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剣道部

【剣道部】第12回 仁川カップ(部内戦)がありました

2025.08.04
中・高

 8月2日(土)に部内戦「仁川カップ」が行われました。

平日の午前中は、講座に参加したり剣道部内で自習に励んだり、午後には、木刀で形の稽古・防具をつけての稽古を行ったりと、夏休みをここまで上手く過ごせているようです。

その夏休みも始まって早2週間となりますが、剣士たちは規則正しい生活を続けており、万全の状態でお盆休み前の恒例イベント「仁川カップ」に臨みました。

今回の仁川カップは中高男女混合で、経験者の部と初心者の部に分かれて行われました。

また、本校卒業生も駆けつけ、後輩たちのために審判を務めてくれました。

前回は防具なしで、正しい礼法と声の大きさで判定をする試合を行った初心者たちも、今回は一人の剣士として防具を身に纏い、公式戦のルールにてトーナメント戦に赴きました。ですから、これは彼ら・彼女らの剣士としての初陣ということとなります。先輩や同級生の応援を背に入場し、覚束ない足取りで、不慣れながらも試合に臨みました。しかし気迫は確かに「剣士」そのもので、今までに培った技術を何とか活かそうと、必死さが見えました。そんな初心者たちの姿勢に応えるべく、経験者たちも一心に応援します。

初心者の部のあと、経験者の部の予選リーグ戦が行われました。普段の仁川カップでは高校生男子の部・高校生女子及び中学生の部に分かれていましたが、今回は混合で戦います。体格・筋量の差で高校男子が優勢になるかと思えば全く関係なく、むしろ中学生剣士がベテラン高校生剣士を接戦の末に討ち取るという、大金星をあげました。

決勝リーグ戦はそれぞれの予選を勝ち抜いた猛者たちの激突となりました。必見すべきは、去年まで共に仁川学院中にて中学総体を駆け抜けた中高先輩後輩対決で、かつてのチームメイト同士・中学と高校それぞれの土俵で磨き上げた互いの剣が、譲れない思いが激しくぶつかり合いました。

大会結果としては、前回までの高校生女子・中学生の部で六連覇となっていた高校生女子2年生が圧巻の優勝です。初心者の部では、経験者と全く遜色ないレベルの怒涛の攻めで圧倒した高校生男子1年生が優勝を飾り、また、惜しくも予選突破とはなりませんでしたが誰よりもガッツ溢れる剣技・声量を魅せた高校生女子1年生がMVPを受賞しました。

閉会式のあと、卒業生たちと稽古が行われました。大学生や社会人の剣から直々に学ぶことにより、先ほど行われた部内戦の時よりも更なる成長が期待されます。

お盆明けの県民大会に備え、剣士たちの修行はまだまだ続きます。