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【中学】新入生オリエンテーション・3日目
初日こそ雨にたたられたものの、2日目以降は春の陽気。ハチ高原のふもとにある宿舎、サンダイフクから見渡す景色とお別れになるのが残念なほどでした。さて、3日目を迎えた生徒たちは、さすがに疲れた様子を見せながらも、この3日間でぐっと近づいた仲間との距離を感じながら、最後の朝を迎えました。


あわただしく部屋の片づけをし、朝食を済ませた後は、早くも退所式がありました。退所式ではサンダイフクさんから生徒たちに向け、これからの学校生活に向けた励ましの言葉をもらい、生徒代表が3日間の感謝の気持ちを伝えました。


この3日間、最後の最後までスタッフの皆さんから温かいおもてなしをいただきました。急ぎ足で宿を出ると、そこには多数のスタッフの皆さんの姿があり、見送りを受けながらバスに乗車しました。




サ ンダイフクを出発したあとは、場所を丹波篠山市に移し、最後の研修「丹波焼の作陶」に臨みました。
日本六古窯(こよう)のひとつ、丹波立杭(たちくい)の焼き物は800年以上の歴史を持つ日本の伝統工芸で、「登り窯(がま)」と呼ばれる窯で陶器を焼く製法が有名です。
今回お世話になった「窯元やまの」では、まずお手本としてご主人が、ろくろを用いて見事な手さばきで、筒状の粘土を湯飲みやとっくりなどの食器に成形されました。あまりの手際よさに、自然と拍手が沸き起こり、感嘆の声が上がりました。




さあ、いよいよ生徒たちの番です。説明は聞いていたものの、いざ自分の頭で考えて手を動かそうと思ってもうまくいかなかったり、戸惑いもあったりと、簡単には進みません。ご主人が適宜お声がけをしてくださったり、お手伝いをしてくださったりしながら、時間内で完成にこぎつけました。中には完成度の高い作品もあり、周りの仲間や教員からも、おもわず「すごい!」と声が出ていました。ただし、イメージした通りの焼き色に仕上がるのか、予想外の作品になるのか。焼き上がりがどうなるかは予想できても、一つとして同じものはできないのが焼き物です。




完成した作品は、後日仕上げを施して学校に届けられます。そのころにはすっかり学校生活にも慣れ、今よりもさらに中学生らしくなっていることでしょう。手元に自分だけの丹波焼が届いたときに、この3日間のことを思い出し、初心に帰ってみるのもよいかもしれません。





お祈りも覚え、いよいよ本格的な学院生活に向けた準備が完了しました。仲間との距離がぐっと近づいた3日間。これ以上ないスタートになったと感じています。仁川学院生としての第一歩をしっかりと踏み出せた65回生の今後に期待したいと思います。
このオリエンテーションを通じお世話になった関係各所の皆様、また限られた日数の中でお子様のオリエンテーションのご準備をいただいた保護者の皆様、心より感謝申し上げます。