え方を教えていただきました。なので、これから自分の将来つく仕事を見つけていく中で、この考え方を活かして決めていきたいと思いました。今回は、資料作成の時に聞いてくださる方たちのことを考えていたけれど、その考える力を活かして、仕事に就いた時にどうしたら喜んでもらえるのか、役に立つのかなど別の視点から物事を考えていからように活かしていきたいと思いました。アセスメント体験や生活プランの作成を通して、相手のことをより知り、その人がどうすると幸せになれるのかなどを考えられるように活かしていきたいと思いました。

〇今回のインターンシップに参加するまで、「インフラメンテナンス」という仕事についてほとんど知識がありませんでした。しかし、私たちの安全で当たり前の日常が、皆様のように普段は見えない場所で社会を支えている方々のおかげで成り立っているのだと知り、働くことの意義について深く考えさせられました。社長がおっしゃっていた「成功と失敗ではなく、成功と学び」という言葉も心に響きました。今後は、失敗を恐れずに何事にも挑戦し、そこから何かを学び取る姿勢を大切にしていきたいです。そして将来的には、社会基盤を支え、人々の安全な暮らしに貢献できる仕事に就きたいという、新たな目標を持つことができました。

〇初めてやることばかりで手こずることもいっぱいあってその度に、出来ないかもって落ち込んだけどやり続けることで出来るようになったことはいっぱいあったのでやり続けることって大切だと思いました。また、他には自分がやることには何事も責任というものが付いてくることです。今回失敗というものを沢山してしまいました。社員の方に沢山ご迷惑をおかけしました。でも、今回の失敗を通して自分のやったことに責任をもてるようになりたいと今回の体験を活かして思いました。

ご協力いただきました企業・自治体の皆さま、本当にお世話になりました。改めまして感謝申し上げます。今後ともご支援・ご協力のほどよろしくお願いいたします。