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【中学】アンネのバラの教会 有志訪問をおこないました
令和7年8月19日、同じ西宮市にあるアンネのバラの教会を、中学生有志6名で訪問しました。アンネのバラの教会は、「アンネの日記」で皆さんご存じのアンネ・フランクを記念する教会として、1980年4月に献堂された教会です。また教会内にはアンネ・フランク資料館もあり、全国から数多くの訪問者があります。また、教会前の庭には、「アンネ・フランクの形見」と名付けられているアンネのバラがたくさん植えられており、春と秋にはたくさんの素晴らしい花が咲き誇っています。
仁川学院中学校では、今年1月にこのアンネのバラを2株贈呈いただき、現在、大切に育てています。また、アンネのバラをきっかけとして、今年6月にはアンネのバラの教会の坂本牧師様に中学校に来ていただき、「平和」に関する講演をいただきました。
下の写真は、贈呈いただき、今年5月に本校で咲きましたアンネのバラです。
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そのようなご縁から、この夏休み期間を利用して、もっとアンネ・フランクやアンネのバラについて知りたい、平和について学びたいという中学生有志6名で教会を訪問し、平和に関する牧師様からのお話をお伺いし、ワークショップを実施しました。


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最後は、生徒それぞれがアンネ・フランクに宛ててメッセージを書きました。ある生徒が綴った「日記」を一部掲載いたします。
「私は、あなた(アンネ・フランク)の人生を学んで、とても元気で優しい人であることが分かりました。私も、これから優しくなります! あと、あなたの夢…『死んでもなお生き続けたい』。その夢は叶っていますよ。私があなたを知っているのですから」
訪問しました8月19日は、平和の人でありアンネ・フランクの父親であるオットー・フランク氏が逝去された命日でした。アンネ・フランクはユダヤ人というだけで捕まり、強制収容所に収容され、15歳の生涯を閉じました。今年は、戦後80年の節目の年ですが、アンネ・フランク没後80年の年でもあります。
オットー・フランク氏は、生前このように言われました。
「平和は相互理解から生まれてきます。アンネたちの悲劇的な死に同情するだけでなく、平和を創り出すために何かをする人になってください」
このオットー・フランク氏の言葉の通り、教会を訪問してくれた生徒だけでなく、仁川学院のすべての生徒たちが、「和と善」の建学の精神の中で、「平和」を愛し、身近なところから平和を生み出してくれることを願っています。アンネのバラに思いを寄せながら…

