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【中学】生徒部講演会を実施しました

2026.04.30
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4月30日(木)5校時、コルベ講堂にて中学生全学年を対象に、生徒部講演会「スマホ・ケータイ安全教室」を実施しました。

開会にあたり、生徒部からは「スマートフォンの使い方を“自分事”として考える機会にしてほしい」というメッセージが伝えられ、その後、携帯電話会社よりお越しいただいた講師の先生にマイクが渡されました。

講演の冒頭では、SNSの利用状況について生徒への問いかけがあり、本校生徒の関心の高さが改めて浮き彫りになりました。スマートフォンが身近な今、誤った使い方が想像以上に大きなトラブルにつながることを、アニメ教材や近くの生徒同士の意見交換を交えながら、わかりやすくお話しいただきました。

特に動画投稿など、生徒にとって身近で関心の高い内容については、再生回数を上げたいという軽い気持ちの行動が、思わぬ「犯罪」につながる可能性があることが丁寧に説明されました。講師の先生は、「使ってはいけない時代ではないが、これから取る行動がどのような影響を与えるかを考える力を身につけてほしい」と強く呼びかけられました。

続いて、実際に起こったトラブル事例がスクリーンに映し出されると、生徒たちは真剣な表情で見入っていました。スマートフォンの使い方次第では、知らないうちに加害者にも被害者にもなりうることが示され、困ったときには一人で抱え込まず、信頼できる大人に相談する勇気を持つことの大切さも伝えられました。具体的な事例を通して、生徒たちは自分の行動を振り返るきっかけを得たようです。

また、この講演会では、いわゆるスマホ依存についても触れられました。せっかく友達と訪れた花火大会なのに、楽しい時間を過ごすはずが、気づけば“映え”のための写真ばかり撮ってしまう――そんな場面が紹介されると、生徒たちも思わず自分に重ねている様子でした。さらには、近年増えている昼夜逆転生活や“ながらスマホ”といった行動も取り上げられ、スマホが生活リズムや人間関係に与える影響について、生徒たちは真剣に耳を傾けていました。ゲームに没頭して時間を忘れてしまうなど、紹介された例はどれも身近で、思い当たる生徒もいたかもしれません。

今回の講演会は、スマートフォンを安全に使うための知識だけでなく、自分の行動を見つめ直し、よりよい使い方を考える貴重な機会となりました。便利な道具だからこそ、正しい判断力と節度を持って向き合うことの大切さを、生徒たちは改めて実感したようです。

講演の最後に講師の先生が伝えられた「リアルの世界も大切にしてほしい」という言葉は、生徒たちの胸に深く響いたように思います。スマートフォンが欠かせない時代だからこそ、目の前の人や時間を大切にする姿勢を忘れずにいてほしい――まさに今回の講演会の核心を示す言葉でした。