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【高1・2】探究発表会を行いました
3月10日(火)、本日、本校のコルベ講堂および各教室にて、1年間の学びの集大成である「探究発表会」を開催いたしました。
本会は、生徒たちが様々な問いに対し、情報収集・分析・検証を繰り返してきた成果を広く発信する機会です。当日の会場は終始、真剣な熱気に包まれました。
カルティベーションコース:社会課題に応える「実践型探究」
コルベ講堂では、カルティベーションコース(1年・2年)による選抜グループのプレゼンテーションが行われました。
【高1:商品開発プログラム】
各企業から提示された課題(ミッション)に対し、独自の解決策を商品案として提案しました。単なるアイデア出しに留まらず、「課題発見力」「協働力」「論理力」を駆使し、市場のニーズや実現可能性を考慮した発表が続きました。
【高1グランプリ】6組7班 連携企業:株式会社魚国総本社






【高2:企業探究プログラム】
各企業のミッションに挑んだ2年生は、さらに踏み込んだ「新しい価値の創造」を目指しました。既存の常識に捉われない独創性と、聞く者の心を動かし、説得力のあるプレゼンテーション技術を競い、代表8グループが登壇。特別審査員からの鋭い質疑にも、自分たちの言葉で堂々と回答する姿に、大きな成長が感じられました。
【厳正審査と多角的評価】
本発表会では、生徒全員による審査・教員による審査に加え、連携企業のご担当者や大学関係の方々からなる「特別審査員」による多角的な評価を行いました。
- パフォーマンス評価: 課題設定の深さ、アイデアの独創性、論理的構成力
- プロセス評価: 主体的なマインド、協働的な姿勢、自己理解の深化
これらとルーブリック評価に基づき、グランプリ・準グランプリを決定しました。
【準グランプリ】7組 チーム名:チクマブランド 連携企業:株式会社チクマ
【グランプリ】8組 チーム名:ホンマニホンダ 連携企業:株式会社ホンダモビリティ近畿












■ アカデミアコース:専門機関と連携した「学術的探究」
アカデミアコースでは、大学や企業と連携したさまざまなテーマの探究発表を行いました。
3学期に、高校1年生は同志社女子大学看護学部と連携した「生体リズムと睡眠」がテーマの探究、または2学期に行った探究を深化する地域とつながる社会課題解決探究を行いました。高校2年生は東京農業大学国際食料情報学部と連携した「発展途上国におけるソーシャルビジネスの提案」、および数学Bの授業で行った統計的な推測の探究を行いました。その成果を高校1年生と2年生が交流して発表および質疑応答を行いました。
質疑応答では、1・2年生が互いの探究に真剣に向き合い、学年を超えた鋭い問いが次々と飛び交いました。「もっと別の解決策があるのではないか」「得られた結果は自分の感覚と合致しているのか」——発表者も聴衆も一体となって思考を深めるその場は、単なる成果報告にとどまらない、本物の学びの時間となりました。
【主な連携先と研究タイトル(抜粋)】
- 同志社女子大学:「夜のスマホ術」「ソーシャルジェットラグをなくそう」
- 東京農業大学:「ベトナム貧困地域の乳幼児栄養問題への取り組み」「インドの乾燥に対応した作物栽培」
- 社会課題解決:「にゃんの未来-猫の殺処分を減らすために-」(兵庫県動物愛護センター)、「視覚障碍の理解」(西宮市社会福祉協議会)、「フードロスから変わる社会」(コープこうべ)
- 数学B 統計的な推測:「100年に一度の豪雨は来るのかどうか」「超能力者の見つけ方」「選挙の出口調査について」






■ 学習&進路相談交流会
発表会後には、高校2年生の代表者による「学習&進路相談交流会」を実施しました。
先輩から後輩へ、部活動と学業の両立や、探究活動で直面した困難をどう乗り越えたかといった経験談が共有されました。学年を超えた対話は、次年度の活動に向けた力強いバトンタッチとなりました。
■ おわりに
本日ご来校いただきました皆様に、改めて感謝申し上げます。
また、審査員を務めていただきました株式会社トリガー 橋本竜平様をはじめ、桜美林大学 今村亮様、立命館宇治高校 酒井淳平様、各連携機関の皆様に厚く御礼申し上げます。
生徒たちが本日得たフィードバックは、今後の進路選択や社会での活躍に向けた大きな糧となるはずです。仁川学院はこれからも、答えのない問いに立ち向かう生徒たちとともに探究活動を続けてまいります。