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研修旅行

【高校】高2 東北・北海道研修旅行 5日目

2025.12.12
東・北研

12月11日(木)、国内研修旅行5日目の朝、最終日となりました。本日は札幌に移動するため、朝食後は速やかに荷造りを行い、ニセコを出発しました。

札幌に着くと集合場所であり、避難場所でもあるさっぽろテレビ塔を確認してから、生徒たちは思い思いに札幌観光を楽しみました。本日は大雪で前が見えなくなるほどでしたが、生徒たちは札幌市内を観光し、海鮮丼や味噌ラーメンなどのご馳走を楽しみました。

札幌を後にし、新千歳空港から飛行機で伊丹空港へ向かいました。新千歳空港に着き、速やかに手続きを済ませ、スムーズに出発…とはならず、大雪等による遅延が生じてしまいました。予定の帰着時間より遅れてしまうため、生徒たちは夜食などを購入しました。

大雪による欠航の恐れもありましたが、しばらくして搭乗手続きがあり、離陸の順番待ちを経て無事に飛行機に乗ることができ、北海道から飛び立ちました。予定より遅くなってしまいましたが、無事に兵庫の地に戻ることができました。

解団式では、まず団長である校長先生が「今回の経験をどうか、忘れないでください」との言葉がありました。次に添乗員さんが「こんな旅行は今までになかったです。ずっと忘れることのない旅行です」と述べられ、最後に生徒代表が「今回の旅行を企画していただいた旅行社さまに感謝しております。イベントが中止になったりしてショックだった研修旅行でしたが、地震のときに先生方の避難誘導に僕たちは助けられました。ありがとうございました。今回の研修旅行での経験を良い意味で、これからに活かしていきたいです」と感謝の言葉を述べました。それぞれの思いが語られ、解団式は閉会となりました。

今回の国内研修旅行は一筋縄ではいかず、予定変更やアクシデントに見舞われた、大変な旅行となりました。楽しいこともあったと同時に、不安を抱えたまま過ごした日々でもあったことでしょう。震災教育で学んだことがまさか翌日に活かすことになろうとは、誰が予想したでしょうか。しかし、生徒たちみなさんはそのような状況でも冷静に、そして仲間を思いやりながら、励まし合いながら避難することができました。これはまさに「和と善」を大事にしてきたみなさんだからこそできた行動でした。

来年は2年生は3年生となり、受験で様々な苦難があることでしょう。しかし、みなさんには友達を、仲間を思いやる心があります。今回の研修旅行と同じように、助け合えるみなさんならきっと受験を乗り越えることができます。今回の研修旅行でより一層深まった絆を、これまでも、そしてこれからも大切にしてください。