11月３日(月・祝)に、令和７年度阪神中学校新人大会兼第47回　剣道競技大会が西宮市立体育館にて行われました。
　前回の市新人戦にて個人戦 ベスト４となった２年生 松尾さんのみが参加することとなりましたが、10月12日(日)に行われた、阪神新人戦に出場できた中学校のみが参加できる西宮練成会や先週10月25日(土)の部内戦 仁川カップ、そして前日11月２日(日)の阪神頑張ろう練成会にて、著しい戦果を挙げた後輩剣士の活躍もあり、仁川学院 剣道部全体として盛り上がっている日頃となっております。
　そんな頼もしい仲間たちと、今回のために駆け付けてくれた高校生の先輩剣士の応援を背に受けながら立ち向かう阪神新人戦となりました。事前練習では共に市新人戦を戦った戦友 ２年生 西田さんと共に稽古を行い、万全の状態で試合に臨みました。

　シード権を得ていた松尾さんは２回戦からの参加となりました。序盤から自分の得意な展開に持ち込み、３回戦へ進出しました。３回戦は県新人戦への出場がかかった大事な一戦であり、同じくシード権を得て勝ち進めてきた剣豪との激闘となりました。試合が拮抗し、２度の延長戦を迎えた最後は相面の形になりましたが相手の１本となり、惜しくも松尾さんの敗退となってしまいました。しかし相対した剣士はその後順調に駒を進めている様子から、県新人戦出場は逃しましたがこれほどの剣客相手にここまで戦えた松尾さんの剣は凄まじかったと言えます。

最後のミーティングで松尾さんは共に稽古をしている仲間と、応援してくださった保護者に感謝の意を伝えると同時に次こそは絶対に勝つと、負けん気をもってミーテイングは締められました。