国際交流
【海外研修】2026 AUSTRALIA Pt.3
オーストラリア研修もいよいよ中盤。この3日間は、生徒たちにとって今回の研修のハイライトとも言えるファームステイを体験しました。
ブリズベンを出発し、バスで約1時間半。街並みを離れ、広大な牧草地や緑豊かな景色が広がる、本物のオーストラリアの田舎へ向かいました。集合場所では、それぞれのホストファミリーが温かく迎えてくださり、生徒たちは3〜4人ずつのグループに分かれて、それぞれの家庭へと出発しました。
滞在先は、酪農や畜産を営むファームから、商業目的ではなく自給自足を中心としたファームまでさまざま。そこでは馬や牛、羊、ニワトリ、豚、ヤギなど、多くの動物たちが暮らしていました。




生徒たちは動物への餌やりや卵集め、畑仕事、農場の日常作業などをホストファミリーと一緒に体験しました。また、カンガルーや色鮮やかな野鳥、コアラなど、オーストラリアならではの野生動物に出会えた生徒も多く、自然の豊かさを肌で感じることができました。中にはブーメラン投げに挑戦したグループもあり、オーストラリアならではの文化にも触れる機会となりました。
毎日の食事はホストファミリーと囲み、英語で会話を楽しみながら過ごしました。ホストファミリーの子どもたちと遊んだり、一緒に時間を過ごしたりする中で、教室では学べない「伝えたい」という気持ちから生まれるコミュニケーションを数多く経験しました。




夜には、焚き火を囲んでマシュマロを焼いたり、バーベキューで夕食を作ったりと、それぞれの家庭ならではの特別な時間も過ごしました。そして何より、生徒たちの心に深く残ったのは、街の明かりが一切届かない大自然の中で見上げた満天の星空です。その静けさ、澄んだ空気、虫や鳥の声、土や草木の香り――五感すべてで感じたオーストラリアの自然は、一生忘れることのできない思い出になったことでしょう。
今回のファームステイは、単に農作業を体験するプログラムではありませんでした。便利で忙しい日常とは異なる、自然と共に暮らし、人とのつながりを大切にするライフスタイルを実際に体験する貴重な機会となりました。限られた水を大切に使うための短時間のシャワーや、日の出とともに始まる生活に合わせた早寝早起きなど、ファームでの暮らしならではのルールにも触れ、生徒たちは自然のリズムに寄り添う生活を体感しました。普段当たり前だと思っている生活を見つめ直し、新しい価値観に出会えた3日間でもありました。




最終日のお別れでは、笑顔と涙があふれ、何度もハグを交わし、「また来年会おう」「これからも連絡を取り合おう」と約束する姿があちこちで見られました。たった3日間とは思えないほど深い絆が生まれ、生徒たちはホストファミリーとの出会いを胸に、研修の次のプログラムへと向かいました。
異なる文化や価値観に触れ、人とのつながりや自然の豊かさを実感したこの経験は、生徒たちにとって一生の財産となることでしょう。

