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【高1】宿泊研修 前団( 6 ~ 10 組)3日目
宿泊研修最終日の朝は、4時30分の起床から始まりました。朝の静謐な空気に包まれながら集合し、まずは体操で心身をほぐします。
線香の香りが漂う厳かな雰囲気の中、「坐禅止観」に取り組みました。ほとんどの生徒にとって人生初となる体験。警策(けいさく)の音だけが響く空間で、生徒たちは真っ直ぐに自分自身と向き合っていました。この静寂の経験が、これからの人生の糧となることを願ってやみません。



坐禅の後は朝食をいただきました。昨日学んだ食事作法を生かし、改めて食事のありがたさをかみしめました。



その後は「物心相即(ぶっしんそうそく)」の実践です。「物を整えると心も整う」という教え通り、お世話になった布団やシーツを丁寧にたたみ、部屋を隅々まで掃除しました。この習慣を、ぜひ家庭生活でも繋げていってほしいと思います。



研修の締めくくりとして、約1時間半かけて「般若心経」を書き写しました。一画一画、集中して筆を走らせ、最後にそれぞれの願いを記して延暦寺へ奉納いたしました。



今までに経験したことのないことばかりの1泊2日を終えました。また、自分たちの甘さや弱さ、そして忍耐力のなさを痛感させられる機会でもありました。
退所式では、ご住職より厳しくも愛のこもったお言葉をいただきました。叱ること、注意することがためらわれがちな現代において、このように本気でご指導いただいたことは、今後の彼らにとって大きな財産になると信じています。
まだ成長の途中にある彼らですが、本経験を礎として、卒業の頃には「一燈照隅」を体現する人物へと成長していくことでしょう。



明日から連休になりますが、今日はかなり早起きをしており、疲労もたまっていることと思います。しっかり体を休めて、連休明けの体育祭に向けて体調を整えてくださいね。
保護者の皆様、事前の持ち物の準備など、宿泊研修に対してご理解とご協力をいただきありがとうございました。また、琵琶湖グランドホテルの皆様、琵琶湖自然体験施設オーパルの皆様、比叡山延暦寺の皆様、ならびにJTBの皆様の温かいご支援のおかげで、大変有意義な宿泊研修となりました。心より感謝申し上げます。