クラブ活動

カトリック研究同好会 高山右近列福式

2017.02.07

カトリック研究同好会 高山右近列福式

2月7日(火)大阪城ホールにて行われた高山右近列福式に、カトリック研究同好会のメンバー11人で参加しました。

列福式とは、カトリック教会において特別な徳と聖性を認められた者「福者」の称号を与えられる非常に重要な儀式です。

日本では、日本26聖人殉教者、ペトロ岐部と187殉教者に続いて3件目の式となります。

DSC_0619

この式のために近畿カトリック学校が合同で聖歌隊を結成したのですが、そこに仁川学院の代表として参加することとなりました。

列福式とは何か、高山右近とはどんな人物なのかもわからないところからスタートし、また難しいミサ曲に悪戦苦闘しながらの準備で迎えた式でしたが、当日はそのスケールの大きさ、その意味の大きさに圧倒されながら、感動のうちにこの式を終えることができました。他の学校の聖歌隊と合同で参加し、様々な歌を共に作り上げていくことができたことは、非常に大きな経験になったことと思います。

DSC_0603

 

DSC_0616

右近は、キリシタン大名として有名ですが、彼の生きた時代において、その信念を貫くことは並大抵のことではありませんでした。自分の身分や地位、名誉にこだわらず、命を賭してでも神への信仰と自分の信念を全うするその生き方、小さき者と共に生き、施しを行うその愛の姿勢は、現代を生きる私たちにも訴えかけてくるものがあるように思います。そんな彼の功徳が認められ、公に列福という形で承認されるその式に、生徒と共に参加できたことは、本当に幸せなことでした。生徒たちも、この式から多くのことを感じてくれたように思います。ここで得た大きな恵みを糧に、これからの活動に励んでくれたらと思います。

DSC_0620