仁川学院中学・
高等学校

ニュース 記事一覧

2022.03.02 ニュース
【中学】学年末考査目前 計画を立てよう

早いもので、1年生は仁川学院中学校に入学して、もうすぐ1年が経とうとしています。

目前に迫った学年末考査の対策として、2週間にわたって学習計画を立てています。

小学校のころのテストとは違い、中学の定期考査は範囲が広く、問題の量も多くなります。学年末考査は全部で10教科もありますから、綿密な計画が必要です。

考査10日前から計画を立て始め、考査の時間割が発表されたらそれに合わせて改良しました。

仁川学院では、iPadのアプリ「Classi」に毎日の学習記録(起床時間・就寝時間や学習時間、振り返りなど)を入力しています。自分の学習した足跡が残りますから、計画通りに実行できたかを確認することもできます。

各自、自分の立てた計画に沿って学習を進めます。

わからないところは、積極的に教科の先生に質問しました。

自分たちでテスト問題を作ることで、学習内容を正確に理解できるようになります。また、iPadのアプリ「ロイロノート」で、作成した問題をお互いに送り合うことでさらに学習がはかどります。

2年生も3年生もオリジナルの計画を立て学年末考査の準備をしています。

特に3年生は中学生としての最後の定期考査ですので、毎日放課後に職員室前でテスト勉強をしている生徒もいます。

どの学年も1年間の総まとめの学年末考査で、これまでの学習の成果が発揮できますように。

2022.02.26 ニュース
【中学】アカデミアコース 探究発表会

「探究」の授業は高校の教育課程に入っていますが、仁川学院のアカデミアコースでは中学校でも探究の授業を導入しています。

1年間を前半と後半の2回に分け、前半は「水」をテーマに武庫川で探究活動をしました。そこで、探究の基本的な知識や方法を身につけました。

後半は、自分たちの興味に基づいてテーマを決めるところから始めました。

その結果、挙がったテーマは次のとおりです。

1.環境に優しい家づくり《建築》

2.食物アレルギー《医療》

3.関西弁 SNSと対面の会話の違い《言語》

4.親友に求めるもの《心理》

5.宿題は必要?《社会》

6.音楽と心理学の関係性《音楽》

班は、1年生から3年生まで、学年を超えた混合班での活動です。上級生がリードしながらも、下級生も積極的に意見を出し合い、今日の発表を迎えました。

 

発表するだけでなく、他の班の発表を見て評価をつけます。また、発表の後は質疑応答が盛んに交わされました。他者を観ることで、自己の改善へとつながります。

探究の授業には教科書がありません。自分たちで課題を発見し、追究していく活動です。日々のいろんな教科の授業で培った知識や考え方を、フル活用して臨みます。

この1年の学びが次年度の探究へとさらに発展してつながっていくことでしょう。

2021.12.21 ニュース
【高校】甲南大学主催「リサーチフェスタ2021」に参加しました。

2021年12月19日、甲南大学主催の高大接続イベント「リサーチフェスタ2021」にアカデミアコース2年生の2名が参加しました。当日は、高校生と大学生を合わせ約400件の発表がなされ、発表、質疑応答、審査がオンラインで行われました。

参加した2名は、それぞれ「令和新教育の提案」と「身体と生きる」というタイトルで発表を行いました。1人目は、休校をきっかけに学校の意義を再考した結果、これからの時代に必要であると思われることを学ぶ新科目を提案しました。2人目は、現代文の授業で学んだ身体論について考えを巡らせ、主に身体の所有権について独自の考えを展開しました。これらの研究は、アカデミアコースの探究学習において、約半年かけて準備されてきたものです。

約5分という短い時間を意識しながらの不慣れなオンラインでの発表でしたが、参加した2名は緊張しながらも堂々と取り組みました。質疑応答の際も、いただいた意見に深くうなずいたり、質問に対して丁寧に解説したりと、終始落ち着いた対応をしていました。

発表を終えて、自身の研究の足りないところに気づいたり、想定どおりにうまく発表できなかったことを悔やんだりと、この体験を通して多くを学ぶことができ、大変良い機会となりました。

2021.08.04 ニュース
【中学・高校】そうじセミナー(教員研修)を行いました

令和384日(水),(株)ダスキン主催「教員対象 そうじセミナー」を校内で実施しました。

研修は,学院の幼小中高の教員が多数参加し,午前中は学校掃除の基礎講座と理想の教室掃除の実践を行いました。

 

  

 

午後からは「子どもたちの力を伸ばす掃除とは」というテーマでグループワークを行い,そうじによって子どもたちにどのような力をつけることができるのか,考えを共有し発表しました。

 

 

そうじの時間は,学校生活の中で年間3000分程度あります。そうじの時間が子どもたちにとって意義ある時間となるためにも,何気なくそうじを行う「作業」のような時間ではなく,そうじの必要性や手順を理解し,そうじを通じてこれからの社会を「生き抜く力」を身につけさせることの大切さを痛感しました。

これまでのそうじ指導のように,そうじに「美しさ」を求めるだけではなく,「衛生環境」としてふさわしいそうじになっているかの視点に立って,子どもたちとそうじの時間を過ごしていきたいと思いました。

本日,研修をしていただきましたダスキンのスタッフの皆さま,本当にありがとうございました。

2021.04.23 ニュース
【高校】2年生校外学習 事前学習を実施しました

高校2年生は、来る5月21日(金)、徳島県鳴門市にある「大塚国際美術館」を校外学習で訪れることになっています。この美術館は、古代壁画から現代絵画まで著名な西洋名画1000余点を陶板で再現し、世界の美術館に行かなくてもまとめて鑑賞することができる施設として知られています。

この校外学習の目的は、新しいクラスの親睦を深めることはもちろんですが、イタリアを含めた研修旅行も見すえて、知的好奇心を高めながら視野を広げていく事前学習の意味もあります。今回はそのまた事前学習として、4月15日(木)と22日(木)7校時のホームルーム2回を利用し、美術と世界史担当の教員の話を聞きました。

 

 

☆4月15日(木)

本日は美術担当からの話です。西洋美術の歴史と宗教画の歴史を絡めながら、「その絵画に描かれている人物」「聖書のどんな物語」「画家は聖書の場面をどのように表現しているのか」など鑑賞のポイントを聞くことができて、本番に向けての興味が高まりました。

 

  

  

 

 

☆4月22日(木)

本日は世界史担当からの話です。世界史の教科書をもとにしながら、絵画に描かれている題材の歴史的背景、その登場人物や画家のピソードなど、軽妙な語り口調からの興味深い話を聞くことができて、あっという間の有意義な時間を過ごすことができました。

  

  

 

 

新型コロナウイルス感染症の状況もありますが、ぜひ無事に校外学習当日を迎えたいものです。