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未来予想図
6月12日(金)の5・6時間目、本校の卒業生が母校に戻り、6年生に向けて特別授業を行う「未来予想図」を実施しました。子どもたちは先輩の話に熱心に耳を傾け、充実した時間を過ごすことができました。
6年1組 冨田侑里先生(41回生)京都博愛会病院 消化器内科医長
授業は、冨田先生ご自身の卒業アルバムの紹介から始まりました。現在も小学校で勤務されている先生方の若い頃の写真も登場し、教室は大いに盛り上がりました。
1時間目は、消化器内科の仕事やがん治療についてお話しいただきました。日本では海外と比べて予防医療への取組がまだ十分ではないことや、早期発見に活躍するAI技術、さらには内視鏡を用いた実際の治療の様子など、普段の学校生活ではなかなか触れることのできない専門的な内容を分かりやすく教えていただきました。
2時間目は体験活動でした。1時間目に紹介していただいた内視鏡手術を、実際の医療機器を使って体験させていただきました。映像で見ていた機器を自分の手で操作することで、その難しさや繊細さを実感するとともに、消化器内科の仕事をより身近に感じることができた貴重な時間となりました。
また、高校3年生で医学の道を志したという冨田先生から、「夢はいくつあってもいい。途中で変わってもいい。」というお話もしていただきました。この言葉は、これから自分の夢や進路について考えていく子どもたちの心に深く響いたことと思います。




6年2組 宮内芳維先生(47回生)ワンストラクション株式会社 共同創業者 兼 Chief Construction Officer
宮内先生は「橋づくりから考える、未来のまちと仕事」をテーマに授業を行ってくださいました。まず自己紹介では、小学生のころに阪急電車が大好きで、家でじっとしていることが苦手だったというエピソードを紹介。「好きなことや、わくわくする気持ちが自分の力になる」と語りかける姿に、子どもたちは自然と前のめりになっていました。橋や道路が壊れると人の生活が止まり、命にもかかわるという話では、実際の地震で崩壊した高速道路の写真が映し出され、インフラを守ることの大切さが教室に静かに伝わりました。大学時代にブリッジコンテストに挑戦し、チームで橋を設計・製作して国際大会で入賞した経験も紹介され、「チームで取り組むおもしろさ」が生き生きと語られました。現在の仕事では、本物の橋の3Dデータと、子どもたちになじみ深いマインクラフトの画像を並べながら、建設現場をデジタル技術で変えていく取り組みをわかりやすく説明。橋台一つの重さを三択クイズで出題すると、教室は「え、そんなに重いの!?」という驚きの声で盛り上がりました。
授業の後半はチームに分かれたワークショップ。「みんなが行きたくなる橋」「みんなを守る強い橋」「みんなが使いやすい橋」の三つのミッションから一つを選び、「まちの声」カードと「アイデア」カードを組み合わせながら、未来の橋をデザインしました。光・音楽・ロボット・ファンタジーといったアイデアカードを手に、子どもたちは目を輝かせながら意見を出し合い、橋の名前やテーマ、すごいところをまとめました。各チームの発表では、橋のアイデア(海に入れる橋やジェットコースター、遊園地付、ベルトコンベアーなど)が次々と披露され、個性あふれる内容に盛り上がりました。
授業の最後に宮内先生が伝えてくださったメッセージは、「わくわくは自分の力になる」「志をともにする仲間と進めば、もっと遠くへいける」という二つの言葉。子どもたちの心に、未来へのヒントがしっかりと刻まれた時間となりました。



